アラフォーでも女子力


私は昔から

「派手な女」と言うイメージがあるらしく

40代になって、ベーシックな色を着ても

「派手なイメージ」が消えないらしい。



人の色の好みは様々で、

明るい色が好きな人も居れば

シックな色が好きな人も居る。

好きな男性の色に染められて、

別な色が好きに

なる場合もあるとは思う。

しかし、私の場合は

「その時の心理状態」を

服の色で現わしていたに過ぎない

と思えてきた。


10〜20代前半までは、とにかく

原色が好きだった。

勿論、スカートは絶対にミニ!

これは時代背景もあったんだと思うけど

なんとなく、浮かれて過ぎていた若き頃の自分よ。

今、昔の写真見ると、

ただ単にケバイ姉ちゃんだけど

(私もう、この頃の自分に戻らなくていいわ)

当時はきっと、真っ赤な口紅の色も定番で

肌ツヤも良かったから、派手な色を着ても

映えたんだと思う。



20代後半から、そんな派手目な色の服を

着ると疲れてしまって


メンタル面を表しているのでしょうか。

あ、きっと不景気のせいだ。

世の中の服も、シックな色多かったような。

そうそう。「黄色」が流行っている時って

お金が回っている時らしいね。

転職ブームが来ると「黄色」が流行るって

昔聞いたよ。

不景気だったから、茶色やグレーが

世の中に溢れていたのかな。

そんな時代背景もあってなのか

私は10代〜20代前半の様な


踊りに行く時も、昼間遊ぶ時も

似たような恰好!と言うスタンスのが

無理になってきました。


30代を過ぎた事から

「世間から浮かないようなメンズ受け」と

言う事で、当時の私の
スタイリストMM

協力的でした。

(MMは、私のヘアースタイル&

ファッションアドバイザーだったのです)

デニムに無縁だった私に

寒さ対策以外の、おしゃれ目的で

デニムの良さを教えてくれました。


膝丈の「清楚そう」路線をぶっこんで

くださったのもMMです。


「豹柄は靴などの小物で済ませましょう」と

アドバイスもくれました。

しかも、30代は代謝が落ちるお年頃だったので

「体型カバー」まで配慮されたファッションも

提案されました。



だけど、40代になり

「28歳の服が着れる」のが理想的と言う中

私の中でも変化が起きました。

それは、「踊りで着るドレス」と

「着替えた私服」の

ギャップの差に、

ビックリされたのが原因です。

自分としては、

「普通に
ONとOFFの切り替え」でした。

しかし、先日踊りから着替えた後

「私服姿、地味だね!!」と

メンズに言われました。

自分の中では、決して地味ではないと

普通の服だと思っていました。

しかし、夜を彩るには、

私服も「鮮やかさ」が必要な事を知りました。

この意見は、ごく一部のものだと思ってました。


だけど、「派手だね!」と言われ続けた

私の人生の中で

「地味だね!」と言われて

どこか居心地の悪さも感じました。

そして、「このモヤモヤはなんだろう?」と

考えたら、ある答えが出ました。

「地味=女子力ゼロ」と言う図式です。

きっと、これが私の中で受け入れがたい事に

なっているのです。



「変!」「ダサい」と言われたワケではない。

その時のファッションでも

普通にカラオケでも、ディナーでも

一緒に居る人に恥ずかしい思いを

させる事はないと思います。

しかし。私も思いました。

「女は、いくつになっても

明るい色を、せめてトップス

(ブラウスやセーターなど)に置かないと

枯れて見えるのかも!」と。

顔の表情や、明るい印象に見えるには

トップスの服は、絶対に明るい色!

茶色や黒はシックでいいけど

男ウケを狙うなら

とにかくピンク!もしくは白!と。


服の色が、その日の心境を

現わしているのは今も変わらないです。

10代の頃のように、外にエネルギーが

飛び出すような原色は

もう無理だけど。

年相応の肌ツヤに映えるように

明るい色を大目にしたいと思いました。



歳を重ねて、服のジャンルは

変わっても、根本的な「女子力」は

いくつになっても

持っていたいですね。