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吹き出物と向き合う


「お肌の曲がり角」とは、一体いくつなのだろう?

気がつくと、私の鼻の横の「三角地帯」は

毛穴が斜めに開いて、世の中の汚れをWELL COMEしている。

どうやら気が済むまで、吸収しているようだ。


この、毛穴が「若さ」を吸収して、自分の「美」になるなら

いくらでも、穴を広げてさしあげるのに。

しかし、
人生とは、自分の思った方向とは

逆の方向に進むらしい。


私の毛穴の「三角地帯」は日を重ねる度に、

面積を広げている。これはネットの輪ではない。

「安全地帯」でもない。
「老人力の吸収地帯」かもしれない。


私は、自慢じゃないが首と顔の色が違う。年齢と共に、この差が広がる。

月に一度の「化粧品関係エステ」でも補い切れないなんて

私は、
自分の人生と、かなり妥協しなくてはいけないらしい。

・・と、言う事で、私は「自分の肌」と向き合う。


☆彡その1 「脂肪吸引 エステもどき道具」

私は、吹き出物と仲良しである。別に仲良くしたいわけではないが

勝手に私の顔に滞在している。この吹き出物をエステの器械で吸収して

もらったら、小さくなったので、電気屋で¥4000で購入。

きちんとクリームを塗って、吹き出物を刺激。ああ、赤くなってきた。

次の日には小さくなっている。しかし、一つ吹き出物が消えると

新たな吹き出物が参上。・・・
「いたちごっこ」とは、まさにこの事を言う。


☆彡その2 「ミクロン粒子 メガネトレシー」

ミクロン粒子の成分が、滑らかな肌をKEEPするらしい。

洗顔の時に、泡立てた洗顔クリームを、このトレシーに取りながら

顔に塗る。(ミクロン粒子を、肌に馴染ませるのだろうか?)

そして、洗顔後は しっかり水分補給もする。
と、テレビでやってた。


確かに次の日は、パックをした後の様な感触だ。

私は、さらに「ミクロン粒子トレシー」で顔を蒸したら良いのではないか?と思い

お風呂タイムを長くし、立ち上がったら
貧血になった。

吹き出物に関しては、変わりはなかった。なかなか根気強い吹き出物は

今日も、自分の存在をアピールである。

私は
吹き出には、なりたくない。


☆彡その3 「気泡 洗顔」

ボコボコ動く水面に顔を付ける。肌を優しく刺激するらしい。

10分間、顔をつける。器械が大きくて準備が面倒だ。

・・・首が疲れる。・・・息が出来ない。・・・水死体になって

「どざえもん」になる自分を想像する。
スッピンで不細工な上に

「どざえもん」
・・・・変死と勘違いされたら私は

いつまでも
浮かばれない。

さて、この気泡の効果だが、肌は感触が違う。しかし吹き出物はまだ健在・・・・


私の、この研究から学んだ事は、

「吹き出物」は、食生活も影響するだろうけど

良い恋愛をするのが、

一番の美顔効果だと言う事である。

どんな高価な化粧水より、効果のある恋愛を

肌で感じていたい。

肌に合う恋愛なら、片目をつぶっていられる事だってある。

吹き出物も、出来にくいと思う。

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