カルビーのキャンペーン 私は「止められない止まらない カッパえびせん」のフレンチ味が好きだ。 昔は定番であったフレンチ味が 今はなく、時々スーパーで見かけると 「わああ!フレンチ味のかっぱえびせんが ある!」と心がときめく。 そして、迷わずにスーパーのかごに 入れるのである。 これはハッキリ言って罪な行動である。 何故なら、50歳になり代謝も落ちて 体重も減らない上に、 近頃、夏太りを体験するようになった私は 「スーパーのお菓子コーナー」には なるべく近寄らないようにしていたからである。 お菓子コーナーはとても魅力的なのだ。 子供から大人まで、 笑顔になれる場所なのが凄い。 そして、このカテゴリーの存在感の大きさは 「ダイエットしたい気持ち」を消滅させる位の 魔力を持つ悪魔のささやきコーナーなのだ。 一度足を踏み入れたら、正気に戻るまで大変。 「一個だけならいいでしょう?」と甘いチョコを 手に取ったら、もう悪魔の思うつぼ。 私は沼りたくないので、チョコのコーナーも なるべく避けていたのだ。 でも、「チロルチョコ」が30個くらい入ってるやつなら 個別に包装されてるし、一気に食べないからいいと スーパーのカゴに入れてしまったのがダメだった。 もう、ここで軽く悪魔のコーナーに入ってしまった。 そして、この魔力にそのまま惹かれてく。 私はその後、「かっぱえびせんフレンチ味」の イラストのエビと目が合ってしまったのだ。 フレンチ味は、今を逃したら次はいつになるのか きっと、忘れてた頃にまた発売するのだろう。 私は3分、立ち止まって考えた。 かっぱえびせんを手にして考えた。 「昔に比べると、中身の量がかなり少ない」 それが第一印象である。 今のスナック菓子とは、どの商品も全部 中身が少ない。 「たこやきの丸いスナック」なんて 私が中学生の頃は、袋を開けたら 2〜3個、黒くて丸いお菓子が 転がってきたのだった。 所が今は!袋の半分くらいしか スナック菓子って入ってない。 昔のサイズで、あのボリュームさで 100円で買えた時代が恋しい。 ・・と言う事を「かっぱえびせんフレンチ味」を 手に取り思っていた。 やっぱり止めようか・・この半分の量を 考えると、損した気分にもなった。 私は「損得」で生きてる女ではないのだが こういう貴重な場面では、お金が絡むので 冷静な判断をするようにしている。 正気な時は。 でも待て!この「かっぱえびせん フレンチ味」も期間限定なのだ。 あのフレンチ味の酸っぱさ 指に着いたあのフレンチ味の粉を 舐めるまでが「かっぱえびせんフレンチ味」の 正しい食べ方である。 子供の頃にその様な食べ方をしてきた私と しては、あの「フレンチ味の粉」の味が 忘れられない。 心を持っていかれた私は、このように かっぱえびせんフレンチ味は 「期間限定」とされてるのを 認識していたせいで、やっぱりまた スーパーのカゴに入れてしまったのである。 本当に上手に顧客の心を奪う商品である。 こうして、私は♪やめられない とまらない カルビーかっぱえびせん♪を 買い、早速その晩、袋を開けてしまったのだ。 袋を開けたら、一気に食べたくなるのが フレンチ味のかっぱえびせんなのである。 私は、久々に食べたこのえびせんの味に 懐かしさすら覚えた。 また、指先についたフレンチ味の粉を じっくり舐めてみた。 この酸っぱさがクセになるのである。 ふと、私はこの袋の後ろに書いてある 「カルビーキャンペーン」と言う文字が目に入った。 「貴方の止められない、とまなない事」を 74文字以内で書いて、キャンペーンに応募してね。 先着10名様に「JTBの81,000円分の商品券」が 当たるかもしれませんよ!と言うものだった。 しかも、旅行会社の商品券が当たるかもしれない! 私が東京行く時に申し込んでるJTBじゃないですか! 81,000円当たったら、めちゃくちゃ嬉しい! よし!私もこの商品券が欲しいので ♪やめられない とまらない♪事を書いて 応募するよ! 早速QRコードを読み込んだ。 すると、すでに第一回目の申し込みが 終了していた。ガーン。 でも、私には2回目の応募が待っていた。 良かった。 第一回目応募の時は 「カルタ風」に文字を考える時期だった らしく、この時期に採用されると、商品券の他 採用された文字のカルタまで着いて来たそう。 ちなみに「いつまでも続くアイドルの押し活」 みたいな文がサンプルで載っていた。 ほほう。自分にとってのやめられない事を 切実に書くのがポイントね。 2回目の申し込みは7月下旬で ここにチャンスがあった! 第二回目の応募は、「カルタ風」じゃなく 普通に74文字で書くと言うものらしい。 74文字ねえ。 私は思い浮かんだ! (今、私の頭の中に 「電球」の灯りが付いた所を 思い描いてくださいね。)←ひらめきの表現が昭和。 「「遊んでるね」と言われた10代、 でも50歳過ぎたら「若いね」と褒められる 夜遊びディスコ」 これいいんじゃない?と、 自分で言ってみる。 ・・と言うか、こう言う発想しか できないんか〜い! 私は、第二次応募の日までこのネタを ワクワク温めて待つことにした。 そして、7月29日から第二次応募のスタート。 私はカルビーのキャンペーンのサイトを開く。 私もディスコネタを応募するぞ。 ・・と、その前に「結果発表」だって。 そこには前回の選ばれた作品が 並んでいた。 おお!一体どんな作品が選ばれたのだろう? どんな内容を書いたら当選するのだろう? 私は「是非、参考にさせてもらいたい」と思った。 そして、当選されていたのは 「孫の行動を追うじい」とか 「靴下の片方 いつも 冒険中」 「眠る前の ショート動画を見て ロング時間」と言った 「あるある!」と言ったものであった。 何気ない日常の一コマがポイントなのか? さらに、カルタに書いてある 作品の評価をする人が その文章についての心境などを コメントしている。 ここはやっぱり 「5.7.5」みたいな俳句や カルタを読み上げるような文章じゃないと ダメなんだね。 いくら「74文字以内」と言われても 私の「ディスコ」の内容は カルタ風じゃないもの。 しかも、私の場合、心境までそこで伝えてるし。 じゃあ、先程の文章をもっと短く考えるか。 あと、1人1作品にすれば 何口でも応募できるみたいなのね。 せっかくだから、他の事も考えて キャンペーンに応募しよう! 81.000円の旅行券当たってください!! ・・と言うわけで、明日、 別なネタも考えてみようと思う。 フレンチ味のかっぱえびせんを 明日も買って。←ダイエットはどうした? |