J(S)Wライブ!レポート3


和弥が「一緒にステージに上って盛り上がろう!」と言った。

候補者が手を挙げた。結構前列の人いるなあ。

「ステージに上りたいヤツは

ジャンプの高さで決めよう!」と和弥。

なんだかとってもフレンドリーな言い方だね。

その場でジャンプをしてみるメンズ達。

「そこの!ジャンプする時、

手をパーにしてたヤツ。決定!」

1階の真ん中辺りに居る男性がステージに向かう。

「もう一人!今度は女子!」

グルリと和弥が前列を見渡す。

おお!私ら目が合ってる。
(・・・と勝手に思っている)

気のせいか!
(そうだけど、違うと信じてる)

「上りたい人〜!」手を挙げている女子も結構いる。

今度選ばれた女性も、私らの後ろにいる人だった。

こうして見ていると、結構後ろの方まで

しっかり見えているもんだね。

ステージに上ったファンと和弥は一列になった。

男性の名前と職業を聞いていた。

和弥は「おい、ミツオ。ミツオは運送業の仕事を

している時、そこに
ロックを感じているか?」と

聞いていた。

女子には「ユリちゃん」と呼んでいた。

同じようにロックを感じる時を聞いていた。

さて。このステージに上った二人にやってもらう事は

ステージの前に置いてある大きなアンプに

片足を乗せて、体を斜めにする。

そして、頭をガンガン揺さぶる動作。

ロックにノッてます〜♪と言う感じを

やっていた。ユリちゃん(←知り合いではない)は

和弥に頭を押されて、振り乱れていた。

一緒にいい思い出が作れて良かったね。


さて。ライブももうすぐ終わるよ〜って言われた。

みんなの「えー!?」やだやだ〜〜が聞こえる。

この時、また♪ラ ラーララ♪みたいな

バラードの曲を大合唱する事になった。

そのフレーズだけがずっと響き渡った。

私は「もう終わりなんて悲しいなあ」と言う顔をしていた。

そして力なく歌っていると

和弥と目が合ったような気がした。

(ええ、勿論十分勘違いだとは思いますが)

きっとその周辺をまんべんなく見ていたので

みんな均等に見ているから

私と目が合ったとは限らないけど。

だけどね、その時和弥は

右手で観客側にマイクを向けて

左手で「もっともっと!」と仰いでいた。

もっと歌おう!時間を精一杯楽しもう!

悲しい顔しないで!と言うサインに

勝手に解釈させてもらいました。

そうよ!今この時間を

忘れられない思い出にしないと!

照明が落ち、ペンライトを持っている人たちが

会場をキレイに光を動かす。

左右に揺れる白いライトがキレイ。

ここで和弥が一言!

「みんな、光物何でもいいから出して!

ケータイでもいいよ!」

ええ〜〜!うそ〜!ビックリ。

「バンバン写真撮っていから〜!

J(S)Wはいいから!!」

それを聞いてロッカーにケータイを

置いてきた自分を後悔。

見渡すと、
スマホ率50%!

動画にして撮影している人も沢山居た。(ユーチューブ行き?)

実はね、1曲目がスタートした時にケータイ持って

右手挙げている人がいたのね。

取り上げられる事もなく、

その1曲の時だけだったんだけど。

もしかしたら和弥はそれをステージから見ていて

「みんなケータイで撮っていいよ」と言ってくれたのかも。

凄いなあ。自由にさせてくれるし

ファンサービスいいね!大好きよ。

ケータイで写真を撮っていいと許しを得て

一生懸命撮っていた人たちも

和弥に許されたその1曲の時だけで、

後は閉まったの。

ファンもマナーいいね。


そして。またMC。

「今回の東日本大震災の事なんだけど・・。」って

始まって。すごく心配してくれてたよ。

「テレビで石巻が津波にあったのを見ていて・・。

俺ら石巻市民会館でライブした場所だった。

あの会場も流されてしまったんだな・・。

あの時のライブに来てくれた人、今日来てる?」

そう和弥が言った時、私の前に居た人たち

10名位が手を挙げていた。

震災後、J(S)Wは音楽で元気になってもらいたいと

思い、活動をしていたと言う。

(後からネットで昨年2011年の6月と11月に

震災の場所に来てくれたのを知った)

J(S)Wは元気を与えるつもりで出向かったのだが

逆に被災地から元気をもらってしまった、と。

「今、この会場でも被災に遭った人は居ると思う。

みんな、前を向いて!って言うけど

もう前を向くしかないんだよな。」

(J(S)Wは荒巻にも来ていたらしい。)

「これから近いうち、俺一人でギター1本持って

石巻に行くから!」

ええ〜!すごい!でも石巻は家から遠い〜!

「これはタダね!金取らないから!」

今でも余震がある宮城県に来てくれるだけでも

十分嬉しい!

「いつになるか分からないけど、後は

ツイッターで知らせるから!」

(この後、4月1日と2日に本当に来て

くれていたのをサイトで知りました)