マハラジャ オープン参戦@


待ちに待っていた!

マハラジャ参戦の日。

先週は別な箱で踊り、

今週は出来たてのマハラジャでダンシング。

2週続けての金曜の夜は楽しい。


R君とてっちゃんと車の中で

「先週踊りに行ったばかりだったのに

もう金曜日が来たよ!早いね」と言う。

10月6日の初日に早速ダンシング!

(ちなみにこの日は、てっちゃんの誕生日)

昨夜にプレオープンみたいなのあって

参戦したMさんから、しっかり店内の様子の

画像を送ってもらった。

今夜参戦する私らにとって

そのテーブルの様子や、

フロアの感じのショットは

ますますテンションを上げさせ、

今夜はどんな夜になるのか

まるで「祭りの夜」的な感覚である。

「踊ったら、ドリンクだけで終わるだろうから

しっかり夜ごはん食べようね!」と

三人でパスタ系を食べる。

普通に家族連れが多い中

私らは今夜の踊りの話に夢中。

「みかりん、前髪トサカにしないの?

そのままのヘアースタイル?」

「前髪トサカ!あははは!

今夜は前髪はオールバックにだけした。

後はアップじゃなく、ダウンヘアーで

マハラジャで踊るよ!



ドレスコードもあるマハラジャは

やっぱり別格。

今宵は「ボディコン本格派」で参戦したいと

思うのが、元・お立ち台を

こよなく愛す女性ならではの思いである。

実は私はこの日着るボディコンの色を

タロット様に相談していた。

候補は3点である。

★青→ペンタクルス1(逆位置)

★白→ソードの1

★白/黒→力(逆位置)



なんか、どれも自分の中ではかなりの

有力なボディコンなのに、

何故か気弱な答え。

解説はこうである。

★青→「(気弱に)着るの止めよう!」

★白→「うん、この中ならお勧め」

★白黒→「絶対に止めてくれ」との事。

なんでだろう?むしろ私は

白黒にしたかったのに。

試しにこの3着を着てみた。

すると、タロット様、ありがとう!と

思えてきた。

青は何故ダメ押しされたか

服を着た時は分からなかったけど

ジュリテク対応用の扇子が

ピンクしかなくて、トータルのコーデから

考えると、服の色と扇子がダメと言う事だ。

(↑これはあくまでも私にとって

カスタマイドされた占いの結果って事で。)

そして、白は至って普通の印象。

まあ、胸元キラキラ&ドロープ入ってて

自分の中ではエレガントなボディコン。

タロット様はこれがいいとの事。

そうか。全身白でピンクの扇子なら

バランスもいいかも。

後は、白黒のボディコン!

これは大アルカナカードが出て

反対されて正解だった。

何故なら、
背中のファスナーが

上がらないのです!!

いや〜ショックだった。


2年前は普通に着れたのに。

タロット様は見抜いていたのね。

・・・もう、すでに

この服は対象外と言う事を。

そして、今夜はワンレン風

白のボディコン&扇子で

私の中ではジュリアナ系で参戦!

おお〜〜!!楽しみ過ぎる!

夜ご飯を食べ終え、私らは

夜の繁華街にレッツゴー!



駐車場からマハラジャに向かう間、

行き交う人達を肩を切りながら歩く。

週末の夜はアーケードも混んでいる。

居酒屋のキャッチにも目を合せず

私らの目的はディスコですから!と

オーラを出す。

「こないだ覚えてたステップ、今夜こそ

挑戦してみたいね」

「オレ、もう忘れたわ!」

「大丈夫大丈夫!きっとなんとかなる」

会話は全て、今夜の踊りについてのみ。

マハラジャの大きな看板が見えた!

素敵〜!着いた〜!

シンボルマークの象さんも居るかな!

