アブラ取り紙


顔がテカってる。これは肌が艶やかと言う感覚とは違う。

ビカビカしているのだ。これは、光っているとは違う。

余分なアブラ。それとも汗なのか。

この余計なオイルは、化粧崩れを物語っている。

でも、オイリーで吹き出物が出来るワケではない。

ああ。この余分なアブラを乾燥しがちな部分に

回して良い循環を促したい。


最近、私は油取り紙の存在を、大きな存在と思っている。

油取り紙を切らして、一日過ごした。

(「ファックス用紙で、顔拭き取るのはどう?」その手があったか!!)

直接ファンデーションを塗った。ああ、なんかベタっとした感触。

いつものように、 油取り紙に余分なオイルを移し、

「こんなに吸い込んでくれた!」と観察したい。


化粧崩れは、泣いた時だけではない。

鼻をかんだ時だけではない。

午後になると、アブラ取り紙が生活の一部になる。

高くない金額で、元が取れる程、活躍をしてくれるアブラ取り紙。

たいしたもんだ。
なかなかの働き者である。

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