思った事をただ書いただけ



私、47年も独身で生きてきたもんだから

束縛もない生活を過ごしてきて

自由を愛しすぎてます。

フットワーク軽過ぎ、

何も制限されてません。

所が今年、48歳になる事もあり

今後、母が他界したら

私は誰かと一緒に残りの人生を

過ごせるのだろうか?と

ちょっと疑問に思ってしまった。

一人になったらなったで、猫と過ごそう!

そうだ!あとは週末だけ来てくれる彼氏が

居ればいいか!!と思ってます。(マジ)



だけど、自分がこれから先、

中年を通り越し、80歳くらいになっても

今みたいな事を言っていられるのか?

その頃には世の中もまた変わっていて

もしかしたら私も「孤独死」について

暗い考えになっているのではないか?

・・と言う事を考えてしまったりします。

いつもいつもそんな事を考えている訳でも

ないのですが。



・・・と言う事って、別にアラフィフになったから

思うわけでもなく、こういう将来の

見えない不安って、実は20代(それよりも前?)からも

実は始まっていたんじゃないかな?って思ったりした。

女性の場合、生理前とかね。

でも、
男性にも「月に一度くらい、思いつめる時がある」と

数人のメンズから言われた事があるので

こういう「将来」への不安や思いって

人間をやっているなら誰でもあるんだな・・と言う所で

落ち着きました。


私も「良くない恋愛」をしていた20代の頃

結婚適齢期や出産適齢期の件で

悩んだりした。これはその年齢だから

悩める出来事だったんだね。

出産を控えた人も、そうじゃない私も。

40代の今、通り過ぎたら

もうどうって事ないんだもん。

29歳くらいに「このままシングルで

独身、子なしで過ごした場合

友達関係にも影響して、友達少なくなる」と

思った事がありました。

「40過ぎてもずっとOLやってたら

なんか、つまんないかも」と言う考えや、

「結婚して20年位経ったら、恋愛してた気持ちが

変化して家族愛みたいになるんだろうな。

その先にもう恋愛感情はないのか?」と言う考えが

頭を横切っておりました。

所が、時代のお蔭なのか

色んな人間関係のお蔭なのか

ネット情報がただ漏れしているお蔭なのか

40代になってから

真逆な考えになりました。



別に2021年現在

世の中が、独身女性にも冷たくない。

「出産をしないからダメ!」とも言われない。

あ〜・・でも、一度70代後半の

昔、お世話になった男性と再会して(職場の店内)

「ずっと独身なの?それって社会に

貢献してないじゃないか!」と言われました。真顔で。

「はい、そうですね、すみません」と言って以来

お客様として私の前に現れる事もないです。

そういう私らの親世代から見たら

きっと時代背景が「結婚して当たり前」なんですよね。

そんな事を思う度に、私は「昭和10〜20年代に

生まれてこなくて、ああ、良かった」と思うものでした。


それで、また話は反れるのですが

今日、2021年12月23日(木)、目覚めてテレビを見たら

BSプレミアムで
「阿部定事件」の事がやっていたんです。

知ってますか?昭和15年頃、亡くなった好きな男性の

男性器を切り落として、包んで肩身離さず持っていた女性。

定さんの人生が、やっていたんです。

これも再放送で松嶋奈々子が司会でやっていたやつ。

「エロ小説」などにされていたけど、定さんは「エロ」ではなく

「本当に好きな男性と心も体も繋がっていたかった」

「これで自分一人のモノになった」と言う話、聞いた事

ありますよね?

私も実は25年位前にその話を聞かされて

(杉本彩さんも映画でやったね。)


その純愛(エロス?)の部分に興味はあったのだが

今日、1時間テレビを見ていたら

定さんのすさまじい生き方が見れました。定さんは

少女時代に父親から娼婦として売られ、

色んな県で仕事をしていたらしい。(もう、この時点で涙。)

時代背景的に仕方ないのかな?

おしんの頃の時代と重なる部分もある。

そして、料亭で働く事になった時、そのオーナーの男性

既婚者と恋愛をし、
女性としての喜びを知ったと!!

お〜〜!いいねいいね!!もう、私はここで一人盛り上がり

(私はおっさんか!出来ればこっちの話をじっくり

聞きたいのだが。)


定さんに興味が湧いた。

どうやらPLAYの一環で首を絞め、亡くなったそうだけど

その後、「彼は私だけのもの!」って、お〇ん〇んを

ちょん切っちゃうんだよね。おお・・痛そう。

その後、新聞で取り上げられ、一躍有名人になってしまう定さん。

(この当時、2・26事件などがあり←うん、昔、教科書で見た。

その事件から目をそらす為に、定さんの話題にされたとか。)

6年刑務所に入るようになった。

その後、偽名で生きて、ストリッパーや娼婦の

仕事をしたり、結婚もしたみたい。

この定さんを演じる事になった女優さんや

定さんを知る人物などの話によると

今のような時代と違い、手に職があれば女性でも

やっていける時代ではない昭和時代。

結婚に頼らないと生きていけない女性」
みたいな事を

言ってました。

そうそう。
この時代って結婚していない人の方が

むしろ探し出すの難しかったんじゃないかな?