三人で急な階段を上る。

警備員が立っていた。

ドアを開けると、思ったより明るい照明で

フロントには若い女性が二人。

・・・いつのまにかディスコも

自分らよりはるかに年下の人達が

働いているんだね。

まあ時代は流れたね。

会計を済ませ、テーブルは好きな所に

自由に座っていいとの事。

中に入ってみると、20時ちょっとすぎで

すでに歓声が上がるほどの盛り上がりぶり。

テーブルは半分位の人が座っていた。

時間的にまだテーブルあるんだな、と

思っていたが。

実は最後の一つのテーブルを

R君とてっちゃんが見つけてくれていた。

私は、マハラジャについてすぐに


トイレに向かい、

ボディコンに着替えていたのだ。

もう、トイレにいても

フロアの盛り上がりの凄い事。

1時間前から始まっていたらしいが

たった1時間でこのノリ。

曲は定番の「GIVE ME UP」などの

ユーロが爆音で流れていた。

トイレで着替えて、コインロッカーに

荷物を預ける。


そこで先週お会いしたご夫婦に会う。

「わああ!2週続けて会えたね」と

言い合って手を取りあう。

「何時に来ていたんですか?」

「私らは7時40分。それでももう

テーブルほとんど空いてなかった」って。

私はR君とてっちゃんのKEEPしてくれてた

場所に行った。すると、

そこには椅子はなかった。

テーブルのみ。

まあ、立ってても問題ないけどね。


ドリンク置く場所と、

ジュリ扇置ければいいわ。

ほとんどフロアに行くだろうし・・。

そしてジントニック頼んで

(ドリンクコーナーも並んでいる)

三人で乾杯!

フロアは80年代の曲がかかっている。

ソファーの席や、黒服お兄さんと言うのを

期待していたが、時代は変わったんだね。

シンプルなテーブル、そして黒服お兄さんは

居ませんでした。

まあ、それはいいとして!

私らは早速フロアに向かう。

一応、ジュリ扇子はテクノがかかったら

取りに戻ろうとテーブルに置いておく。


フロアは緑や赤に光るライトで

輝いていた。

そして、早くもお立ち台に上がっている人達。

女性もいたが、何故かメンズも居る。

お立ち台って、男性禁止になったんじゃ

なかったっけ?と思うのは昔の出来事なのか。

80年代の曲で踊る皆様。

グルリとフロアを見渡すと、

初めてお目にかかる人が多い。

一瞬、黒服の方?と思われるような

玄人っぽい男性が素敵に踊っていた。

後は団体さんや、杖を持っていた男性も

フロアに出てきた。

そんな中、私の前にSさん登場!

わあ!Sさん!一瞬分からなかった。

Sさんは偶然にも私と同じ白のボディコンで

髪型はやっぱり、ワンレンにしていた。

通じ合っている・・・そう思った。

Sさんは、色んなジャンルの恰好をする女性で

今回ボディコンでいるのが新鮮だった。

一緒に写真を撮ってもらった。

やっぱり、
昔のボディカー(←ディスコで踊る

ポリシーを持ったボディコン女性)としては

白の服って基本!何故ならブラックライトに

映えて青く光るのを計算しているからです!

…と、強気で言ってみたけど

ブラックライトの光って、今あまりフロアで

見かけない??

体に悪いから?

白が映えるように着こなすのは

20年前以上の話なのかな?まあいい。


ふと、曲がハウス系になった。

その途端90年代を意識する私。

お立ち台に居た男性や女性が入れ替わり

なんと!ジュリ扇を持った二人が

お立ち台に上がった。

この時、フロアから歓声が上がる。

あら!私も早速持って

お立ち台に行かなきゃ!

急いで私もテーブルに置いた


ジュリ扇持ってきて

お立ち台に上がった。


するとフロアに居た多数の人達から

歓声が上がる。

どうもどうも。ありがとうございます。と

軽く笑顔で答え、マハラジャのお立ち台から

フロアの様子を見た。

おお〜〜良い眺め!

フロアの奥に座るテーブルの人達も見える。

そして、有難いことにテクノがかかった!

フロアに居たSさんにも

「Sさんもこっち!こっち!」と言って

お立ち台に上げる!またもや歓声!

この歓声のノリは何年ぶりだろう。

Sさんと打ち合わせをしたかのように

お揃いのボディコンで、

お立ち台の真ん中にいる。

ジュリテクは私の青春なんです〜!

(マハラジャじゃないけど。)

扇子を振って、腰フリフリしていると

自分が18〜9歳かなと思ってしまう。

テクノの時は、さすがに男性は

お立ち台にいなくて、女性が10人くらいいた。

フロアからの視線をチェック。

私に向いている!わーい!と

喜んでみる。

R君が私を写真撮ってくれている。

先ほど見かけた黒服の男性も

何故か写真を撮ってくれている。

ジュリテクは5〜6曲だけだったけど

とっても嬉しかった!

