デニム デビュー


中学デビュー。高校デビュー。卒業デビュー。新人デビュー。

そんな言葉は聞いた事はあるが

「三十路 デニム デビュー」とは、聞いた事がない。


もしかしたら、私だけだろうか?

三十路デニム デビューを

可憐に遂げたのは、私だけだろうか!(←アホ)

「デニムを持っていなかったなんて、珍しい!」

はい、そうです。私は天然記念物でしょうか?


私、基本的にあんよを見せるのが、好きだったんですよ。

だってスカートだと足、見せられるし、見せてる自分も楽しけりゃ

見れる男性諸君だって、嬉しいでしょう!?ねえ!?

女なんです〜って、アピールできるのって、楽しいでしょう?

(これ、もし私がグラマーだったら

胸みせて歩きましょう!胸!ほらほら!見られる方も見てる方も

両方楽しいでしょう〜!って、書きそうだね。)


だけど、歳を重ねるとは悲しい事ですね。スカートでは

冬が寒いのです。東北の冬は、カイロなしでは始まらないのです。

(季節はずれの話で、ごめんなさいね。)

そして、極めつけは年齢によって

「許されるスカート」と、「許されないスカート」が存在するのです。

学生服のようなプリーツスカートも、ミニのフレアーも

ひざ上15センチも30歳女性には、不向きになっていたのです!

スカートONLYで、突っ走てきた私。

このまま終着駅までスカートでいたかったのに。

この現状を素肌で感じ取ってしまった今、どう対処するか?

路線変更です。方向転換です。途中下車です。


しかし。この路線変更が良かったんですね。デニムにしてみたら

服のバリエーションが増えました。様々な方面にいる友人らから

頂いた服が、私の持ち前の服ではマッチしないのに

デニムには合うんです!

そして、
春先と秋に困っていたスカートファッション

コーディネイトに困らずに、お洒落を楽しめるんですね。

ああ。どうして私、花の20代の時に気づかなかったの!!


・・・しかし。物事には時期と言うモノがある。

きっと、デニムにチャレンジするのに

30歳の私は、いい時期だったのであろう。

路線変更。方向転換。それが転換期なのか。

運命のサイクルなのか。環境と心境によるものなのか

分からないけど、
途中下車をすると

新たなワールドが待っているものなんですね。


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