ひたすら踊る夜


フロアでは「涙のテイク ア チャンス」が流れていた。

懐かしの風見慎吾さんの曲だね。

そういえば、六本木マハラジャって、

火曜日に来ると、懐メロがかかるらしいね。

今日は水曜日。私達三人は

80年代の曲がメインの日に踊りに来た。

なので、ジュリアナはかからないから

扇子も持ってこなかった。

結果、それで良かった。扇子ひとつですら

荷物になるので。

(でも、普通の扇子は持ってきていた。

ディスコでは出さなかったけど。)

そうそう。入り口で「六本木マハラジャ」の

ロゴ入りのウチワをもらったよ。

(無料と書いてあった。)

記念になっていいね。



さて。フロアはとにかく今回は

踊り続ける事に専念する事にしたので

かかる曲が全て、知っていて良かった。

知らない曲がかかったら、テーブルに座って

ドリンク飲みたくなるけど

その場所がないので、もう踊るしかない。

席がある人は座っている。

踊っている人達はみんな笑顔。

お立ち台にも数名、上がっていた。

みんなボディコン系のキレイな人。

このような都会で見られているから

スタイルもいいんだろうね。

あ〜・・・私もお立ち台に上がりたいけど

もしかして「常連のお立ち台の場所」とか

決まってますか?


見ていると、仲良し二人組みたいな人達が中央で

踊っていて、さらに両サイドには1段高いお立ち台が

あったんだけど、

(この作りは前のディスコと同じみたいだね。)

そこは一人ずつ上っている。

ちょっと様子を見よう。

よそ者の、しかも地方の私が

お立ち台に上がっても

大丈夫なのか?


ユーロのパラパラが強いMリンは

お立ち台に上がらないかな?

一緒に上がらないかな?

そんな事を思いながら踊っているうちに

フロアは定番の曲が次々とかかり

仙台にいるのか東京にいるのか

分からなくなってきた。


「GET READY」や「RELAX」

「INTO THE NIGHT」など

共通の振付なんだなあと思って

踊っていたら、東京の踊りは微妙に違う?と

思う場面に遭遇。

それは「JIVE IN TO THE NIGHT」の

掛け声の所。

仙台のディスコの場合、「お〜〜!!」と

言うところが、歌詞の1フレーズが終わるごとに

掛け声がかかるのだが、

東京は、一か所かからなかった。

2番の曲も同様だった。

まあ、別にいいんだけど^^

あとは、見ていると東京のディスコの場合

ほぼ全ての曲に振付があるのかな?と言う印象。

ユーロだけじゃなくてね。

「ヴィーナス」のパラパラがあるの

私、知らなかったもの。

M人さんは、東京の振付の方を何曲か知っていて

それを仙台のディスコで披露しててくれたので

「YOU SPIN ME ROUND」も

私ら「東京の振付の方も覚えたよ。

あと、「YOU SPIN ME ROUND」の

芋ほりダンスって、どこも共通なんだね?

ただ、仙台の場合、輪になってるけど。

あ!あと「アン・ルイス」の「あゝ無情」の

♪キレイでしょ ヒューヒュー

♪フワフワと ヒューヒュー

♪いい女でしょ フワフワフワフワ♪は

一緒でした。

そんな感じでフロアに溶け込んでいるうちに

私も中央側のお立ち台に、上がりました。

ちょうど、誰も居なくなったし。

あと、フロアも混んできてぶつかりそうだから

一人で場所が広くなって助かる〜〜!


しかも、暑くなってきた。

Mリンにも「一緒に上がろう」と声を

かけたんだけど「いや、いいから!」と

断られてしまったよ。

そして、お立ち台で踊った私を

M人さんがスマホで撮影。

「動画撮ってるよ!」と声を掛けてくれたのだが

「ええ〜!それってダメなのでは?」と

踊りながら話す私。

その時は何も言われなかったんだけど

15秒の短い動画を撮ってもらえました。

(インスタにUPしないけど。)

ちなみにその時、

かかってた曲は「SEPTEMBER」

丁度今は、9月だしね。

お立ち台からみたフロアの様子は

照明が赤と緑と青で、キレイでした。


約1時間くらい踊った。

それでもまだPM9:00。

夜はまだまだなのね。

まだ踊っていてもいいな。楽しなってきた。

でも、ラストまでいるのはきついなあ。

本当ならテーブルに座ってドリンク飲みたい。

ちょっと座りたいけど無理か。

フロアじゃない付近の通路に

ちょっとした建物があるので

席のない私達はそこに立って休む。

7〜8名、同じような人達がいる。

席のある人達は、常連さんなのか?

