生きたい
〜「チグリスとユーフラテス」を読んで〜


その物語は、人類一人になってしまったルナが

過去に眠りについたコールドスリープの人達を起こし

悲しい未来を目の当たりにするのが目的!と言う

復讐心に燃えたストーリーである。

所が そこでルナは自分と違った 

他人の生き方を知る。

そんな女性らの良い影響を受ける。

四番目に起こされた

ナインの
星の女神「レディー アカリ」が

ルナに与えた役割とは

最後の
星の母にする事だった。



人は頼りにされている。自分の役割がある。

そこから自分の価値や存在感を認められると

前向きな姿勢で、物事に取り込んでいける。

その意識があるかないかで

全ての事に影響を与えると思う。

ルナは星の母なのだ。

小さな生き物たちに囲まれ、土仕事をしている。

ルナの役割は、きちんとあったのだ。

手助けをしてもらって、与えてもらった事で

ヒントになる事は沢山あると思う。

「これがしたい」と言う自分の中から出てくる、

強い希望がなくても。

潜在意識を外から引き出してもらえるなんて。

会社の上司の技にハマッてるようだ。(笑い)



「死んでしまうのだから、無意味」

限りない無限の世界から見たら

全てが無意味かもしれない。


寿命と言う長さが決まっていて。有限な星に住んで。

その間に出来た事は、寿命内なら、全て意味がある。

だって、生きている時にしか、生きがいは持てないのだから。

そんな事を考えさせられる物語でした。

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