戻りたい?


最近 私が影響されるのは本みたいだな〜って思ってきました。

読書が趣味です。

「読みたい!」って思った本って、タイトルのインパクトじゃない?

言いたい事の要点は、タイトルに書いてある!って感じがする。


私の部屋にある本を見渡してみると

似たような本ばかりで集まっているけど、そこにはちゃんと主張があるのです。

タイトルを見ているだけで元気が出てくる。(EX. 大丈夫!うまくいくから)

私は自己啓発書が好きです。



ここ2〜3年を思い起こすと

「読んでそれまで。」と言った本が、自分の中に取り入れよう!に

変わってきたんです。

「塾に行ったから大丈夫」「参考書を買ったから

安心。」と思っている受験生が

「やっと、理解して自分の血や肉になった」と言った感じです。

早く言えば精神安定剤でしょうか。

自分がいい影響を受けた!と思う本は、周りにも薦めてしまう私です。

そして私の周りでは「読書感想会」が

ありとあらゆる所で繰り広げれています。

本は、価値観を変えられてしまう程の力を持ってるのだな〜と

思いました。


そんな先日。

「30代前半の今の自分のまま、20代前半に戻りたい。」

晴○さんとこのような会話をしました。

「今になって思うと・・・あの頃は・・」と遠い目をする私達。

色んな本に出会えて、気持ちを穏やかに過ごす事が

どんなに大事かと言う事を教えてもらえた今、

「10年前に出会いたい本だったね!」と言い合いました。

どんな事にも時期とタイミングがあるとは言いますが

今だからスーっと心に入っていく本も、

10年前だったら入って行かなかったかもしれない。

でも、この今の自分で20代前半だったら

もっと物分りのいい女だったよ。


そう。思い起こせば

どうしてあんなに我が強かったのだろう?と思う。

10代のうちは恋愛の話しか出来ないし、

(それも生活の半分を占めていたのね。)

争うのも好きだったし(←変な事が好きだったね)

「黒」を「白」と言っていたし。

変に執着していた出来事も思い出す。

20代は
欲望の塊だったし。

余計なエネルギーは有り余っていたし、使い方によっては消費だし。

欲しいモノは沢山あって、買っても買っても出てくるし。

大きなイベントはないのに、いつのまにかお金なくなっているし。

付き合いが一番多い世代だったし。

ワケが分からなくて遠回りばかりしていたような感じだし。

青春時代の真っ只中に居るまま生きていたら

もう世代は4世代くらい変わっているし。

「そのロングヘアーは、なごり?」と言われていたヘアースタイルが

「その当時のまま止まっている人」と天然記念物扱いされ

「その派手な服、止めてよ!」と言われていた身だしなみが

「まだそう言う服持ってたの?すたびれてない?」と
別な意味で

身だしなみを注意される32歳の私。




話は脱線しているが、

こうして振り返ってみると今って

穏やかに過ごしているのだな〜と思う。

そして、この今の自分のまま

20代を過ごせたら、

どんなにスムーズだったのだろう。と思う。

20代は「おまけ」だったのだろうか。

それとも、人生の基盤だったのだろうか。

このままリアル22歳くらいになりたい気はするが

32歳の今の感覚で戻ったら

シビアすぎて人生面白くないかも。

その時の自分に見合った事しか訪れないなら

やっぱりリアル22歳の自分だった頃では

今の様な本にはめぐり合えなかったのかも。


いい時期に良い出来事に出会えるようになっているのだから

このままでいいよね^^

戻れなくても、いいよね。


精神は戻らなくてもいいけど

肉体は戻りたい。そんなワケの分からない事を

今日も私は言うのでした。