なんかね、お誕生日らしくケーキが

運ばれていてね。その席の周辺に

20人位人が集まっていて

盛大に盛り上がっていたよ。

あとはVIP ROOMにも沢山人が

居るように見えた。



MリンとM人さんと、

ドリンクコーナーに向かった。

私は「レモンサワー」を頼んだ。

彼らはソフトドリンクだった。

三人で乾杯をした。

レモンサワーはレモンの輪切れが

可愛かった。

トイレにも行ってみたけど

キレイだったよ。

綿棒やコットンなどあり

女性向けの気配りを感じました。


その後も、またひたすら踊るのだけど

Mリンが「M人さんが帰る頃に

私らもホテルに帰らない?」と

言ってくれた。

ああ、それは助かる。

私はこの調子でラストまでいるのは

きついので、そこは助かった。



その後も、お立ち台で私も踊ったり

70年代のステップ系も流れて

「リライト マイ ファイヤー」は

みんな同じステップでした。

他にもステップ系が流れて

見よう見まねで踊った。

そして、ノリノリになってきたM人さんは

なんと!お立ち台に上がった〜〜!

私は思わずスマホでM人さんを撮影。

そして、1曲終わるころ、M人さんも

スタッフに「お立ち台は女性だけなんです」と

言われて、下りました。

ああ・・そうなんだ。やっぱりお立ち台って

女性専用なのか。


M人さんは、フロアにいたメンズに

声をかけらて、一緒に踊ったり盛り上がっていた。

さらに、PM10:30を過ぎた頃

常連さん達もが帰っていき、

フロアが少し涼しくなってきた。

クーラーが効いていたワケでは

なかったけど、私、今日薄紫色の

腕の部分がシースルーのボディコンで

丁度良かったかも。

一時、暑くなったけど

最初の予定の「背中丸出しボディコン」で

参戦しなくて良かったと思った。



その後、足を横に開き(ガニ股)

腰を曲げ、両手は腰にすると言うダンスが

始まった。

「インベーダー」みたいな動きのダンス。

確かにこの時、インベーダーっぽい曲になっていて

みんな横一列に並び、横に動いている。

私も最初は面白くてやってみたんだけど

だんだん、足も腰も疲れてきて←BBA

途中で止めた。これも東京のダンスなのか?

そして、M人さんも最終電車の時間が

迫ってきたとの事で、私らは三人で

帰る事にした。



ほぼ、写真が撮れない事もあり

久々に踊りに集中した気がした。

これが本来のディスコの楽しみ方

なのかな?

でも、お出かけしたら写真撮りたくなるけどね。

私があまり写真ばかり気にしすぎなのかな?

・・と言いながら、また3人で記念写真を撮る。

六本木の夜は、絶えず人と車が行き交っている。

「G」と書いてある車を発見。

「G」マークと言えば!布袋さん!でもあるのだが

思わず「グーグルの車?」と


私が言ったら、

「違うよ。あれはタクシーだよ」と

言われた。

な〜んだ。違うんだ。グーグルかと思った。

そういえば「G」マークのタクシー

沢山あるね、アプリで予約するやつ?

「そうそう。それだよ」とM人さん。

でも、こんなに流れてくるならすぐにタクシー

掴めるのでは?

「それが六本木だとアプリじゃないと

タクシー掴まらない!」だって。ほえ〜。

そうなんだ。じゃあ、流れてるタクシーは

みんな予約している人用なのね。

・・と話をしていたら、私達の目の前のメンズ3名が

スマホ見ながら「Gタクシー」を止めていた。

私、Gタクシーって1〜2回しか見た事ないよ。

しかもうちの近所じゃ、

電話したらすぐにタクシー来るよ。

仙台駅にも沢山あるから、すぐに乗れるよ。

わざわざ「Gタクシー」を呼ぶ!と言う発想が

地方の私にはなかった!!


流石都会!Gアプリを登録しないと

タクシーに乗れない事は分かった。

でも、ここでタクシーに乗る予定は

ないんですけどね。


M人さんは、「3番出口」から地下鉄で

帰るとの事。「こっちだよ」と言われたけど

OH!NO!今迄なら一緒の方向だったけど

ここは、六本木ですよ!!

「私達はホテルがこっちなので!」と言って

三人で「そうだ、仙台じゃなかった」と確認し合う。

「じゃあ、また!」と手を振り合った。


私は3時間、ほぼ休みなしで

ヒールで踊ったので(こんな事久々)

なんだか、右親指がちょっと痛い・・。

私、踊る時だけヒールで

後は東京歩く時は、ぺたんこ靴を

準備してきたので

明日はそのペタンコ靴で

帰ろうと思った。