BACK 孔雀の扇子 先日、真っ赤なチャイナードレスを購入し、浮かれていた私は ジュリ扇を、かつて購入していた「○○ビル」にて入手したい。 チャイナースタイルの自分を鏡に映したいと願っていた。 2階に向かうと、懐かしいジュリ扇がある。 にわとりの羽であろうショールもある。当時のまま¥3000であった。 私は、ジュリ扇を目を大きくして眺めている。 一緒の友人は、私の飛び跳ねて喜ぶ姿に笑っている。 そんな場所で、私の趣味である「衣装ルック」が目に入る。 セーラー服が・・・ああ!!フラメンコを踊る、あの衣装が・・・!!! 「山本リンダ」の♪うらら〜うらら うらうらら♪で、「狙い撃ち」を踊りたい。 次回、購入したい衣装である。 そんな私に、お店のおばさんが声をかけて来た。 「よろしかったら、着て見ますか?」 ニコニコしてチャイナードレスを手の平で指す。 私は、先日チャイナードレスを購入したので、それに伴う 扇子が欲しい事を伝え、もし孔雀の羽の扇子があったら 見たいと言う。 すると、その孔雀扇子を持って来てくれたのだ。 おおおおお!!ゴージャス!ジュリ扇子よりあるボリューム! 値段は3800円だ。800円で孔雀の羽が付いてくるなら 安いものである。私はこれ以上ない微笑みで喜んだ。 それを見た友人は、私を「面白い」と笑った。 ついでに首に、まとわる、にわとりの羽のショールも ショートサイズの白を買う事にした。 すると、定員のおばさんは、ため息をつきながら 「・・・こんなスタイルして何処に行くつもりなの〜?」 と発言。もう「定員さん」と言う人間ではなく 母親のような心境であったのではないだろうか? 私は、このチャイナースタイルのアイテムを購入した。 嬉しくて仕方ないo((=゜ェ^=))o''ワクワク♪ 友人は、決して尋ねない場所に足を踏み入れ 少しばかり得な気分になったに違いない!! こうして入手したチャイナーアイテム。チャイナードレスに着替え 髪の毛をアップにして、ショールを首に巻き、念願の孔雀扇子を 振り回す・・・・ あああ、思い出す、思い出す。あの羽の散らかり具合。 この手首の回転の動き。大振りな孔雀の羽が優雅さをアピール!! 懐かしのテクノの初期に合わせて、「お部屋でRAVE」!! こんな事して、踊りだしているのは 今時、私ぐらいかもしれない・・・ そして、チャイナードレスより、孔雀の扇子の方が 値段が倍である事を知るのあった・・・ BACK |