映画を観たよ。



土砂降りの雨の中、ステージに立つ人達も大変だけど

観客も大丈夫なんだろうか?と見ていて思う。

ハウンドドッグが出てきた。

「フォルティッシモ」が流れた〜!わ〜懐かしい。

もう、アーティストの人達、観客の人達に対しての

根性と言うか魂って言うんでしょうか。

床にダイブして服がビショビショになったり

バケツの水をわざとかぶったりしている。



日が変わる24:00にやっとBOOWY登場!!

「ホンキー トンキー クレイジー」が始まった!

この曲が始まったら、もう次の日になってても

元気になるかも!

氷室さんも横殴りの雨に打たれて

髪もダウンしている。

あんなに雨が降っていると、自分の顔を拭くだけでも

大変だと思う。

そんな中、ギターを弾く布袋さんとか

雨に濡れても良くちゃんと弾けるなあと感心してしまう。

ギターの弦、悪くなりそう!その前に

本当に命がけで音を出しているなあ。

BOOWYは、雨に濡れても素敵。

スクリーンがもう、雨が降っているのが斜めに

一直線に分かるのだが

そんな中でも歌ったり、演奏できるって

やっぱりプロなんだなあと思った。

曲は続く。「DREAMIN’」!!

この大雨の中では夢を抱く事って

かなり困難な感じがするけど

BOOWYにメロディーに

最悪な状態から解放されるといいねえ。


やがて・・朝日が出てくるまで

様々なアーティストが出てきて

名前は聞いた事あったけど知らない人も居た。

私は、この映画が初めてと言う岡本靖幸

て言う男性の人の顔が分かった。

でも、当時見に行った人達は分かるんだろうなあ。

80年代の曲だけど、全然分からないって事は

私の好きなアーティストが偏っていたんでしょうか。

一緒に映画を見に行った晴○さんは

全員分かると言うし。

そういえば、THE STREET SLIDERSって言うバンド?

この人達も私は初めてみた。


曲は好みかも。

でも、26年前に歌っていた曲が知らないから

今聞いても懐かしさはないんだなあ。

後から知ったんだけど

「SLIDERSを聴いていれば、きっと

レッズもファンになるよ」って言われて

レッズも聞き出した人、多いんですってね。

ほほう。
ロックの歴史を知った気分。

色んなジャンルがあるよなあ。




なんとなく、私の中ではレッズって

大人なイメージがあって。

ブルーハーツの後にレッズが映って

曲がガラリと違うから

色に例えたら、黄色からダークレッドって感じ!?

こうやって色とりどりのバンドを

一気見していると

そのカラーってあるよなあと思う。

そして、前のバンドの興奮があっても

次のバンドが始まると一気に

雰囲気はそっちのカラーに染まるね。


そうそう。尾崎豊も出てたよ!

「シェリー」を歌っていた。

尾崎を見ると、

ああ、なんだかその当時だなあと思う。

今も生きていたら

親子でテレビとかありだったのかしら?


尾崎が出れば、尾崎カラーになるね。


今回の映画、私、知らないアーティストは

本当に人も歌も分からない。

半分くらい分からないなあ。

でも、しっかり見たい美里さん達は見れたし。

何組もまとめて見れて得した気分だね。


聴いた事のない曲が始まっている頃

映画も(野外ライブも)終わりに近づいてきた。

朝日が差してきて、雨も上がっている。

観客の人達は、みんな真っ白いレインキコートで

靴を脱いで裸足で居る人達が映る。

この私が聴いた事のない曲とは

佐野元春だった。(今回のライブのトリ?)

そういえば、なんでライブのラストの人を

トリと言うんでしょうね?


今も言うのかな?私らの高校時代って

ライブする順番って、若手から最初に出て行き

一番の大目玉のバンドが一番最後だった。

「終わり良ければ全てよし?」と言う事?

それとも、盛り上がってきて一番おいしい所は

一番の人!と言う暗黙了解?

まあ、いいか。

さて。私にとってトリ(?)の佐野元春の歌は

心地よいエンディングに聞こえる。

野外に居た観客たちの姿も

「やっと峠を越した」と言う印象。

曲は全て終わり、ライブが終わった。



その後の帰宅する人達の

大行列がものすごい。

一晩中雨に打たれ、病気になっているかも

しれないのに普通に歩けるのがすごい。

観客の大半が生き残ってライブを見ていた事

アーティストが無事にライブが

出来た事。凄いなあ。

感電死覚悟だよね・・あのライブって。

どっちも命がけだよね。。

なんか見ていてちょっと重かった。