服選び


私のトータルコーディネイターMMは、素晴らしいセンスの持ち主である。

私と服の好みは違うのに、何故か上手く組み合わせられる女性。

ここ1〜2年、季節が変わる度に服を選んでもらっている。

MMに、私に似合う服をどうやって選ぶのかコツを聞いた。

すると返ってきた答えは

「みかりんさんらしさを失わずに選ぶ事です」

だからあまり不自然じゃないのか。

「あと、オフィスモードにならないようカチッとした服は選んでいません。

あくまでもオフと言う設定で選びます。かわいいテイストが基準です。」

素晴らしいMM!



私らしさを失わないで選ぶ・・となると

自分で選んだテイストになりそうだ。

だけど、MMは視点が違った。

私らしさを出すものとは

色や柄の面積の量を減らす事だと言う。

例えば、豹柄はドーンとそのまま着るのではなく、部分で使う。

靴や小物で最小限に抑える。それがアクセントになると言う。

どうも私も時代が止まっている女らしいので、自分全盛期の頃の

いでたちを選びたくなる。
(誰もが通った青春の時期の事である。)

同世代かちょっと上の人は言う。


「昔、豹柄ってそのまま一着で着たりしたよね?今、違うもんね〜」

そうなんです。今は21世紀。私もさんざん時代に取り残され

MMに訂正並びに改善され今、なんとか生きてます。

その時代のファッションってあるんですよね。

最近はMMに全身のコーデを選んでもらい

その服を軸にスカートを買い足したりしてます。

さて。私がもらったアドバイスは以下の通りです。


★「似合う服」と「着たい服」は別だと気づく。

若い頃は直感で選びやすくなかったですか?

でも自分の世代で世の中が動いているワケではないので

直感で正解だった自分の時代は通り越している。

だから必ず鏡に映し、自分に合うかどうか客観視するのが大事。


★自分の体型を把握する。

一時体重が増えた時、下半身をどうカバーしたらいいのか

本気で悩んだ。その時にMMがスカートをフワフワにするといいと

言ってくれた。また、デニムならチュニックで・・と。

カバーするにはどんなスタイルならバランスが良いか?

色やデザインで選べるのは、

若いうちだけだと再度現実を見る。


★ベーシックな服で着まわす

私が選びがちな服は、トップスでもスカートでも主張が強い。

だから着まわせなくて服を増やす事になっていた。

3パターンくらい回せるシンプルなデザインなら

相性がいい。



★補色テクニックは女同士ならOK

学生時代の美術の時にあった

カラーの丸い円を思い出してもらえます?

赤と緑。紫とオレンジ。青と黄色と言ったような

向かい合う色同士の関係。

(重ねあって太陽を浴びると白になるらしい)

3・7と言った割合だとオシャレ!だけどこれは

美的感覚から女性同士にしかウケないらしい。


★メンズに会う時はグラデーションで。

淡い色から濃い色に移り変わるそのバランスが

かなりいいそう。是非試したいテクである。


MMにもらったアドバイスは、服を買い足す度に

私の肥やしになります。来月また選んでもらいます♪