ディスコイベントIN SUMMER


ワクワクする夢を見た。私が高校時代の自分に戻っている夢。

「もう学校を卒業するから、

最後にステージに立って、もう一度歌を歌おう!」と

決心している。そして、

当時のドラムやギター担当だった友達に「ステージに立てる!?」と

声をかけていた。「まだ覚えているから大丈夫!」と言われ、

どこから楽器類を用意したのか、準備万端。

いざ出番だ!と胸をワクワクさせていたら

目が覚めた。・・・・なんだったのだ?

これから視線を感じようと思っていたのに。

だけど、忘れかけていた感覚が、どこからか蘇ってきた。

この夢の続きが、まさか今夜のイベントで実現できるなんて

夢にも思わなかった。

そう。私の見た夢とはまた違ったけど、ステージがあったのです。


ディスコのお立ち台が!


3月のディスコイベントがすごく楽しくて。

今回をずっと待ちわびて

てっちゃんとR君と三人でまた行く約束をした。

今回はDJさんのバースデーだった。

着替えとタオルを持っていこうと用意した。

19時半ごろ着いて、フロアに行った。

今回は前回よりディスコっぽい雰囲気で

照明が明るかった。

ミラーボールも沢山あって、フロアで踊っている人の

服の色がしっかり見える。

ジュリ扇子を持っている人もいた。

私も持ってくれば良かったな。

80年代の曲がかかる頃、懐かしい「SHOW ME」を聴く。

私とR君とてっちゃんと三人で汗だくになって踊る。

前、お会いしたような親子の方や、20代くらいの人が

あまりいないような・・。



そうそう、今回は面白い事があったよ!

DJさんがバースデーで、「また次回もやっていいかな!?」と

言われていた頃、
盛り上がってきて

なんだか一体感を感じて楽しかった。

私の隣にいた見知らぬ女性と

♪しぇいく しぇいく しぇいく♪で、一緒に通じ合って踊ってたの。

・・・で、いつのまにかその女性の方がいなくなって

ふと上を見たら、お立ち台の上に居たの。

あ〜、今日はお立ち台あったんだ!←気づくの遅い。

「お〜!」と私が彼女に拍手を送ると

その近所にいた男性の方が「貴方も是非!」とばかりに

私の背中を押し、お立ち台に上がらせようとした。

私は「はい!」と言いながら、よっこらしょ(←気合)を入れて

先ほどの♪しぇいく しぇいく しぇいく♪の彼女と

お立ち台の上に並んだ。

わ〜。いい眺め〜!テクノ時代のお立ち台しか知らない私にとって

70年代の曲でのお立ち台は、とても新鮮だった。

そして、周りをみると

なんて暖かい楽しそうな目をしている人ばかりなのだろう。

私は、
お立ち台に上げてくれた男性に心の奥から感謝をし、

ちょうど、先ほどドリンクを取りに行った時にGETしたウチワで

お立ち台の上から周りを仰いだ。(←アホ)

でも、本当に冷房が効いてないくらいの熱気で

風が欲しいくらいだったの〜!

少しばかりのそよ風で、私も化粧がこれ以上落ちないよう

ポイントメイクだけにならないようウチワを振った。

本当にいい眺め〜〜!!しかも気分爽快!

でも私は今、扇風機よ。

そう思っていたら、今度は向かい側のお立ち台に

私とお揃いっぽい服のジュリ扇のお姉さんが立った!

目がバチっと合ったので、思わず笑顔で手を振った!

「乗りましたね〜〜!一緒に踊りたいですね〜!」と言う

私の思いは見事に通じたみたいで、

扇子を振って飛び切りの笑顔で答えてくれたよ!

