何もかも顔に現れる 「４０歳過ぎたら、自分の顔に 責任を持て。」と言うエライ人の言葉を 聞いたことがありませんか？ 若い頃、この言葉を聞いても ピン！と来ませんでした。 だって、若い頃って「あの人は 目が大きい」とか、 「この人は鼻筋が通っている」と言った、 形の方に気を捕らわれていましたし。 なので、顔に責任を持てと言う意味は 分かりませんでした。 所が！所がですよ。 ３５歳を過ぎた頃からでしょうかね。 その「責任を持て」と言う意味が 分かるようになってきました。 ３５歳も過ぎて、４０歳を通り越し いわゆるアラフィフと言う年齢に 片足を突っ込みますと、 「人相占い出来るかも」と思えるように なってしまいません？ 最初は「職業病」かと思ってましたが そうではないんですね。 人は２０分も話すと、 だいたいどんな人か 分かるような気がするとも思いましたが、 私みたいな豹変タイプの女も居るので← 付き合ってみないと分からない人も 勿論いますけどね。 だけど。確実に分かる事がある。 それは誰もが言う事だけど 「生き方が、顔や体型に現れる」と 言う事。 顔に出ると言うのは、感情がそのまま ストレートに出ると言うのとは また別モノです。 誰かが言ってましたよ。 「顔の表情筋がそのまま固定されて シワみたいに深く刻まれていく」と。 「今の生活が、充実してます！」って人は 目が輝いていると言うのは 年齢を問わず分かりますね。 本当に良い表情をしてて顔が 輝いて見えます。 反対に、まだ顔や生き方が 完成していない学生なら 多少、面白くない事に遭遇しても そのイヤな気持ちを持ったままの顔には ならないような気がするんですね。 若いから。 だけど、大人になって 「なんでこう面白くないの！」と 心の奥底から 思いこんだりすると、 一瞬にしてブスになれます。 風邪引いた時とか、 腹の調子悪い時など 鏡を見ると、 最悪な自分が映ってます。 空が暗くなった時に、 電車の窓で自分の姿を見るのと 同じ位の不細工さです。 私、３９歳から発見したのですが このブスたれた顔で、 一度顔の力を抜いてみました。 （顔の力を抜くとは、 いつも口元を上げているのですが これを下げてみたと言う事です。） すると、面白い事に、 顔がダラーと下に流れました。 ３センチくらい、顔伸びましたかね？ これは妖怪の域ですよ！ さらに小鼻から下が緩んでナナメ下に 全てが向かっている感じ。 口元も、下に下がるから 不満な事を言いだしそう。 ああ！これはダメだ。と思いました。 体調が悪いと気分も下がる上に 顔まで下に下がってしまう。 以前美容関係の人に 「車に乗っている時、私はいつも 口元をキュッと上に上げるように意識してる」と 言われた事がありました。 なるほど。これは継続すれば 下に下がらないね。 それは十分、エクササイズ なっていたんですね。 今、コロナ禍でマスクをしているけど 鼻から下が見えないと思って 口元を上げないで過ごしたら マスク取った後は、大変な表情筋が 固定されそうですよね。 マスクしていても、最近みんな 誰だか把握出来るようになってるし 年齢も（性別も勿論）、表情も 見抜けるような気がしません？ それで思ったんですけど マスクで隠れてるから 手抜きメイクしても いいとかじゃなく （そこを手を抜いたら、どんどん 人として見られなくなりそう。） マスクしてても、口元を上げていないと 腹がイタイのも強くなるし 顔の表情が暗くなると、それが 当たり前に顔の筋肉が 固定されてしまうそう。 だんだん４５歳も過ぎると 顔立ちと言うよりも、 顔の表情とか、 目元が優しいと言った所で その人の生き方や 心境を見ているような気がする。 だから「神経質そうな人」と言うのは そういう生き方と、そうなる心境で 生きてしまったのかもですね。 「日頃考えている事や 思っている事が 外の世界に現れる」と言われる現象も 最初に思う気持ちがあるからですよね。 そうなると、思っている事が 顔（表）に出るから、 「自分の顔に責任を持て。」と 言うのも分かります。 いつも穏やかに平和に過ごしている かなり高齢の方は、お地蔵さんみたいで 男性か女性か分からなかったりしません？ そこまでの心境にはなれないけど 「ないモノが欲しい」と思ったり 「あれもこれも！」と言う欲があるうちは ムリなのかもね〜。 とりあえず私は、与えられた今の環境で 「あるもの」を数えて、心豊かに 過ごして、柔らかい表情の女性で 過ごしたいです。