口紅


異性に興味を持ち始める頃に、女と言う生き物は

タバコに手をつけたくなるものだ。と思うのは、私だけでしょうか?

「そう?」と思った貴方。じゃあねえ、タバコじゃなければ、口紅。

男の人に、強く関心を持ち始めた頃の、口紅の色をつけた
お若き頃を

覚えていますか!?ナチュラルピンクよりパール。

パールの方がイケテル!と思ったよね!?

真っ赤な口紅が映えるほど、大人になれてないティーンエイジ。

だから、パールの口紅が ほどよい加減で似合うと思っていた。

よく考えると、これって顔が大人になりきれてない所と、

10代って肌ツヤがあるから

パールの口紅は相性が良かったんだろうね。

そして、唇から大人に変身していくじゃないですか。

タバコを始めた、もしくは 口紅の色に変化があったら

お父さん達!娘さんに注意!なんてね。(笑い)


さて。悲しいけど、30を過ぎた私にパールの口紅は

色が薄すぎて 似合わないらしい。

淡い口紅で出勤したら、みんなに

「今日、体調悪いの?」と言われる始末。

違うのじゃ〜!みかりん、今日はナチュラルメイクなのじゃ〜!

ピンク系やヌードカラーは、若く見えるんじゃないのか〜!

20代に見られたいのですが、もう無理ですか〜!

はあはあ。ぜいぜい。

・・・ま、いいけどね。真っ赤しか似合わない唇は、

もういい加減 大人なのだ。



そう。私 30を過ぎて実感したんです・・・。

口紅の色が、年齢を語っている・・・。

口紅の色が、私を選んでいる・・・。


「目元を華やかにしたら、唇は控えめにしましょう」

「ピンク系でまとめてみましょう」と言われ、

美容部員さんに、自分の顔を描かれる時は

口紅の色が淡くても、映えるのだ。

しかし!自分で描くとなると、メイク道具も限られているので

カラーがワンパターンになってしまう。

絵の具のようなカラフルな

メイクセットが欲しい。


だけどね。毎日 「鏡の中の貴方はだあれ?」と思うような

素顔と、「外に向かって行くわよ!」と化粧をした顔の

狭間で思う事があるのですよ・・・。

それは「自分で顔を描くと言うのは、毎度 楽しい」と言う思い。

アイカラー3色(気分によっては もう一色増える)を

瞼に乗せても、昨日と変わらない化粧なのに

仕上がった顔をみて

「今日はコンディションいいんだな」と思う時もあるし

「ちょっと 病み上がり!?」と映る事があります。


不思議ですね。

女も30を過ぎると、同じメイクをしても

心境が顔に出てしまうのでしょうか。

表情が顔を作っているなあ。と思います。

縦線が顔に入った、

陰りのある女性も、ある意味 魅力的ですが

出来たら 目も口も三角より 丸の方がいいですよね。



そうそう。余談ですが、「若く見える顔の部品」と言うのは

基本が丸いと言う事らしいですね。

さらに言うなら、右目と左目の間の距離が

狭いより、広い方が

若く可愛くみえるそうですよ・・・。

サンプル例を挙げますと、ピカチュー。ドラえもん。

丸くて かわいらしいですね。だからと言って

ドラえもんを目指せ!と言っているのではないのですが、

子供にウケル人って、確かに可愛い人が多いですよね。

私が幼稚園児だった頃、みんな先生が可愛い人ばかりでした。

これって、
園長先生の好みなのでしょうか!?


かなり脱線していますが、

何が言いたいのかと言うとですね。

丸みがあって、可愛い系の方は

ピンク色の口紅が、トータルで見ると映えそうだから

キュートさをアピールできますよね。

そうやって考えていくと。

丸より
三角寄りの私には、三角ならではの

映える口紅の色があるです。

振り返ると、年齢と共に その時に似合う色を

服やメイクで雰囲気作りしていたように思います。



女って得ですね。だって 口紅の色の変化と共に

自分の歴史が見れそうじゃないですか。

そして これから先も、何色に

自分が染まってくるのか?と言う楽しみと

自分の歩みが増えそうですね。


みかりん、ワインレッドのルージュ。

貴方は何色ですか?


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