質屋に行った話


私は、質屋にヴィトンの

「ミュゼット タンゴ」のバッグを持って

買取に出掛ける事にした。

ついでに、10年使用した傷みもある

ヴィトンの財布も持っていく事にする。

この財布は、長財布なのだが、

バッグと同様で、フタになる部分が

めくれあがってしまい、財布の角も擦れて

しまっている。新しいモデルの財布を

購入して以来、ずっとクローゼットで眠っていたのです。

バッグと財布、金額はどうでしょう?HOW MUCH?


1人で質屋に行くには敷居が高いので

マミーと一緒に向かった。

開店と同時に入店。店のドアを開けると

20代の男性スタッフが「いらっしゃいませ!」と

声を掛けてくれた。

私は、「予約はしてないのですが、ヴィトンのバッグと

財布の買取をお願いできますか?」と聞いた。

すると、スタッフは笑顔で「はい。ありがとう

ございます。それではこちらのお席へどうぞ」と

案内された。

店内は個室になっていて、周りからは

人の姿が見えない様になっていた。

お客は私とマミー以外は誰も居なかった。


席に案内されると、質屋の公式ラインに

登録をしてほしいので、QRを読み込んで

欲しいとの事。今時って、こういう感じなのか。

QRを読み込むと

「買取についての説明」について書かれた文章が

出てきて、そこを同意するように言われる。

今時って、スマホでするんですね。

20代の男性スタッフは、笑顔で感じはいいが

50代の私から見ると、こんなに若いスタッフでは

金額の判定などちゃんと出来るのだろうか?

と言う不安な部分はあった。

ちゃんと「鑑定士1級」と書かれた名刺をもらったが


どんな金額を付けられるのか、ぼったくりは

ないのか?などちょっと思ったりした。


男性スタッフは、私とマミーに「本日は

ご来店ありがとうございます。」と言い

ペットボトルの小さなお茶と、プチクッキーを2個

渡してくれた。これはどうも。今時

お茶やお菓子をもらえるなんて、珍しいですよね。

さらに、スタッフ男性は、テーブルにクロスを引き

私の持ち込んだ買取品をそこに

置いてほしいと言う。

このクロスが、
「お客様の大事なお持物を

大事に取り扱っている」
言う印象を思わせる。

「ヴィトンがお好きなのですね?」と言うスタッフ。

「はい。でも、バッグは使い道が無くなりました。

財布は使用感がありますが、一応持ってきました。」と

私は言う。



「最近、ブランドバッグも金も高く買って

もらえるってチラシなど入ってますよね」

私の家は、今でも新聞を取っているので

よくこの手のチラシを目にするのだ。

「ブランドだけじゃなく

金かどうか分からないものでも

持ってきてもらえると、こちらで判定しますよ」と

スタッフが言う。しかも

「昨日は、金かどうか分からないと言いながら

お持ちになったお客様のアクセサリーが、

実は金で、70万円で買い取りました」と言う。

うそ!すごい!

しかも、その判定をするには時間もかかるので

昨日は「2時間待ち」だったと言う。

おお!偶然にも昨日は私は休みじゃなかったので

今日は、1番に見てもらえてツイてる!

ちなみに、金が1グラム3万円と言うのも

昨日(2026年2月3日)までで、

今日はもう2万円台に戻ったと言う。

スタッフが言うには「投資してた人達が

金の方に流れ込んでしまい、金の価値が

下がった」みたいな事を言っていた。

「金も、46年ぶりに3万円を越えたと

言っていたので、またどうなるか分からない」とも。

なので、「もっと上がるかも!」と思って

持っていないでタイミングを見て売りに

言った方がいいのね?金なんてないけど。


ついでに、金ならリサイクルで使用出来るけど

ブランドバッグはどうなるんしょう?

私が聞くと「はい。買い取ったバッグなどは

修理をしまして、
新品に近づけまして

中国に販売します」と言う。


ええ?!うそ!中国なの?

そのまま買い取って、売りに出すのではなく

手直しをしていたの?知らなかった。

そういえば、店内には販売の商品がないような?

「はい。店頭では買取専門なので


販売は、公式サイトからになるんです」と言う。

へえ。そうなんだ。

買い取った商品は、本部に送るので

お店には置かないらしい。

スタッフは、私の持ち込んだバッグを

拡大鏡を使って見ている。バッグの裏や

縫い目などをチェックしている。

私は、
一応「このバッグは廃版みたいです」と

誇らしげに言ってみた。←アホ


スタッフは、バッグをチェックし、写真も撮っていた。

その後、財布も同じようにチェックをして

写真を撮っていた。

スタッフは、この画像を本部の方に送り

判定を待つようになるとの事。

まあ。ここで見てもらって

金額が決定ではないのね?

金額が決定するまで、私はマミーと

席に座って待っていた。


20分後くらいに、スタッフが戻ってきた。

「お待たせいたしました」と言い、席に着いた。

バッグについては、型崩れはほぼ無いのだが

角が少しすり減っているのと、手持ちの部分が

新品同様のベージュじゃない為、金額は

1万円との事。

この時、スタッフは電卓で金額の数字を打って

私とマミーに表示した。

1万円か・・。3万は無理か。そうだよね。

新品同様じゃないと、買った当時よりも

金額は上がらないだろうけど、25年前の物だし

そんなものかな。

でも、まあ、いいか。

そして、次に財布の金額は「2,000円」と

電卓で数字を見せられました。

財布は、中は綺麗なのですが

すり減り方がバッグより深いので


修理に出して販売するようになるので

この金額になるとの事。

私は、バッグも財布もその金額で良いと

伝えた。

すると、スタッフは、買取の件で

私の名前、住所、電話番号、そして

身分証明書を提示してほしいと言った。

私は免許書を出す。名前や住所の登録は

スタッフが免許書を見てアイパットみたいなので

入力をしてくれた。

最後に私が、ペンを渡されて


自分の名前をサインした。

ここでも、用紙に記入じゃないのを見ると

やっぱり時代なんですかね。


スタッフは席を立って、買取金額を

トレイの上に乗せて来ました。

私は現金で「12,000円」を受け取りました。

「また、何かお売り出来るものが

ございましたら是非、お願いします」と言われた。

もう売るものないな〜。

最後に「買取の接客について」のアンケートも

QRから読み込みをしてほしいと言われた。

星が5個あるうち、どのくらいの評価をするかと

言うやつ。星5個にしておいた。

こうして質屋を出たのですが、物を販売していない

まるで商談の様な個室で、お金を受け取った。

自分としては非日常だった。



使わなくなったバッグと財布。

お金になって良かった。

これでもう、「あのバッグを使うために

小物入れみたいな財布になる物

でも探そうか」と

考えなくていいんだな。無駄使いしなくて

いいだな。と思ったら気が楽になった。

大事にしていたバッグが、手元から居なくなるのは

寂しい気持ちになったけどね。

でも、25年間、私の手元にいてくれてありがとう!

どうか、私の持っていたバッグが

綺麗に修理されて、中国人の良い方に

使ってもらえますように!