心豊かに生きたい。


10年前の歌を聴いた。もう自分の記憶になかった曲。

あまりメジャーだと覚えているけど、中途半端に知っている曲で、

しかもこういう機会じゃないと思い出さないような歌って新鮮。

その新鮮さに任せて、当時の自分を思い出す事がある。

10年前。私、23〜4歳。この年齢って、

今の人はどう思っているか分からないけど

35歳を目の前にした今の私からみたら、


若さと可愛さがいっぱいで美味しい時期だと思う。


当時は「何をしていたのか・・・

通り過ぎてしまった時間」くらいにしか思わないけど

今、思い出すと「何故、こうなってしまったのだろう?」と後悔する事が多い。

書いたらキリがないのと、
自分の人生が

バカ丸出しだったので、あえて書かないが(ブチっ)


人生の体験する事にムダは何一つない
と言われているように

私も、今だから良かったんだな〜と思える出来事になりました。

月日の流れとは有難いのだと思う。冷静になれるから。

冷静になれる・・と言うか、
いつのまにか

「どうして?」「何故?」と追求しているうちに

今の環境や自分を取り囲む人達。

出来事にも「意味がある」と思えるようになったんです。


「自分ばかりがこうなる、ああなる、
いつも損している!

こう言う発想を持っていた、心の狭い女で生きていて良かった。

落ちる所まで落ちないと、自分がどんなに

未熟な人間なのか分からなかったから。

私にだけ起きてしまう、

この不運は一体何が原因なのだろう?

そして、どうして世の中には運のいい人と、

そうじゃない人が居るのだろう?

その時に出会った本が浅見帆帆子さんの

「わかった!運が良くなるコツ」と言う本だったのです。

当時私は28歳でした。

自分の心の状態と同じ事が、現実になっている。だから明るい気持ちで

前向きになると、自分を取り囲む人、出来事も変わってくる。。

私もマイナス思考を止め、日々の出来事を穏やかに観る事にしました。

すると、本当にいい事が起こったんです。

帆帆子さんと似たような本も


ブックオフでGETしたり、もともと読書が好きなので本屋で

自己啓発書コーナー巡りしたり。亜衣川美保さんの本も良かった。

そこから中村天風さん、船井先生の本も少しかじりましたが、
難しくて挫折。

自分が良い!と思った本は回りに勧めるのが私なので

友達らにも回してみました。

みんな「運が良くなったね」と言う。帆帆子さんの

本も全部集めた友達もいた。そうしているうちに化粧品仲間から

「飯田史彦さんの本」をプレゼントされました。


飯田先生の本は、「苦悩するのも価値があり、

生きている事自体に意味がある」


言う内容が書いてありました。

その本をもらった頃、母が病気になって入院したり、

親戚の叔母さんが亡くなったり

どうして母ばかりが病気になるのだろう?

何度、病院で命を助けてもらった事だろうと思っていた時期でした。

その答えとなる事も、飯田先生の本には書いてあったのです。

自分が成長する為、さまざまな試練を与えて、

自分で計画してきた課題だ。と。

その課題も、自分が手を伸ばせば手が届くような課題である・・と。

私は、目からウロコでした。自分がこの両親を選んできた理由。

母のような強さを持つように生まれてきたのだろうか・・と。



こうして、色んな本に巡りあうように生きているうちに

飯田先生ファンと言うお客さんと店で出会い、意気投合。

飯田先生の本の話で盛り上がって、とても身近に感じました。

すると、お客さんが一言。

「きっと、貴方と出会うようになっていたんだよ。」と

言ったのです。

今、私が接客業をしているのも、

ただ仕事をしているだけではなく

「対・人だから。こう言ったら、

相手はこう思うんだなあ。こう返してくる・・って事で

自分をどのような人間なのか確認できる・・と言った事を

経験する為に今の仕事をしているんだよ。

そして、貴方のしている仕事が社会貢献になっている。

人のためになっているでしょう」と。

さらに顔を合わせる機会が増え、

私がお菓子作りをしている話をすると

「友達のいい影響をもらっているんだね。

そうやって磨かれているんだね。

必要な人は、必要なくなる時まで離れないから。」

そう言われて、自分を取り囲む友達、環境、出来事を思い浮かべてみると

私は困った時にいつも誰かに助けてもらえるし、

遊びたい時に連絡して、一緒に遊んでくれる友達もいるし

ディスコに行ってくれたり、ライブに行ってくれたり、一緒にカラオケできる友達が

沢山いてくれる事。
大人になるほど、居心地のいい環境にいれる事。

なんだか持っているもの、全て幸せの財産じゃないの?って思えて。

もちろん、金は大事。でも、それ以上に健康が第一。

両親のありがたみ、お客さんの80パーセントが良い客の仕事。

当て逃げされても、4日くらいで直してもらえた愛車。

この不景気でも10年以上居座って仕事している事。

日々、出会う人。みかりんの部屋に遊びに来てくれたお友達の貴方。

本当にありがとう。遊びに来てくれるから、サイトを更新できるのです。

全ての事に感謝をしていると、有難い事に沢山気づけて幸せです。


10年前の曲を聴いて、当時の私にタイムスリップ。

どうしてあんなに恵まれていたのに、不平不満を言ってしまったのだろう。

第一次結婚ブームが来て、友達が減ったから?思い通りにならないから?

マイナスな気分でせっかくの20代を過ごしたら、もったいない。

振り返った時に、「あの当時の自分に戻りたくない。面白くなかったから」って

言ったら、
そっちの方が損。

幸せを感じる器をもっと大きく持つために、

私は余計な道を歩く予定で生まれたんだね。

心豊かに毎日を過ごすために。