私の不思議な体験


夏だからか?

「不思議な現象だ!」と思う事がある。

別にオバケを見たとか、金縛りにあったと言う内容ではない。

でも、近いかな。ちょっとオカルトチックよ。

これから言う事は私が勝手に

そう感じているだけなので

「そんな事もあるのね〜」って感じで付き合ってね。


不思議体験は、

にゃんにゃんに会えたストーリー。

20年近く生きたにゃんにゃん。今は天国。

私は自分がすごく猫が好きだと思っていた。

だけど、私が飼っていた猫だけが好きだった。

ペットロスになったと思い、次も猫が欲しくなると

思ったけど、全然猫を欲しいと思わないでいる。

自分に懐く猫だけが好きだと気づいた。

これは姪っ子にも言える。

私はセリーナ姫がかわいいと思っている。

何故なら会うと必ず私のご機嫌を取るからである。

まだ1歳児のくせになかなか出来た子供である。

セリーナ姫よ、そのまま私のご機嫌を取って

大人になるが良い。いい事が待っているぞ。

話は反れたが、

私の不思議体験が

猫と姪っ子が好きと言う事ではない。

これは別に怪奇現象ではない。

話を元に戻そう。

改めて言う。

これから書く事は

私のにゃんにゃんストーリーの件だ。

私はにゃんにゃんの火葬場には行きたくないのだ。

何故なら、あの夜天国へ行ってしまった

最期のにゃんにゃんの顔を

思い出して泣きたくなるからである。

ペットを亡くした友達らと

猫のお墓が共通なので、みんなでお墓参りをした。

その時も


泣きたくて泣きたくて仕方なかった。

「ここにお墓参りに来る度、思うんです。

きっと、犬達はみんなで天国で遊んでいて

飼い主がお墓参りに来ると、アナウンスで


○○ちゃん、飼い主の▲▽さんが来てますよって

呼び出してくれるんだ〜って。


そう言われると、本当にそう思えてくる。

その日の夜に不思議な事が起こった。

真夜中で、私は寝ているのだが

枕元で、ペタペタと歩く音がする。

にゃんにゃんだ!私は思った。

お墓参りに行ったから来てくれたの?


嬉しいなあ。でも、目を開けると何もいない。

だけど、気配は感じだ。

思い起こすと、にゃんにゃんのお葬式の後も

私の車に一緒に乗って

家に帰ってきたみたいだった。

部屋でボーとしていた時

私の前を歩くにゃんにゃんの気配を感じた。

最期の夜に作ったアーモンドタルトを

にゃんの右手に持たせて

「食べてね」と言って火葬場へ行った。

一週間後、肝臓を悪くして

用足しをしたにゃんのトイレの匂いがした。

あ〜私のお菓子、食べてくれたんだなあと思った。

亡くなったその日から、実はちょこちょこ

私の側に居てくれたんだね。


いつだったか猫用のトイレの石を

私の枕元に置いてってくれた。

天国から降りてきてくれたの?

さらに不思議だったのは


去年の10月から21日か22日の

どちらかの真夜中か、朝に

にゃんにゃんが来てくれるようになった


布団の足元が重いと感じると

「あ!来てくれた」と思う。

11月の21日も楽しみに待っていた。

この日もきちんと足元に来てくれた。

12月は22日に来てくれた。

この日は私の布団に入ってきたのを感じた。

何故か私が目を覚ますと

にゃんにゃんの姿はないので

次回は目を覚まさないようにしようと思った。


本当に、女のサイクルのように

毎回、毎回来てくれるのが嬉しかった。

1月21日に来てくれた日も

布団に入ってくる感じだった。

死期が近づいて

1.5キロしかない体重だった頃の

にゃんにゃんではなく、5.5キロの

貫禄のある頃の姿だと

ハッキリと自覚した。


いつも来る時が、私が目覚めていない

眠りの浅い頃に来てくれる。

目を覚ますと、にゃんはいないのだが

感触はある。

私は、にゃんにゃんがプクプクだった頃の

姿で来てくれたのが抱きしめる事で

実感した。

きつくギューと両手で

抱きしめた。ずっしりした感覚が分かる。

私は「にゃんにゃ〜ん!!」と声を上げようとしたが


何故か叫べなかった。

叫ぶ事も、声を出すことも出来なかった。

金縛りか?

夢なのか、幻覚なのか

それとも本当に霊界とテレパシーで

通じ合っているのか謎だ。

目が覚めると、またいないけど

私が目覚める前に、部屋のドアを開けて

廊下を歩く姿が見える。これは夢?

まだ夢の中にいる私を

にゃんにゃんが振り返って

トコトコと歩いて行くのだ。

2月も似たような事があった。

肉球でオデコをぺタとされて

冷たくて目が覚めた。

3月は震災の影響か、夢で会えた。

そして4月から

ずっと来なくなった。

化け猫になってまででも

会いにきてくれ!と

願った思いが叶った。


・・・でも、これは本当に

一人称の話。

私が勝手に夢と現実を

ごちゃごちゃにしているだけだと思う。

霊感もないのだけど

こんな時は

「来てくれてるなあ」と思えて仕方ない。


私のオカルト話に

付き合ってくれて

どうもありがとう。