マンモグラフィ検査をした話


2年ぶりに乳がん検査をした。

30代の時は、超音波で検査をする方法で

胸に超音波を当てられるだけで

痛くも痒くもない検査だった。

しかし、40歳を過ぎたら

噂の「マンモグラフィ」と言う胸を挟む検査。

これは2年前に初めて体験をしてみて

とにかく痛かった!と言うのを覚えている。

「小さい胸の人ほどイタイらしい」と言うのは

本当だ!と実感した。←

巨乳の人は痛くないのだろうか?

巨乳・・・。←私には無縁の言葉だ。


本当に40歳位から健康の話題が

多くなり、私のHPもトシを取ったなあと

痛感する。

だけど、女は付属品が多いから

色々検査しておいた方がいいよね。

雑誌に「ガンなどの病気は

乳がん、子宮がんの方が女は最初に来る

らしく、その後に男性と同じように

肺や肝臓などに行く流れがあるらしい」と

書いてあった。

もう、雑誌もファッション誌よりも


「夫人画像」とか「LEE」と言った世代の

モノをみた方が、中身が濃い感じがする。


さて。2回目のマンモグラフィ。

乳を挟むあの検査、「2方向撮影」と

書いてあるではありませんか。

受付で言われて、思い出しました。

この撮影、横からのショットと

真正面からの撮影をするんだった。

そして、横はまだいいんだけど

正面から撮るのが、顔の向きがキツイのだ。

でも、まあ一瞬だし

婦人科検診よりまだいいか。

そう思って今回も受ける。



上半身裸で、バスタオルを巻いて待つ。

そして名前を呼ばれて、

早速検査。

レントゲン撮影と同じ感じだけど

違うのは、目の前にスケルトンの箱がある事。

箱の間に仕切りが入っていて

その間に乳を入れるのだ。

検査してくれる女医さんは

私より若く、黒のメガネを掛けていた。

優しい感じで、私もその笑顔に一安心。

最初は、ヨコから。


私も顔を横向きになる。

そして、乳を横に置かれる。

「もう少し寄せますね」と言われ

乳を持たれ、撮影しやすい方に動かされる。

撮影位置が決まると、今度は

どんどん乳を圧縮する為、力を加えられる。

この時、1度目の圧縮はまだいい。

2回目、3回目とどんどん押されていくと

苦しく痛くなる。

そして4回目の圧縮で、

乳を洗濯バサミで挟まれた気分。

(体験した事はない)

もう、本当に押さえつけられるのだ。

うう・・イタイ・・と思っても

「痛い〜!」と叫ぶ気力もなく(若くないから?)

「はい、じゃあ撮影しますね」と言われる。

ちなみにこの時、膝は少し曲げている。

変な中腰になっている。


一瞬で終わる。もう次の瞬間には

「反対の胸です」と言われると思った。

しかし、私の思いとはウラハラに

「ちゃんと撮影出来なかったので

もう1回撮ります」と言われる。

ええええ〜〜。

また同じ態勢で?と思ったが

「反対側を撮影した後に

またします」と言われた。

とりあえず、横からの写真

右胸と左胸。


これで1方向。

さらにおまけで私はもう1回

撮影をする事になったので追加。



今度は2方向目と言う事で

正面からのショット。

この正面って、今度は乳を

上から下に押される検査なのだ。

横の時は、左右に押される感じだけど

上下もキツイよ。

しかも顔を置く所が

箱みたいになっているもんだから

顔が当たって、口紅のグロスが

着いてしまったわ。

今度の正面も片パイ(←)から

スタート。

どんどん圧縮されて押される。


ううう・・なんか

圧縮布団ってこんな感じだろうか。

よくCMで見るビニールに入れて

どんどん掛け布団が縮んでいくのあるでしょ。

あの干からびた感じの布団が

今、私の押されている乳・・。

苦しいと言うか痛い検査。

正面の撮影は、両方とも

ちゃんと撮れていたとの事で

追加は無しだった。


終わった後は開放感一杯。

検査しただけで

結果はまだ先だけど。

検査をすると言うストレスが

なくなったのが嬉しい。

清々しい天気だなあ。


それにしても・・。

マンモグラフィの件で、待合室で

沢山の人が待っていたんだけど

私が行った時間がたまたまなのか

ご年配者が多かった。

自分がまだ若い方。

30代の人もいたけど。

ただ聞こえてくる会話が

「病気の話」「入院の話」だった。

そして渡されたパンフレットも

女の一生についての物。

生理が始まって終了するまでの事や

乳がんの他に、子宮の病気の話など。

本気で見ていくと

怖くなるからサラッとみる。



検査は、みんな通る道を歩いている・・と

思った。