健康美が大事



人間と言うのは、病気になると本当に自分にかまっている暇がなくなる。

私もそう思った。化粧もファッションも好きなヘアースタイルも

健康だからこそ出来るのであり、苦しい思いをしていたらそこまで回らない。

ご存知のように私はウィルス2個の攻撃を受け、コンディション最悪の時

つくづく思ったんです。


病院に行くだけのために化粧をする。別にしなくてもいいのだが

紫外線の少ない冬でも肌を外部から守りたい。

でも、アイシャドーのカラーが2色だけでいいか、と思って手を抜いてしまう。

ハイライトもちょっとだけ塗ってOKにしてしまう。

それよりも基礎化粧品の下地が大事だと分かっていながらも

コエンザムQ10を塗り忘れてしまう。やっぱり美容液と言うのも

プラスアルファ向きで、必要に応じて塗りたくなるのが本音なのかもしれない。

下地は美容液以外は完璧だ。

とりあえず出来た顔で世の中に出る。

出ても行く先は病院とちょっとしたスーパー。


それと、髪。巻き髪でなくてもいいと思ってしまう。

別に誰に会うわけでもない。気分は「どうでもいい」と言う心境。

たまに巻かずのストレート化した髪で過ごすと

あら、私、結構髪長かったのね、と思う。

さらさらのストレートもいいけど、どこか緩めのクルクル感の残る、

この手抜きヘアーでもいいかも。と思ってしまう。

巻かないヘアーが新鮮に思えてくる。

私はコテ派ではないので、寝る時、頭にゴロゴロとあるカーラー。

このカーラーはきっと頭のツボを刺激してくれると思っていたが

カーラーなしで寝たら、枕が低いこと〜〜。

そして頭がスッキリするし、軽いなあと思った。

これはこれでいいとして、髪を巻く気にならないって事は

やっぱり健康運が低下している証拠だ。

外に向かう気力がないって事なのだ。



だけど不思議なのは、とりあえず化粧と髪を整えると

お出かけ用の服で出掛けようと思う事。

やっぱり「形から入る」と違うのだろうか。

手抜きではあるのだが、化粧した顔に映える服は

生きていくのに大事なのだと思った。



顔色もそうだけど、つめの先も元気がないと

色がなくなっていても気にならない。

剥がれたネイルをどうにかしようと思う気力が沸いてきた時

元気になった証拠だと思った。



薬と点滴のエブリデーで

健康じゃないと何もする気にならないと思った。

自分を飾りたいと思う気力は

健康美の上に成り立つのだと

しみじみ思った。