気持ちは伝わる


半年に一度位の割合で、オカルトIさんから

お手紙が届きます。

Iさんは手書きが好きで

いつも可愛い切手で、お手紙をくれます。



あと、もう一人、夏になると

著中お見舞い代わりに手紙をくれる

Gさんと言うお友達が居ます。

Gさんは、昔から文房具が大好きで

レトロな便箋に「最近の出来事」を書いてくれて

他には、小さな可愛いメモ用紙やシールを

入れてくれたりします。


私は、もうすぐ50歳になりますが

このようなお手紙にお返事を書いていると

小学生の時、何人かの友達と

「文通」をしていた事を思い出しますね。

メールやラインでやり取りが出来る今の時代に

わざわざ手書きで、時間を使って

私の為に1通の手紙をくれたと思うと

その思いが嬉しいです。

私も手紙をもらったら、お返事は

手紙で書くことにしているのです。

こういう時に「年賀状で当たった切手」が

大活躍しますよ!

自慢じゃないですが、私、毎年

「切手シート」は1組、必ず当たってます!

今はまだ、手紙の切手代は84円ですが

もう少し経ったら、値上がりするそうですね。


手紙はその人の個性が「字」に

現れていて、手紙が好きな人って

基本的にキレイな字を

書く人が多いですよね。

大昔、雑誌の後ろに宣伝されてた

「ペン時の美子ちゃん」でもやってたの?と

思うくらい。←(ペン時の美子ちゃん、通じましたね?)

私も手紙で返事を書く女なのですが

字は、ハッキリ言ってキレイではありません。


丸くて漫画字だし、漢字は良く書けないし

手紙に返事を書く時、スマホで漢字に変換して

書いてるし。しかもその漢字は書くと

やたらと大きくなるし。

私は修正ペンを使いながら

手紙を書くので、これは

「シャーペンと消しゴム」の方が

いいのだろうか?と思ってしまった。


これがパソコンで遅れるメールなら

ペンと便箋を用意しないで済むし

私が「この漢字ってどう書くんだっけ?」と

思っても、すぐに変換してくれるし。

文章を入力した後は、一瞬で相手に届くから

便利なんだけどね。

でも、実はこのパソコンで打ち込まずに

わざわざ手書きをする所に

実は、その後、達成感があるのです。

もらった手紙の内容に返事をするとは、

自分が何を考えていたのかと言うのも

文章を書くことで、気持ちを整理出来ました。

切手を貼ってポストに投函すると

「書き上げた!!」と言う気分が

最高潮になります。

私が小学生の頃、文通をしていた友達に

手紙を送った時もこんな気持ちだったかな?

あまり達成感はなかったな。

大人の今とは違うけど

子供の頃は「お返事まだかな?」と言う

お楽しみがありましたね。

シンプルな白い封筒に入ってくる

大人の手紙みたいな感じじゃない、

子供の世界での「可愛い便箋」が

普通でしたよね。

やっぱり手紙を書く方も

手紙をもらう方も楽しかったですもんね。




約40年位前(・・こう書くと自分、歳、取ったな)

あの頃って、「見知らぬ人と文通」と

言うのもありましたよね。

個人情報などオープンな時代でしたから

「ペンフレンド募集」って言うコーナーに

住所とか普通に書かれてましたもんね。

私は、リアル友達としか当時は

文通してませんでしたけどね。

中には「見知らぬ人」とペンフレンドになって


やり取りしてる人も居ました。

その人が言ってたのは

「ペンフレンド募集中と言う事で

その人に手紙を出したら、

ものすごく手紙が届いたらしく

その募集した人の友達の方から

「〇▼ちゃんの代わりに私と

文通しませんか?」とお返事が来た」って

言ってたな。

あの頃はペンフレンド募集に

「返信用の切手を入れてくれたら


100%返事出します」って言うのが

良く書かれていたね。

とりあえず、その人は返送用切手を

ちゃんと入れたのか?返事が来て

良かったね。

私は、見知らぬ人と文通って

怖くて出来なかったな。

「変な事件に巻き込まれたら

どうしよう!?」って思ったしね。

でも、時代は流れ、今は

手紙と言うツールではなく

「SNS」になっただけなのかもね。

友達作るのも、彼や彼女作るのも

結婚相手探すのも、

SNSで出会える世の中だもんね。

そういう私も、ネットで友達沢山出来た。

「知らない人!?怖い」と言う感覚が

だんだん麻痺してなくなるのが不思議。

でも、それも使ってるSNSに限るかも。

ネットで友達も出来て、


あと、買い物も出来て

病院の予約も、旅行の手配でも

なんでも出来るんだよね。

改めて凄い時代だな。

40年前から見たら、今は

ドラえもんの世界だわ。



話は戻りますが

前から思っていたんですけど

手紙って、くれた友達が


どんな気分で書いてくれたかと言う思いまで

文章に乗ってくるんですね。

楽しい事を書いてくれてると

その波長を感じ取るし。

これって、手書きだから?とも思ったのです。

そして、便箋の紙一杯にその人の

文字が埋まっている事で、
なにかを

キャッチしてしまう私。←


でも、これって、手紙に限らず

電話でも、DMでもラインでもそうだよな・・と

改めて思いました。


ここは、いくら時代背景が変わっても

変わらないものなのかな?と。


私、通話は「かけ放題」にもしてないので

長時間あまり人と電話はしないんですけどね。

昔、電話で話をしてて

気まずくなった時ってありましたよね?

「おお。。ちょっと沈黙したよ」と

思った時の、
あの張り詰めた緊張感。

あ〜ゆ〜のって、電話だと直で

伝わりますよね。

それが今の時代はDMでも

ラインでもメッセージでも

伝わってくるって言うのありません?

若者が、ラインなどのやり取りで

絵文字やスタンプがないと

「機嫌悪い?」と思われるとか。

「ラインで句読点の「丸」を付けると

冷たい感じがする」とか。

今は、もうこんなの

前の情報かもしれませんが

これも確かに「一理ある」と

私も思った事あります。

気持ちが分からない分

スタンプなどで表現と言う事かとは思いますが。

でも、もらったメールやラインの

返送などから


「あ〜・・本当は乗り気じゃないな」とか

「その気があったら、さっさと

返事するよな」と言うのを

感じたりしますよね。



手紙は、その文体全部に

「この時はこういうテンションと

こんな気持ちで書いてます」と言う

思いが乗ってくる。

でも、ラインやメールなども

その時の気持ちで書いてくるけど


そこに、自分と相手の

気持ちの差が出た場合は特に

分かりやすかも!と思ったのです。


・・と、言っても上級者は

そんな気持ちは

ひたすら隠して伝わらないように

しますからね。


そんなワケで!

私もその日の気分で日記や

HPのネタを作成するのですが

気分がなるべく乗っている時に

書くようにしてるんです。

思いは伝わりますからね。

もらった手紙の様に

読み終えた後も嬉しい余韻が

残れるように、いい波動を

私も出したいですね。