パワーストーンと私 「石ころ持っていたら運気が上がるって本当？」 「気休めなんじゃないの？」 私は友人N子がパワーストーンに凝っているのを見て そう思っていた。 N子の胸元には、鈍い青石のネックレス。 約２０年前、通信販売で入手した「願いの叶うラピス」であった。 N子にその効果はどうだ？と聞くと思わぬ答えが帰ってきた。 「みかりんが、ディスコに行く前の日とかに ラピスを付けた私と会うと、 ナンパされるみたいね」と言った。 なんじゃ〜それは〜？と思ったが 試しにラピスなしのN子と会って ディスコに行くと、ナンパされないらしい。（笑い） その事をN子は「私の運が吸い取られる」と言って笑っていたが 今、思うと間接的に私に出会い運でも 呼んでくれたのかと思う。何の収穫もなかったけど。 パワーストーンって気休めじゃないの？ それで運が良くなったら苦労しないわよ。 私はずっとそう思っていた。 だけど、何故か石に惹かれる時期が来た。 ３３歳の時に知り合いに「アメジスト」をもらった。 このアメジストは握りこぶし位の大きさで 友人ら５人と、私の母の分ももらった。 ただ飾っておいてみようと置いてた。 「アメジストは、その人の長所をずっと引き出してくれて 人間関係を良くしてくれるよ」 くれた人はそう言った。 これと言った変化も感じないまま 月日が流れ、ふとアメジストをみていみたら 紫色をしたアメジストが、なんと変色！ それもあまりキレイと言えない緑色に。 緑色と言うより、ドブの水のような色。 私のファースト★パワーストーンは 紫色とドブ色の2色使いになった。 なにこれ？どうして？もらった時は キレイな紫色だったのに。 専門の人に相談したら 「何か吸収してくれたんだね。」との事。 その何かは分からないけど、私の身に起こる事を 身代わりになってくれたような感じだ。 私はその時、一緒にアメジストをもらった母のも みせてもらった。母のも少しドブ色はあるが どちらかと言うと、真っ白になっている。 もう本当に「真っ白な紙」みたいな白。 きゃ〜！なに？これはなに？ これって、石が何か母を守ってくれたの？ 専門の人に相談したら 「アメジストは、根元の方が白いのもあるから その石がたまたまその部分の石で、 持っているうちに表面化しただけだから大丈夫」 でも、さすがに専門の人でも アメジストって、白にはなるけど このような緑にはあまり変色しないと言った。 私は、このアメジストの現象をみて 石が生きている！と思い、運気が上がるとか 願いが叶うと言うのも関心はあるが まず、なぜ石がこう変化していくのか 日に日に興味が沸いてきた。 ３３歳の時に買ったパワーストーン。 私は水晶に心が惹かれた。 接待に疲れていた。 接客業のくせに、こんな事を言っては いけないかもしれないが！！ 人の集団、数人の束の 人の気がクラっと来る日がある。 話に付き合っていて、その気をそのままもらって マイナスになるとドーンと自分が暗くなる。 若くないからかもしれない。 疲れているのかもしれない。 あと、ついでに言うと夜２０時を過ぎて 人と接客していると長い！！ （どうでもいいが、愚痴が多い！ごめんよ！） そんな思いから私は エネルギーが欲しいと思ってた。 その時、ふと出会ったのが 水水しい水の結晶のような水晶だった。 この水晶は、私の気持ちを安定させた。 身につけていると、安心する。 そして気がつくと、私に声をかけてくるお客さんは 何故かパワーストーンを身につけている人が多い。 「話が通じるかもしれない」と思う。 所で、このパワーストーン。 浄化するのに、水晶の欠片が束になった物で 一晩くらい充電させると言いと教えられる。 試しに浄化用セットを買った。 身近に浄化してあげたい仲間がいたので 声をかけ、彼女らのパワーストーンを借りた。 私と同じ水晶を身につけている彼女のブレスは なんだかちょっと水晶が黄ばんでみえた。 え？なにこれ。これも変色？ ラリマーと言う水色の石（高額）の石で 作っている人のブレスも 水色の所が、ちょっと黄色になった部分を発見。 きゃ〜〜！！石・・・石・・・石ころが 生きてる〜〜〜！！ 自分の水晶は、確かに元気ない日は ちょっと黄色っぽく見えたりしたが だいたいは、プルプルしてみえる。 私は水の結晶が透き通っていて好きだ。 私の水晶のブレスは、クラッシュ入りになっているのと 透き通っておるのがある。 どうやらクラッシュ入りの水晶が 色んな事を吸収してくれているらしい。 言われてみると、持ち始めた頃から比べて ヒビが沢山入っている。 何かを吸収してくれたサインらしい。 なんだかこのように 暇で、パワーストーンの変化を 観察していると しっかりとネタになってしまう。 私を怪しい女と思わないでね。 思ったらここまで読んでないか（笑） でも！本当にこの石達って 生き物なんだなあと思えて仕方ない。 この話は日に日にネタが集まり また次回へ持ち越す事を ここに記しておこうと思う。