部屋=自分の姿


「部屋自体は、その人の心を表わす」とは誰が言ったのでしょう。

部屋が散らかっている時、自分の気持ちも混沌としているのは

誰もが経験をしているのではないでしょうか。


今回、私が思うのは、「自分の部屋」についてです。

ピンクの壁になった「リアルみかりんの部屋」は、

朝日がピンクのカーテンに反射して、壁の明るさを強調。

とても明るく、幸せに包まれた気分で目が覚めます。

・・・ええ。勿論 休日は 昼過ぎに!

このピンクの部屋は、めちゃくちゃ私好み。とても居心地が良いので

穏やかな気分で過ごせます。


そして、改めて気づいたんですけど

自分の部屋の趣味って、そのままの自分を表わすんですね。


・・・と、言うのも、

10年くらい前の、私の部屋で撮った写真が出てきたんですね。

この写真に写っている自分を見て「あら。ちょっと違う」と思いました。

肌ツヤがいい、とか 若い!と言った事もありますが、

「服の趣味から 好みの男性、その時の価値観」が今と違うんです。

見てビックリしました。部屋に置いてあるモノも違う。

この時の環境、心境と言う全てが

この部屋のカラーに現れていたんです。それが写真となって

残っていたのです。



10年前の私の部屋。白い壁に、バラ柄のカーテン。コンポと、

当時あったエレキギターが黒かったせいか

なんとなくシック。そして
ブランドが欲しい時期だったんですね〜

ゴロゴロと買ったバッグが並んでいるわ、

使いもしない香水がディスプレイになって 束になっているわ、

あ〜・・なんだ?この部屋は〜!!
完全自己満足の部屋。

この一角に私と悪友が映っている写真。

どこか私の目はギラギラしている。

「・・・・こ〜ゆ〜価値観だったんだねえ」と

深いため息が出ました・・。あれも欲しい、これも欲しい。

貧欲だったんだね〜。

写真に写る自分の背景に注意だ。

これが
「私を取り囲む背景」=「周囲の状況」と変換できそうだ。


しかし。30歳過ぎた今、これが どうしても欲しい!と言うモノが

ないです。そしてピンクの部屋になってから

黒いモノが 姿を消しました。

コンポも壊れて、おNEWは白っぽいです。(もう数年経つけど。)

「ハクション大魔王」の、赤いツボ風の花瓶もあります。

クッションもピンクと赤。リボン付き。

全体的に、ロマンチックです。

ここで先日 友人と撮った写真は

穏やかな印象に映っています。



そう。私はこの、昔と今のショットを見て思ったのです。

自分の部屋のあり方って、そのまま自分を表わすんですね。

どんなモノがあるか?も そうですが

私が関心を持ったのは、どんな色を使っているか?です。


壁の色って、人体に与える影響が大きいと

聞いた事があります。

もしかしたら、私が毎日 楽しいのは

ピンクの壁だからでしょうか?

基本的にピンクは恋愛運が良くなるらしいのですが

私の場合、人間関係運に前より恵まれてきました。

自分を取り巻く環境が、良いと言う事は

嬉しい出来事も増えるわけで。

そんな日々の繰り返しが、私を楽しくさせるのでしょうね。


部屋にあるモノは、自分と相性の合う物だけ。

自分の成長と供に、部屋のインテリも変わってくる。

その時の価値観が、一つの空間に全部出てくるのですね。


20代前半の私に ピンクの部屋は

あまり魅力を感じなかったのでしょう。

それもそのはず。だって 背景にある物も違うもの。

欲しいモノも成長と供に変わる。

そう思います。


本当にこうして比較してみると、面白い。

私の前から姿を消したモノ、そして新たに取り入れられたモノ。

それを見ると「変わってないようだけど、変わった部分あるんだね」と

客観的に自分を見れますね。


余談ですが、私が買う本の種類も変わりました。

10年前には恋愛論だの、占い、人間関係の本が多かったのに対し

今は、風水や運気、夢を語っている本が多いです。

化粧品は、年齢を重ねる事に、美容液が増えます。


聞く曲は、相変わらず懐メロですけどね〜。

変わらない部分は、変わらない。

こうして自分が出来上がっていくんですね。



さて。貴方の部屋はどうですか?