カエルの悲劇〜その2〜


こないだの「カエルの悲劇」を

読んでくださって、

どうもありがとうございました。

気持ち悪くなかったですか?

大丈夫でしたか?

ここのページを開いてくれたと言う事は

まだあのノリで「カエル」の話をしても

OKと言う事ですね!

ありがとうございます!!嬉しいです。

前回のような感じなので

心の準備は出来てると思います。

あ!でも、くれぐれもモノを食べながら

ここから先を読まないでくださいね。


では!「カエルの悲劇〜その2〜」の

始まりです!!

事の始まりは、2か月前でした。

2023年の7月上旬、晴れてました。

その日の私は、仕事に行くために

自分の愛車に乗り込みました。

エンジンをかけて、車を出そうとすると

ふと、あるモノが私の視野に

入っていました。

やや黒くて、丸い物体。

しかもその物体は、

助手席側のワイパー付近に

固まっているようです。

私は愛車のシロを走らせながら

この・・ワイパー付近にいる物体が

死んだカエルだと言う事は

女の第六感ですぐに分かりました。


走行中の私は、この死んだカエルの

処分を考えながら運転してます。

いつもなら心地よいはずの

ユーロビートが、変な胸の高まりにより

ドキドキしてきます。

私は今日は「グッドモーニング」が

「バッドモーニング」に変わってきたのを

この死んだカエルを目の当たりにして

感じました。



赤信号になったので止まりました。

その間、じっくりと

その死んだカエルを見たのですが

目をつぶっております。

こんな所で目が合ったら

ぎゃ〜!と騒ぎます。


この死んだカエル・・・今の隙にでも

信号待ちしてる間に

どこか道路に飛ばしたい気分です。

でも、愛車のシロが

汚れるのは嫌だ。

赤信号で待ってる間、私は

まじまじと死んだカエルを見ます。

思ったのは、「雨が降ってなくて


良かった!」と言う事です。

何故なら、雨が降っていたら

ワイパーを動かさないといけないからです!

今日、たまたま晴れてて助かりました。

不幸中の幸いとはまさにこの事!

だがしかし!私はとんでもない事を

思ってしまったのです。



このカエル・・・もしかして

ワイパーの下に居るように見えるけど

実は、ワイパーの先が体にぶっささっていて

カエルの腹を通り越しているのではないか!?

もし、そうだとしたら、

団子みたいに刺さっっているのではないか?

そうです!
「串団子」ですよ、奥さん。

しかも「ずんだ味」の緑色!おえ〜。

もし、その状態だったとして

雨が降っていたら、ワイパーを動かした瞬間に

カエルの腹ごと、私のフロントガラスが

左から右へ擦られる!きゅっきゅっと

音を鳴らしながら!


ワイパーの先がぶっ刺さったカエルの腹で

今度は右から左へ動かされたら

フロントガラスが汚され、カエルも一緒に

ドロドロになるのではないか。

うわ!!気持ちわりい。

そんな想像(妄想)をする私も

きもいけど、でも実際にそうだったとして

処理するのも私なんですよ!


キュキュットで、掃除をしないと

ダメですかね。



そして、私は無事にワイパーを

使う事なく職場の駐車場に着きました。

私の次の作業は、この死んだカエルの

処分です。

私は恐る恐る、運転席を離れ

ワイパーを覗き込みました。

すると、死んだカエルは

ワイパーの先に刺さっていたわけではなく

原型はありました。

良く見ますと、ワイパーの下の

ガラスの方で小さくなってました。

この暑さで、日陰を探して

なんとかワイパーの下に身を置いたのでしょうね。


でも、あまりにも暑すぎて、

干からびてしまったのですね。

なんだか切なくなってしまいました。

可愛そうですよね。

カエルはカエルなりに

暑さを調整しようと頑張って

涼しい所を探したのに。

カラッカラの

日干しみたいになってしまい

最後には私に「気持ちわり〜」と

言われるのですから。

でも、こないだの車のドアで

べちゃっとなったカエルよりは

まだ処分がラク。

私は雪かきセットの道具を出し

(季節外れだけど、トランクに

年から年中置いてあるのです)

その先で、死んだカエルをつつきました。

うん。確かに固まっている。

そしてやや薄くなったと思われる

その死んだカエルの体を

勢い良く、駐車場に落としました。

本来なら、ここでちゃんと

ちり取りを持って来て

燃えるゴミ袋にまで入れないと

いけないのかもしれません!


これで2年続けて、車で

カエルの死体に遭遇しました。

もう、来ないで〜〜!!

私の愛車のシロに近づかないで〜!

私はただそう願うだけでした。

ケロケロ。