まさか着いてすぐテクノがかかるとは

思いもしなかった。


この高い景色からみる光景が好き。

一人一人の顔の表情が見える。

みんな楽しんでいるのが分かる。

視界が広くなって、世の中がパノラマに見える。

緑色が多い光の交差。


この景色が見たかったの〜〜〜!!!

しかし、体力的にもアラフォーに

激しいテクノの踊りはきつく、

数曲でちょうど良かった。

曲が変わった時に、

お立ち台から降りた。

Sさんも一緒に降りた。

その時、R君が私ら女性二人に

手を差し伸べてくれた。

ふと、先ほどの黒服の男性に


「とってもかわいかったよ〜!」と

声を掛けられた。

「まあ。嬉しいです。

ありがとうございます」と

私が言った。

Oさんと言うらしく奥さんと来ていた。

初めてお会いしたのが、なんとなく

意気投合して一緒に写真を撮った。

Oさんは紳士的でステップの人みたい。

私はOさんに

「お店の黒服の方かと思いましたよ」と言った。

その後、こないだテクノを一緒に踊った

私と同世代位の男性も発見。

声を掛けてくれたの。

一人で来ていたのかな?良く良くみると


彼はイケメンだなあ。

ドリンク飲みにテーブルに戻る。

相変わらず座れない状態。

しかも、さらに人が増えすぎて

私らの近くにメンズの集団がいるの。

勿論、その人達も立っているんだけどね。

私、立ち仕事だから

立ってるのは苦にはならないんだけど

ちょっと座りたい〜〜〜!



そして、さっき、食後に思いっきり

テクノを本気になって踊ったせいか

胃が苦しくなってきた・・


うわ〜・・胃薬飲んで来よう。

アラフォーにもなると夜遊びするにも

胃薬持参だわ。

この2〜3回、胃薬飲んで踊ってる。

R君とてっちゃんも、テーブルで

一休み。

私ら三人は腕に蛍光色に光る

リングを付いていたので

迷子になっても分かるよ!

気が向いたらまた踊りに行っててね。

そんなワケで、

ちょっと胃薬飲んできます。



薬を飲もうとトイレ向かう。

女子トイレですれ違う人も


ここではなんだかクール。

まあそれが普通なのか。


いつも踊る箱とは違うなあ。

初めて見る人が多いからなのか。

今日、良くお会いする人達って

数名しか見かけない。

みんな8日のオッシーさんが来る日を

目掛けてくるのかな。

トイレの順番を待ちながら

(先に薬飲んだ方がいい?)


並んでいると、私のボディコンの

露出加減が多いと見えるのか

冷ややかな視線も感じますこと〜。

まあ、お立ち台好きな女って

これが定番ですよ、はい。

露出系の人、もう2〜3人いた。

そう言えば、フロアでも


ちょっと「なにこの女」と言いたげな

視線を感じたのも確か。

だからと言ってケンカを売られただの

お立ち台の奪い合いになったなんて事は

一切ないので。(←若い事良く聞いたよね)

こういう感じって、昔あったあったと言う

気分になる反面、これが普通の

高級ディスコの人間模様か。


それと、やっぱりお立ち台って

競う所なんでしょうかね。


「一番!」って言うのは快感だったし

「負けるもんか」と思った事もあった。

だけどそれって、

若い頃だけの話でもないのかな。

今の私は、気の合う人達と一緒に

お立ち台で踊れるのが楽しいって言う

感覚の方が強いなあ。

やっぱり同じディスコが好きな人間でも

その中でも、波長が合う合わないって

あるのね。

でもね。その後も踊っていたら

感じの良い女性が私の前に現れて

「お立ち台に上がって〜」って

上げてくれたの。


「お姉さんも一緒に〜」って言ったのに

私をお立ち台に上げるだけの為に

私の前に現れて、

フロアの仲間達と踊っていた。

そういう一瞬だけのご縁

て言う人にも会える。

本当に色んな人や出来事に会える。

踊りに行くと、エピソードが増える。

そして私の人生が楽しくなる。



私は胃薬を飲んで

再びフロアに向かう。

相変わらずフロアは熱気。

またまた歓声が上がっていた。

曲は70年代になっていた。

お立ち台には、今度は男性も

沢山上がっていた。



このまま「そのA」に続く。