みんなでマイムマイム♪


・・・社会人になってから、本気になって「マイムマイム」を踊ろう!

提案するのは、私だけであろうか?だって楽しいんだもん♪

陽気になれて、笑えて嬉しいでしょう?


こないだ合コンをした時、カラオケに直行しました。

私ね、カラオケに行くと必ず「マイクのテスト」をします。

そして「本日はご来店くださいまして、誠にありがとうございます。」を

始めるのが日課なんです。ええ。これは友人らと行ってもそうだし

初対面の人達と一緒の時も、このアナウンスからスタートです。

まともに
標準語、および真っ直ぐなイントネーション

一瞬、「本物?」と言う錯覚を覚えさせるのが
私の趣味です。

マイクを握らせたら最後。
もう私の思うままにこの場は始まります。


「みなさん、今日は素敵な合コンと言うなの同窓会ですね。

今日は出会いの記念に、学生時代 

やりきれなかったマイムマイムを気が済むまで

踊りましょう。」私がそう言うと みんなの心は私と共感するのである。

「ちょっと待って〜!マイムマイムなんてカラオケにあるの?」

そう言う男性Sさん(男性 26)

あります。ありますとも、みなさん。

私がすでにチェック済みでございます。」


そう。みんなが席についてコートを脱いでいる間に

私はマイムマイムを入れていたのである。

これは伊東家の裏技の上を行っている、

なかなか高度な技と言えるであろう。


ミュージックがスタートすると、みんなは「あ!本当だ!」と笑い

そして私が指導するまでもなく、手を繋ぎあっているではないか。

なんとも微笑ましい光景であろう。

みよ、下は25歳、上は43歳までの

いい大人8名が!


見知らぬ人達と手を取り合って輪になったのである。


ああ。みんな、先生は嬉しい、嬉しいよ。さあ、あの真っ赤な夕日に

向かって叫ぶんだ、
「マイムマイムマイム マイム ヴェッサンソン」と。

みかりん先生は、今、
校庭の白いお立ち台から

みんなの輪に入る準備をしているよ。

ちなみに みかりん先生の受け持っているクラスはない。

学科もない。何故なら
学歴が足りないからである。

しかし、今、私は生活指導を担当している気分になっているのである。

さあ、生徒諸君。最後の高校の思い出に
(高校生って言う設定なのか)

ラストは「オクラホマミキサ」だ。そして、締めは

「高校三年生」を歌おうではないか。

でも、みんなが望むなら、先生は、
「青い三角定規」の

「太陽がくれた季節」でもいいのだ。


♪ちゃら〜ららら〜 らららら らららら ららら〜♪

おお。みんなすごい。ちゃんと左周りに歩いている。

そして 先ほどの居酒屋で交わした笑顔とは別の、

抑えていたのだが、ダメ、笑っちゃう〜と言う

笑顔をしているではないか。

そして、すごいのは みんな大声で中央に寄り

「マイムマイムマイムマイム マイムヴェッサンソン」と

言っているのである。

掛け声をかけ終えると、また自分の位置に戻り、

ステップステップ。そして手拍子して「ヘイ♪ヘイ♪」と言い合っている。

なんて素敵な踊りなのだ。この時、
半分の人は笑い崩れ

新鮮なダメージを受けている。これもなかなか貴重な

学生時代の擬似体験と言えるであろう。



居酒屋の時に、中心人物となって

話題を提供してくれたMさん(男性 43)も
崩れ始め

「おもしろ〜い」と言い出す。最後はみんなで拍手。

ここで みかりん先生はまたも立ち上がり

「では、予定を変更しまして、次はドリフターズの

早口言葉をします」と言う。

またもや「そんなのあるの〜?」と言う声が聞こえる。

あります、ありますとも、みなさん。

先生は嘘を言いません。(・・・って、この輪の中に

本物のてぃ〜ちゃ〜(英語担当)もいるんだけどね。)

息を切らしている所で さっそく衝撃の第二弾。

ドリフの早口言葉。

書いていて、息が切れてきたけど

まだ書くよ。



♪ちゃっちゃっちゃららら〜 ちゃん♪

スタートは マイクを握っている私から自動的に始まる。

ここでちょっと話しておきたいことがある。

一番最初に早口言葉を言うのは、とてもラクなのである。

何故なら、みなさんご存知の通り一発目は

「生麦 生米 生卵」だからである。

言い慣れているので、お星様マークで評価するとしたら

★★☆☆☆☆ 難度はこんなものであろう。

そしていい終えると、右回りにまるのは

マフィーの法則だろうか。←アホ


さて、これから先は困難に直撃である。

なんと言っても初対面の、見知らぬ人も

沢山いる中で どんな台詞が出るか分からないこの曲。

私が言い終えた後の 台詞は

「カエルぴょこぴょこ 3ぴょこぴょこ〜」である。

「早口言葉 やりましょう!」と言い出した私でさえ

未だに完全に言い切った事がないのである。

この難度は★★★★★☆である。

しかし。この曲の魅力は「言い切れなくても

よくぞ頑張りました!」と拍手が来る所である。

さらに付け加えるなら、自分の持ちパートが分かると

通常より大きな声で言うのである。

これはケータイ電話をかけている状況に似ている。

大声出さなくてもいいのは分かっているが

思わずワントーン上がる、その心理は理解できよう。



次々とマイクが回り、最後の最後は

「なかなか鳴かないカラスが鳴いた。

鳴くのはカラスの勝手でしょ〜」で終わりである。


2曲続けて、あまり実行されない曲に参加し、

みなさん体力消耗であろうか。

でも、これも青春だ。さあ、みんな。

最後はキャンプファイヤーだ!

するとBさん(33歳 女性)が一言。

「アメリカン バトンやらない?」

私は
????だった。なにそれ?

「文化祭の時 やらせられた踊り」

え〜。知らない。みなさん知ってます?


では、次回の課題は

Bさん提案の「アメリカン バトン」と言う事で!!


拍手拍手〜♪