詐欺ショットって大事。


詐欺ショットがキツく感じるようになったのは

いつからだろうか。

別に私はにケータイの写真を撮ってばかり

いるわけでもないが、確かに画像の質の良さは

良いに越した事はない。


誰かが「写真でみるより、

実際に動いているのをみたら

きっともっとキレイな人だと思う」と言っていた。

(別に私の事ではない。)

しかし逆に「写真映りがいい人って、

実際はそうでもないよね」と言う意見もある。

う〜ん。私もどうかな?と思う。

そして「これ、本当に貴方なの?」と思う映りの人もいる。

写真もケータイに写る画像もデジカメも

一瞬の顔だから、どれも本当なのだろう。

しかし、私は今でも

自分の免許書の写真が許せない。

私は基本的に笑顔で映るのだ。

それを「歯を見せないで」と言われたら


口元で微笑むしかないだろう。

その微妙な微笑みが、顔の輪郭を歪ませ

私の心までひねくれさせた最悪ショットなのである。

私はこの写真を永遠の封印と

心に決めていたが、自分が不細工だと思う時に

励みとして見つめている事にしている。

人間、最悪ショットはこのような挫折の時に

必要必然である。

間違ってもプリクラをみてはいけない。


それにしても

何故、普通に人間界で見るには(←どこから来たの?)

普通に「若くみてる〜」とか「素敵〜」と思っても

思われても(←こう書かせてください)

写真に埋まった途端、魅力が半減に思える。

これは物ではなく、生身の肌に関してである。

まず、肌のタルミがイケナイのだ。(タルミのネタ多いね。)

「なに?それ。わかんな〜い♪」と言うお若い貴方の為に

改めて解説をさせてもらうと、

鏡を顔の下に置いてくだされ。

そこから自分の顔をごらんあれ。

どう?最悪でしょ?私に共感してみらえたね??

これって10年後の顔って言うでしょ?

プリクラはこの逆を取って

上向きで10歳若い顔になっているらしい。

この、下からみた顔のヨドミって言うんでしょうか?

タルミ。これが質のいいケータイで撮っても

ご立派に映っているんですねえ。悲しい事に。

午後に写メ撮ると落ち込めます。

なるべく窓際とか日差しがあたる場所で

(自販機の前もいいらしい←ギャル雑誌情報)

午前中に撮影会すると映えるみたいね。


私、セリーナ姫が遊びに来る時

毎回、姫と撮影会なのね。

だんだん大きくなってくる姫を抱っこして

ケータイに撮ってもらっているんだけど

こうしてみると姫はかわいいのに

私は「なんじゃこりゃ〜!?」って思うのです。

35歳年の離れた子供と一緒に写真を撮ると

子連れに見える。

私が産んだワケじゃないけど

十分親子に見える。

だけどワンショットで映るのだったら、

まだマトモに思える。(と、思いたい)

ワンショットは、自分しか映らないから

そのままのワールドで見える。

しかし、子供が一緒だと

自分と子供が枠に入るからワールドが変わる。


だが、一人で映っても

肌の修正をしたいと本気で思う。

写真の印象と実物の印象が違うのは

この様な乙女心があるからではないか。

また女は、とりあえず化粧が出来る。

化粧で、目を大きくして主張をしたり出来る。

髪型で、顔の輪郭も誤魔化せる。

そうそう、良く「雰囲気がカワイイ」って言う人は

顔力ではなく、この雰囲気作りである。


この雰囲気作りで悩んだパーツをカバー出来ないか?

私は顔の輪郭をなんとかしたい。

正確には頬の辺りの下がってきた皮膚である。

毎日画像撮って、肌の劣化などを観察しながら

どこをどう誤魔化そう?雰囲気で?と思ったりもしたが

増えた画像を見て、ショックが増すのなら

プリクラで詐欺ショットの方が

自分が平常心を保てると思った。


女は「今日、最悪」と思った瞬間に

最悪の顔になってしまう。

上がっている〜上がっている〜(年齢が?)と

思って生きていこうと思う。

肌が上がってる〜♪で、ある。