定さんは、結婚はしたけど阿部定と言う事がバレて

離婚。(離婚だってこの時代では生き難かっただろうね)

その後は「阿部定事件」を売りにしたホステスだったらしい。

常連客にお店を出してもらい、ママになったとも。

その後も、定さん60代の時に、若い男と付き合い

経済的な所を助けたりしたらしい。(切ないわ)

66歳の時(1971年)終息が分からなくなったんだって。

死亡説も流れたらしい。


定さんの生き方は、昭和時代には世間は

冷たそうだったけど、

女性の支援も多くかなり共感されたんだって。

この話を見て、私は今、2022年。

80年以上前の恋愛関係だって、

時代が違うだけで、やる事は同じ。←

ここは人間として生きている以上

体の仕組みはいつの時代を生きても

変わらないよね。

感情も、いつの時代に生まれても一緒。

人を思う気持ちも、相手が変わっても

恋してる時の思いは一緒。


一人が思う事は、みんな思う事と一緒。

にんげんだもの。←


だけど、時代背景はその時で変わって行く。

定さんが生きた時代、独身女性は

肩身が狭かったと思う。


特に「夜の女」って

言われたりしたんじゃないかな。

「娼婦」と言う仕事も、

正々堂々と名乗れる時代ではないと

(今もそうだと思うけど。)

解放的に生きれそうな今の時代に比べたら

かなり窮屈で、想像力を働かせても分からない部分も

あるんじゃないかな。

それでも、「いつまでも女」として

60代になっても女で居れた所に感動。


だってさ、今時の60代って綺麗な女性多いし

若く見えるけど、昭和の40年代よ!?

この時の60代って、今でいう80歳くらいじゃない?


ひとみばーちゃんみたいな歳でしょう?

・・と、独身女性の私としては

大変感動しました。

一人の人をそこまで深く愛せるのも凄い。

私は飽きっぽいから無理だな。目移りするな。

男性に上手く寄り掛かるのが上手のだろうか?

床上手と言うのもあるんだろうけど、やっぱり

先天的な色気と素質だろうか。

・・・と、言う事を考えていたら

本来、書こうと思っていたこのHPのネタ

だいぶ内容が変わってしまいました。


それで、ここまで書いて

私が最初に書いていた所を見て思ったのね、

「私は自由に行きてるけど

BBAになった時、面白くない人生を

過ごすようになっているのかな?」と

20代の頃思ったの。

だけど、20代の時に「このまま独女で

過ごしてたら、周りは子持ちだし

話が合わなくて遠退くな」と思ったけど

全然そんな事なかった!


むしろ、40代の今の方が気持ちもラク。

出産を焦る年頃の時、

私は結婚願望があったのかもしれない。

もう40歳近いから、「駆け込み婚」は今なら

出来るかも!と思った部分もあったんだな。

まあ、それが叶わなくて(それが正解!)

元カレにストーカーされてしまい警察沙汰になって

終わったけど。

今となっては、それがあって良かった。


みんなに「みかりん殺されるんじゃない?」と言われたけど

いや〜・・もう私、死に掛けたくないし

臨死体験はもういいよ・・。

・・って、その話じゃない!(笑)

私、元々世間離れしているくせに

結婚しないとおかしい?と言う世間体みたいなの

あったんですよ。でも、色々失恋繰り返して

「解放された」と思ったんですよ。

これが昭和の定さん生きてる時代に

私が生きていたら、生き地獄だったわ。

私はその時代に生きていたら

仕事何してたんだろう?


そう考えると、2022年を生きていて

「結婚に頼らないと生活できない」と言う事も

ないまま過ごせてる私は幸せ。

今の仕事に感謝だね。

だから仕事に貢献するよ〜。

体を駆使したり、肉体労働じゃないんだから

ラクだと思ってます。アタマは使うけど。

どの業界もそうだよね。頭は使うね。


要は、自分が「結婚や子育て」に向いてないのと

結婚に対していいイメージが出来ない事。

これが
最大の皆さんとの違い。

普通、いいイメージが出来ると思うの。

私の場合「たとえ結婚して、別れても

すぐに経済的になんとか出来る環境でいたい」と

ベースに思っている。


子育てをしたいと思えない自分には

この独身シングル、自由人、

でも首にならないように仕事をする。と言うのが

自分の体質に合っているのを

歳を重ねる度に思うのです。


40歳過ぎて、開放的(元々だけど)に

なったのは、自分の本質に合った生き方を

出来るようになったからかも。と思ってます。


自分の本質に合ったように

思うままに生きていると

自分と共感する人としか仲良くならないから

「(昔仲良かった)女友達が居なくなった」とも

あまり思いません。

必要な女友達はそこそこいます。

人の顔をうかがったり、必要以上に気を配って

疲れるのもイヤです。

自分の本性を出し過ぎて、相手のイヤな所も

歳を重ねれば重ねる程、目に付きます。

そこでケンカするのもイヤです。


程よい距離感で、腹六分で付き合って

敵だ!味方だ!と言うのにも巻き込まれないで

平和に過ごすのが好きです。


これから先、また歳を重ねて

自分の本質は変わらないでしょうね。

むしろ、本来の姿がどんどん表面化するって

言いません?

なんて書いていると、もうきりがなく

ますます、まとまりのない文章になるので

この辺りはまた何かの機械に!



それで、将来の事とか、見えない不安も

考えてもどれが実現するか分からない。

振り返った時に「楽しい事が一杯あった

40代」と思えるように過ごせればいいかなと

思ってます。


自分の体質に合った「楽しみ方」や

「嬉しい事」を数えると、どんどん

「ない!ない!足りない!」と思った事も

減って行って、今が満たされていると

未来も明るい気持ちで歩いて行ける!

そんな気がします。

いい時代に生まれて良かったね!

trfの歌にもあるけど


♪時代は貴方に委ねてる♪だね。

明るい2022年にしましょうね!