嬉しかった。


さて、私の隣には先ほどの♪しぇいく しぇいく しぇいく♪の

彼女が居たのだが、いったん降りてしまったので

また復帰してもらった。

あと、ずっと欲しいと思っていたミラーボールが

私のすぐ側にあって嬉しかった。けっこう大きいのね。

聴き慣れた曲が新鮮で、汗が気持ち良い。

ドリンク飲んでいる私の後ろ側にいる人たちにも

ウチワで扇いだら、笑顔を返してくれたよ。

・・・今朝みた夢の続きが、現実で形は違うけど

ここに繋がっていたのかな?なんて思う。

このキレイな色とりどりのライトが好き。

一瞬暖かいようなスモークが好き。


タバコは止めたけど、この空間で髪についた

タバコの匂いが、好き。

完全に時代に逆行している自分が好き。

スクリーンにはマイケルジャクソンが映っている。


ドリンクを取りに行きながら、遠くなる耳を気にして

スクリュードライバーを飲む。

「みかりん、いつのまにか居なくなったと思ったら

台の上にいたんだね」と言われる。はい。そうです。

ジュリテク時代のお立ち台しか知らないので

私のメモリーとして本日の出来事は

素晴らしい物となる事でしょう。


氷だらけになったグラスを持て余している私。

トイレに行くと、先ほどのジュリ扇のお姉さんが居た!

きゃ〜!笑顔で「今度、ジュリテク一緒に踊りたいですね〜!」と

ハイテンションで私が言った。

しかも胸
の谷間(←谷間が出来るようになった)に挟んでいた

私の汗だくのハンカチを手にして、握手をした。


ちなみにこのハンカチは
ナンバーズブランドの物である。

「ジュリテクいいねえ!あ、そうだ!メルアド、交換しようか!?」

お姉さんはとてもスタイルが良く、人目を引く女性だ。

「は〜い!メルアド交換したいです〜!なんだか服、

お揃いっぽいですね〜」

そうなんです!私、こちらのお姉さんと打ち合わせしたワケでもないのに

シンクロ現象なのか?色違いの柄ものの服だったのです。

てっきり同世代くらいなのかな?と思っていた。

ジュリテク時代の方かと思って、仙台K&Qでも踊ってました?と

聞いたら「青山K&Qで踊っていたよ!
仙台はグリーンハウスがある頃

通っていたんだ〜♪」とおっしゃる。


・・・あの・・・グリーンハウスって

私、行った事ないんですけど、

私らがコスプレ大会をする其の飲食店の

ママが昔良く「グリーンハウス」って言ってて

踊りに行ったと聞かされた事があるのね。

しかも、ママは今50代で、20歳過ぎた息子さんがいるのだ。

・・・あの〜。。そのママと同世代!?

「年齢バレルよね〜!今は帰省してこっちに帰ってきたんだ〜」と言う。

うそ〜〜!!なんと私より一回りくらい年上!!ひえ〜!

なんてスタイルがいいのだ?そしてその美貌。素晴らしい。

なんだか自分が小娘に思えてくる。(34歳で??)

きっと昔からブイブイ(←こう書くのも古い)言わせていて

男を悩ませたのでしょうねえ〜!なんだか、その年齢までキレイで


ご自分の体型にしても、趣味にしてもスタイルを維持されていると

羨望のまなざしを送りたくなってしまう。


そんなトイレの順番待ちの中

お姉さん目当ての若い男性が「一緒に写真撮らせてください」と

声をかけてきた。私はちょっと離れようとしたら

「ぜひ、ご一緒に!」と言われたので

この男性を真ん中にケータイに笑顔を向けたが

私は外して撮られたと思われ。(←笑う所)


さらにトイレ待ちをしていたら

「あれ?並んでるの!?」と男性に聞かれた。


振り返ると、前あったディスコで私にチークを誘ってくれた男性。

あら、まあ此処で再会するとは!びっくり。

「はい、並んでます」と言ったら「あ、そう」と言っていなくなった。

その後お元気でしたか?って言えば良かったな〜。まあいいか。


真夏の熱いフロアで、汗だくになって

色んな人に会えて嬉しい。

何気ない単調な日常を過ごしていて、

こういう弾けられるイベントがあって本当に嬉しい。

人生に遊園地がある感じ。

思い起こせば、一人で

思い出に浸ってコークハイ飲んでいる、

暗い夜の生活。

報われる事のない努力は、違う形となって

私の人生を飾る。


深い悲しみを味わった一ヶ月前の私に

今回のイベントは

私に生きる気力と楽しみや感動を与え

また明日から自分の生活に頑張って戻れるように

してもらえた。


人生の潤いをありがとうございます。


次回も絶対に行くよ〜!

今度は出産後の女友達二人を誘う!


コインロッカーの鍵を

てっちゃんが首に巻いてアクセサリーにしていた。

(よく苦しくなかったなあ。)

鍵を取って、三人で帰る夜道。

なんだか久々にワクワクして楽しかったね。

また行こうね。