婦人科検診体験物語 3


「婦人科検診行った方がいいよ!

付き合おうか?」

・・・今まで何人の女友達に

言ってもらえた言葉だろう。

検診を体験して、やっと・・やっと・・

私もそのセリフを言えるようになった。


「始めの一歩」を踏み出すまでが

恐怖で仕方なかった。

内診の日までをカウントするのが

重い気持ちで胸が一杯になる。

だけど、内診が怖いだけなら幸せだ。

結果が悪くて悩む事はないのを

大前提にしているから。


自分は絶対なんでもないと言う

根拠のない自信があるからだ。


今まで通院した事がなかったのが

幸だったのか不幸だったのか。

私も筋腫があった事を

検査されるまで知らなかった。

自覚現象がなかったし

やっぱりカメラで

子宮を見てもらわないと

分からないもんなんだね。


自分の体がどうなっているのかを

知って安心した。

そして、何かあった時に

掛かりつけの病院が出来たのが

嬉しい。



病院を選ぶのも

私も色んな人に聞いたよ。

そして私なりに分かった事は


★設備が完璧な病院へ行くべき。
(例えば筋腫が見つかっても、検査の道具がない
病院だと、大きな所でもっと良く見てもらいましょうと
紹介状をかかれたりするらしい)


★産婦人科と婦人科が分かれている場所がいい。
(自分がドキドキバクバクしているのに
小さい子供が騒いでいたりすると落ち着かない)



★先生が沢山いる病院がいい。
(一人しかいない先生の病院が、混んでいたりすると
感情抜きで、淡々とこなされるらしい。)



★男の先生でも大丈夫
「女医さんがいい」と言うけど、
これも十人十色らしい。
新人の男の先生だと優しくされるとか
ベテランの先生だとおかまいなしとか
色々聞くが、これは
相性なんでしょうかね。
私は診てもらった先生が気に入った。
気持ちの配慮があったのと、
笑顔で対応してもらえたから。


★病院の外観を見て、自分の直感を信じる。
なんとなく・・古そうな建物だったり
「ここはパス」と感じたりする事、ありませんか?
これってかなり正しいと思う。


★口コミをフル活用
評判がいい所の話ばかり集まる病院がいい。
だけど「○▲さんは良いと言っても、自分は
良くないかもしれない」と言う事を
頭の隅に置いておくといいかも。



★病院の雰囲気が良い所。
カリカリしているようなナースが
いる所は何かあったらすぐ
患者さんを怒りそう。
ただでさえ不安な思いで
内診するのに、感情的な言葉を
投げかけられたら二度と行きたくない場所になる。

極論だけど、将来の生死を分けるように
なると思いませんか?


★私だけかもだけど・・
パワートーンを握って左胸に手を置く。

今日、たまたま「オバケ屋敷」の特集やってて
怖がる心理と言うのをやっていた。
より怖がるようにオバケは
左側に出るようにしているとの事。

それは人間の心臓が左側にあるからなんだって。
右側から驚かすより、効果があるのは
ハートを狙っているからなのね。
それを無意識に分かっていたのか
私も内診の時、左胸を手に
パワーストーンを握っていた。



★これが終わったらのお楽しみを用意する。
内診が終わったら、浴衣を着て花火だ。
女子会が待っている。お立ち台が待っている。
スペシャルエステが待っている。
わーいわーい。ご褒美が一杯と思う。


★深呼吸!肩、足の力を抜く。口を開ける。
ただ、腰&オシリだけはドデンとする。
とにかくこれだけで苦痛な内診が
一気に好転しました!
従妹(ナース)のアドバイスは的確だった。


命が守られる場所が見つかって

安心したこの安堵感は格別だった。

もし、私みたいに

内診に恐怖感を

強く思っている女子が居たら・・・

強制はしないけど

いつか行けるといいね。


そんなワケで・・・半年後

また行って来ます。


あ!そうだ!

女子同士、一緒に行こうか?