真夏におなかピーピー


夢(覚醒?)から醒めて、あのムカつく

ホクロ妖怪の顔を思い出すと


ますますハラが下る。

私はまたトイレに行く。

これで6回目の「フナッシー ブッシュ―」である。

もう、水としか言いようがない。

こんな時こそ水分を補給と言うが、

ポカリみたいなスポーツドリンクがない為

水に砂糖と塩を混ぜて飲んでみる。

美味しいとかマズイと言う表現よりも

喉が潤えばいい・・それだけで飲んでる。

唇に残る塩がしょっぱいわ。

この熱帯夜とも言われるモヤモヤした時期に

頭まであったかくなり過ぎて

腹下して、まともに眠れない!!

私は先ほどまで頭に乗せてた保冷剤が

もう液体化したので、新しいのとチェンジをする。

さっきより熱があるかも・・

そう思い熱を測ったら、37.8度あった。

これはちょっと不味いかも。

今日は仕事だけど、人員体制的に

私が休むとボスと休みをチェンジしないといけない。

こういう時、人が沢山いるお店はいいなあと思った。

私一人休んでも、店は回るもんね。

私は一応、緊急病院に行けるかどうか

救急車を呼べるかどうか、#7119に電話をした。



後は日記に書いた通り、

AM5:00に、緊急病院に行く事が出来た。

病院に着くと「熱のある人と、熱のない人の

入口」が分けられていた。

付添の母と、知らんぷりして私は「熱のない人」の

入口から入って行った。

ドアが開くと、熱をチェックする画面に遭遇。

ああ・・ここで37.5度の熱あるのバレル・・と思ったら

「36.7」と私は表示され、母と同じ体温。

やった!もしかしたら熱が下がった!?と思う。

所が、受付の所で体温計で

熱を測るように指示される。

そして、私の体温は「38.0」!!お〜う。

知らんぷりして熱なしの入り口から入ってきたの

バレてたじゃない。

「熱があるので、あちらから違う受付に

行ってください」と言われる。

もう、熱があると言うだけでバイバイキーン扱い。

車を運転している時は、自分が38度熱があると

思っていなかったので、平気だったが

38度ある!と分った瞬間に一気に具合が悪くなる。

だけど、これが普通に熱があるのなら

頭が痛いかもしれない、関節がイタイかもしれない。

所が私の場合、ゲリピーだったので

頭や関節にかまっていられない。

私としては、熱の事よりも

いつトイレに駆け込むか分からない。

一応、制服で来たけど下手したら

ゲリピーのまま仕事に行かないと

行けないかもしれない。

ハッキリ言って、
漏らすかもしれないレベル!!

こう思ってくると、どんどん不機嫌になってくる。


熱のある人の受付で、

状況について、取り付けられている電話で

話をする事になる。

熱がある私とは、先生は

直接会って話が出来ないらしく

「車で待機しててください。後で

ケータイに電話します」と言われる。

車で待機・・この時、私はトイレに行きたくなった。

受付で「トイレはこちらですか?」と聞いたら

「熱のある人には、外に簡易トイレが用意してます。

そちらでお願いします」と言われる。

病院内のトイレには入らないで欲しいそうです。

そうですか、はいはい。

ドアを開けて外に出ると、一つだけ電話ボックスくらいの

大きさの青い縦長のモノを発見。

それが「熱のある人専用のトイレ」らしい。

仕方なく、私はこの野外トイレのような場所を開けると

そこは
ボットン!!のトイレ。

洋式で座れるようになってるけど

とにかく汚い。座りたくもない。

水で流せないから仕方ないのかも

しれないけど、とにかく私と同じゲリピーの人が

使用したまま掃除されてない状態!!

こんな所で出来るか!ボケ!!


私は切れた。←

コロナ菌どうのよりも、もうこの小汚いトイレの方で

別な菌をもらいそうだわ!

まあ、私も十分バイバイキーンなんだろうけど

幸にも今の私は、ゲリピーの方ではなく

ふつうにおしっこがしたい状態だった。

私はトイレからすぐに出て、車に戻り

どこかコンビニのトイレを探す事にした。

病院からの電話がかかってきても

いいように母にスマホを預け

私は車を運転する。


所が、コンビニってどこにあるのだ?

