話をしてみた。


こないだ久々に踊りに出かけました。人生を潤すには踊りが一番。

だって、次の日 
仕事の効率良くなるの。これ本当!ボスにも ちゃんと伝えたわよ。


この日もね、面白かった。隣に座っていた男性二人組みのうち、私の横にいた男性。

どうやら私より一回り年上との事。「あら。じゃあ、会社の上司くらいですね」私がそう言う。

でも、こういう場所で会うからなんでしょうか。年齢の差を感じない。そして感覚がとてもスマートに

思えてくる。「お姉さんは、いくつなの?」そう聞かれた。



あのね、私ね、年齢って、踊ったりしてないと聞かれなくなったんですよ!!(←あ、そう。)

久々に年齢を聞かれて「いくつだと思います?」と尋ねた。すると、男性は「29歳!」と言った。

・・・・・31ですが、対して変わんね〜よ・・・。でも、この年齢になって思うんだけど

自分がいくつに見えるかを聞いた場合、2〜3個は少なく言ってもらえないだろうか?

これが、素晴らしい大人の社交辞令と言うものである。

私は隣の男性に「お姉さん」と呼んでもらえたので

「お兄さんこそ、40代なのに、若いですね!」と言った。

そう。
「お兄さん」「お姉さん」とは世代や次元を超えて使える代名詞。

所で。このお兄さん、確かに見た目もそう。

彼らの同世代の集合写真を撮ったら、ちょっと若く見えると思う。



さて。一回り・・・。と、言う事は お互いに「寅年」だろうか。

「こちらの、私の友人らも同じ年ですよ」と言いながらタバコを吸う。


「此処はね、青春を思い出す場所なの。でもお姉さん達て俺らより ずっと年下でしょう?

この曲かかっている頃、生まれたんじゃないの?俺らRって言うディスコ世代なの。お姉さん達は

ディスコだった?それともクラブ?」


「はい。確かに70年代は生まれた頃ですよ!でも 好きなんすよ、昔の曲。

あと、私らの時ってジュリテクの頃が青春でした。」


「こうやって、踊る頃〜!?」と、お兄さん言いながら腰を動かす。

「そうです^^あの頃はK&Qに行くのが趣味でした!

私らの世代って、ギリギリ ディスコじゃないかと

思います。」


大声で会話をしながら、この時 ふと思う。踊るのが好きな人と言うのは

曲に共感する事で、年齢の溝がなくなるのでは ないだろうか。


「ここのイベント、来たことある?」「ないですよ〜お兄さん、ありますか?」

「ないけど今度来たいな〜」


本当に不思議なんだけど、此処で会う人って 前から話をした事がある人みたい。

だからなんでしょうね、二度目偶然に会うと「わ〜!!」って嬉しくなる。

「此処で話すると、みんな仲良くなりますよね」私がそう言う。

「うん。ある意味、特異な空間だよね。」「通じる人とだけ仲良くなれる、社交の場ですね

「ちょっと踊りに行ってくるね」私にそう言い、お兄さんはフロアに行った。


このお兄さんは、この後、さらに見知らぬ人らを巻き込んで

フロアで友達を増やして行ったのです。小道具の帽子と、黒のセルフレームメガネを

使って。この件は次回に続く。