プチ同窓会 その2


毎回顔を合せているメンバーなら

様々な人生の転換期を見る事も

あるでしょう。


でも、本当に何十年ぶりに再会すると

「いつのまにか、2児のパパ」

「いつのまにか、家を立てていた」と言う感じ。


その位時間が経っていて、

自分とは違った所で、

彼らは生きているんだなあ


同じ時間を過ごした昔の時間は

共有していた事が多かった。

だけど、離れてそれぞれの道を歩くと

お互いの人生が今、

こうなっていたと思う。




平成の1ケタの時に高校時代を

過ごした私らからみたら


今の現代のスマホが、

もう「ドラえもんの世界」。


スマホを中心にコミニュケーションが

取れている時代と違って

私らの場合は、バンドが好き!と言う

そこが中心に発展していった。

だから42歳の今、

5人で昔話をしながら

私がAさんとFさんと撮ったショットを

「共通の知り合い宮〇さん

送る!」と言った時

時代と時間が流れている・・と思った。

今現在知り合いになった人同士なら

スマホでの連絡先交換は

普通の事なのだ。

だけど、何もなかった時代に

知り合っていた私らが

スマホの会話をすると


お互いにあの時代の人が

スマホ・・・と言う感じを覚える。

「フェイスブックが」

「ラインが」と言っていると

20年位経っているんだなあと言う感じ。

そうなのね。

時間は確実に過ぎている。

私だってもう10代の顔してないし(笑)

だけど、「スマホが使いこなせない」

「SNSあまりしたくない」と言われると

うん。それは確実に

若者の発言ではないよね?

私らやっぱりアラフォーだ。と思う。


〜〜★〜★〜★〜★〜★〜★〜★〜〜


宮〇さんに画像送った〜!でも

既読になってない!」

30分後にラインをチェックした私。


宮〇、きっと見たくないんだよ」と

Aさん。うなずくFさん。


「その宮〇さんって、AとFの同級生?

それで、みかりんの仕事一緒の人?」

「そう。みんな繋がっているの」


「よし!じゃあその宮〇さんも家に呼べ!」

Nさんが言う。

Mちゃんも

「じゃあ、宮〇さんって私にとっては

高校時代の先輩って事ですよね?」

宮〇も呼ぼう!」

「呼ぼう呼ぼう!」みんな

大賛成!私は早速電話をしようとした。

すると、呼ばれるのを察したのか


宮〇さん

「画像ありがとう!楽しかった?

風邪を引いたみたいなので寝ます!」

そして、スタンプが押されている。。

「うそ〜〜!
宮〇さん私らが

呼ぼうと思ってたの分かったのかも!」

「そんなワケないでしょ!じゃあまた

次回呼ぼうよ」


宮〇さんお誘い中止。残念。


そして夜も更け、

私らの共通する人の話題。

今度は「高校から付き合って、


結婚した三〇さん夫婦

奥さんと言うのが、

私の当時仲良しのWちゃん。

5人ともみんな知っている人。

「よし!じゃあ三〇のライン

知っているから

一緒にWも呼べ〜!」

「わあ!Wちゃんに会うの久々」

「せっかくだからカラオケ屋に行きたい!」

「え・・でも、三〇さん夫婦ってお子さん

今、小学生だよ。この時間じゃもう

悪いよ」


そうなのよね。しかし

こう共通する人が束になってて

もらえると、有難いわ。

それに思ったのは、
三〇先輩

AさんやFさん達と今もしっかり

ラインで繋がっているんだなと言う事。

そして、いつでも会える仲なんだな。


私らは、バンド活動の部活で

そこをメインに


取り巻きで色んな人が

仲間だった。


一人「〇△◆さん」と言えば

そこから連想ゲームのように

次々と話が出てくる。

ふと、そんな昔の話をしていたら

私も思い出してきた。

(この件はまた別で書こう。

今ちょっと書いていたら

思った以上にそっちの話が

長くなってしまった。)


懐かしい名前が沢山出てくると

思い出になった、

プチ合宿を思い出した。

文化祭の前に、私らは

学校にお泊りで

一日中バンド練習会と

言うのがあった。

これがまた毎回楽しみ過ぎて!

その話は、私も

HPに前書いたんだけど


高校時代に

「文化祭を応援してるよ!」の

アピールだったと思われる、


お亡くなりになった先輩に

お会い出来た話をしようとしたら


「うわ〜〜〜!みかりん


そこから先は言うなあ〜〜〜」と

Aさん&Fさん。

変だなあ、その話当時

Aさんに言った記憶がある。

こういうオカルトの話も

しっかりと昔話にされるんだね。



〜〜★〜★〜★〜★〜★〜★〜★〜★〜〜


5時間、濃厚な時間を過ごして

次の日からまたいつもの生活に戻る。

昨夜の時間は夢のようだった。

まるで時間旅行したみたい。

いつも会う人ではなく、

久々に会う人と言うのは

タイムスリップ出来るマシーンみたい。


昨夜の余韻に浸りながら

BGMに、当時のバンドブームだった

BOOWYや、ブルーハーツ

J(S)Wを聴いたら

不思議な事が起きた!



毎度聴いていて、

自分の中では

全然懐メロになっていないBOOWYが

10代の気持ちのまま聴けた。

10代の感覚のまま聴けた。


また、山下久美子やゴーバンズの曲が

高校時代にコピーしてた先輩らの

音楽に錯覚して聴こえてきた。


なんて言うんでしょう

頭で考えるじゃなく

「感じる」と言う「感覚」。

また変な日本語使ってるわ私。

まあ、赤点だったしね(笑)


あの当時の

部活を基準に、取り巻く

バンド大好きメンバーの集まり。


何故か私の恋愛は

そこの輪にはなく(涙)

いつも違った所にあった。


私に他校の、

ギターの出来る彼氏が

出来て「山下久美子しよう!」と

誘ってくれた時、

「うちの学校の先輩の曲を

私が他でやっていいのかな」と

思ったりした。

その時の複雑な気分だった事も

曲を聴いて、気分を思い出したよ。

今となっては、スィートメモリーです。


42歳の今の私が思う事は

何か所も自分の居場所があるのは

いいなあと言う事。

学校をベースに、楽しい仲間

恋愛があって友情があって。

恋愛が何個もあるのがいいと

言うワケではないけど(笑)

なにかあった時に、

「その友情しかない!」とか

「そこのグループしかない!」じゃなく

何か所にも自分の居場所があると


楽しめる場所が増えるし

「そこがなくなったら終わり」みたいに

思わなくていいんじゃないかなと言う事。



居心地いい場所で

過ごせるのが一番ですね。