前あったコンビニの場所はなくなってるし。

どこまで車を走らせたらいいのか分からない。

仕方なく、病院付近をグルグル回っていると

コインランドリー発見!

しかも「朝5時からスタート」と書いている。

おお!やった!ツイテル。

ここのトイレを貸してもらおう!

しかも私はその日から女の事情にもなってしまい

いつもならある生理痛も、ゲリピー&熱のお蔭で

全然痛くない!!

これは不幸中の幸いと言うのか

それとも私の体がマヒして分からないのか

まったく人間の体とは不思議である。

私は駐車場に車を止め、コインランドリーの

トイレを開ける。すると、しっかり鍵がかかっている。

・・・これは先客様が居るのではなく

ただ、スタッフが居ないからトイレを

空けていないと言う事だと思われる。

私はせっかく見つけたトイレが


このような形で入れないとは

夢にも思わなかったので

すごくガッカリした。



こういう時、男だったら良かったのに!!

立ちションが出来るではないか!男なら。

私だってしたい!(いや、なるな!)

だけど今回は「月に一度のお客様」も

来ている!!

野外で放尿シーンなど出来るか!!

私はまだ「ゲリピー」の方が

迫って来ないだけでも幸せだった。

でも、このハラが落ち着いているのも

正直な所、いつまでか分からない。

もしかしたら、模様してくるかもしれない。

ああ・・大人用の紙おむつでも用意して

おけば良かった!!


そうだ。もし今日、仕事になったら

アテントを買って行こう!

横漏れ、大丈夫か聞きたい。

私は再び車を走らせ、仕方なく病院の

駐車場に戻った。

すると、病院から電話が来た。


電話でのやり取りは

診察をしたワケではなく、

状況を聞かれた感じで終わった。

そして、「熱を下げる薬を処方します」と言われた。

私は
「??」だった。

腹が下って、ゲリピーなのを治したいのに


熱が下がってそれが解決するのか!?

私は素人だから分かりませんが!!

さらに「それで熱が下がらなければ


担当医がいる時間に来て下さい」と言われる。

若い男の先生みたいだし、

担当じゃないから分からないのか。と

私は解釈した。

そしてついでにトイレは他にないのか

聞いたら「そこにあるだけです」と言われた。

はいはい、もういいわ。

私はもうこの病院が

イヤになりましたね。



処方された薬は熱を下げるのみ。

トイレは仕方なくそこに入って

要は足しましたが、すご〜く不快でした。

自分が違う病気もらった気分になりましたね。



さらに。朝早いとは思ったけど

このゲリピー&発熱の件があるので

休みを変わって欲しいと上司に連絡しました。

私としては「了解しました。」と来るのを

期待していたのですが。

返ってきた返送は

「今日は健康診断の結果が悪くて

病院で精密検査なんだけど。

どうしてもっていうなら変わるよ」だった。

あの〜・・こういう時、即、変わってくれると思った

私はバカなんですね。

熱があると、会社来るなって


言われているんですけどね。うふ。

あ〜!もしかして

熱を下げる薬をもらえてたって事は

オカルト的に
「これを飲んで仕事に行っても大丈夫。

アテントをして出社してね」って事ね?

「了解しました。
熱が下がる薬もらったので

仕事に行きます。
予約も入ってましたよね

失礼しました」と連絡をした。

すると「いいよ、休み交代するから

ゆっくり休んで」とすぐに返事が来た。

予約入れていたとしたら、迷惑かけたね〜。



とりあえず、今日は後、どのくらい

トイレに行くのだろうか?

仕事に行かなくていいと言われて

安心した。変わってくれた上司に感謝。

だけど、熱が下がるだけで

ゲリピー治るのか!?


ちょっと不信に思えたので

私はこの病院には行かない事にした。


お昼まで寝て見て、

その後は専門の消化器科に行くことにする。

ただ、受け入れてくれるか電話しないと・・。