久々にボディコン 2 一緒にお立ち台に居たお姉様が 「ちょっとビール飲んでくるね」と言い 台を降りた。そう。彼女はシラフ。 私もシラフで乗れる・・と思ったけど 35歳も過ぎると、色々勇気が要る気がする。 ボディコン着るのもそう。 何かするのに「あ・・私一人で大丈夫かな?」と 思ってしまう。ちょっと弱気になってしまうけど お姉様がいると心強い。 そう言えば昔もそうだったな。 「姐さん」って呼んでいた彼女と いつも一緒にお立ち台にいた。 二人で踊っているうちに、リンク付けで 知り合いが増えて行ったなあ。 「大学のサークルのパーティー」にも 参加させてもらえたなあ。 VIPルームに10人くらいで座って 近所は知り合いの知り合いで 仲良くなって嬉しかった。 いつも「楽しい出来事」の延長線に また面白い発展が待っている。 それが私にとってのディスコのメモリーだった。 何かしたい時に、 必ず一緒にしてくれる人が居る。 いつも私は人に恵まれている。 「類は友を呼ぶ」なんだろう。 それは今も昔も同じ。 この年齢になって夜遊び出来るのも嬉しい。 お姉さんのお友達Yちゃんが私の隣に来た。 お立ち台に上がって来た。 ブルーの扇子を持って。 「初めて来たんです〜!!」と言う。 初めてきたクラブでお立ち台!いい思い出になるね。 聞けばYちゃんは私の2歳年下だった。 「同世代だ〜!!」と大声で言い合い 左右対称に動くミラーボールを見ながら 踊る。 「こんなに楽しいなんて知りませんでしたよ〜。 もっと早く来れば良かった。。」と言う。 その後、フロアで私の友達らとも一緒に踊った。 R君の扇子を振りながら踊る姿を 「かわいい〜!」と言われていた。 てっちゃんも本気になって踊っていた。 Yちゃんと私は同世代でも Yちゃんの時はもうディスコと言うより クラブのイメージが強くなってきた頃だったせいか ディスコに行きたい!と思わなかったのかもしれないね。 (でも その頃って第二次パラパラブームだね。) 人生どこでどうなるか分からないね。 「面白い!」と思った瞬間から 運命は変わる。 その後もお姉様とYちゃんとお立ち台に居た。 フロアも盛り上がっていて サンバが流れたよ。見知らぬ人たちと目が合う。 台の上から笑顔を振りまく。「お〜!」と言われるのが とてつもなく楽しい。 ドリンク飲んで、フロアで踊って お立ち台に行ってみて。。 お姉様のダーリンに会わせてもらった。 まあ、素敵。 そうそう、私!今日お姉様のバースデーなので クッキーを焼いてきたんですぅ。うふ。 お立ち台にいたお姉様に渡したの。 もう、こんな事していると 追っかけファンみたいだね。。私。 お姉様、私のクッキーをみて すごく喜んでくれて台の上から 抱きしめられたよ。 ぎゅ〜ってされたの〜。きゃあきゃあ。←大丈夫か? みかりんだけの、お姉様でいて〜←私はレズではない。 時間はあっという間に過ぎる。 ドリンク飲むとトイレに行きたくなる。 トイレで順番待ちしていると 男女一緒の為か、メンズともお話が出来ます。 「お立ち台にいたね〜。」と声かけられました。 「はい。なんか暑いですね」 「さっき台の上から扇子で扇いでもらったから 涼しかったよ〜。その頃の世代?」 「はい。35です(←だって ↑この時点ですに 20代って思われないもん。)」 「まだ若いよ〜!俺44」 「お兄さんもまだまだ若いですよ〜! 厄年終わって良かったですね」 「あはははは。そうだね。」 そんな会話を交わしながら トイレを待つ。 また、トイレで合ったエピソードと言えば! 親子で来ている人も居たよ。 お母さんと娘さんで。 そのお母さんとトイレで順番待ちしていたら 「うちの娘はディスコデビュー 1歳半なのよ〜!」と言っていた。 ・・・連れて来られたのですね。 いいなあ。親子で同じ趣味って羨ましい。 もちろん、彼氏と同じ趣味って言うのも羨ましい。 同じ時間と空間を共感できるのが 家族やダーリンっていいなあ。 あ、それでね、親子でクラブ来て踊るの楽しいって。 旦那さん抜きなのね。。大丈夫なのかしら・・って思ったら 「旦那は要らないの。いいの。娘さえいたらいいの。 だって娘は私の宝物だもん。動く宝物なんだ」って。 そのお母さんと、後フロアでみんなで 自然に輪になって そこでスタッフのお姉さんと踊ってたよ。 私、扇子貸してあげた。 またまたトイレで会ったエピなんだけど すっごい顔小さいお姉さんにあった。 顔小さくて、アゲアゲなの。 「顔、引き上げてます!」って言ってたよ。 やっぱり女はタルミ防止よねえ〜。 後からダンスショーがあって そこで踊ったダンサーの方だった。 キラキラのスパンコールのベストが 今日の為に光ってまぶしかったです! 踊りはそれ以上に輝いてました。 なんでこ〜ゆ〜場所で出会う人達って 親しみやすく感じてしまうのだろう。 同じような曲や踊りが好きだからだろうか。 それは昔もそう思っていた。 だけど、私が10代の頃は 「お立ち台」イコール「女の争い」みたいな 変な対抗意識もあったり・・で、(若さの特権?) 親しみやすくなる人もいれば 無言の対立みたいな(目には見えないけど バチバチ火花が散る・・と言う 雰囲気でしょうか)のもあったね。 仲良くなると強敵なんだけどね。 相乗効果でパワーアップなんだけどね。 「視線を浴びれる」イコール「 クィーン」の図式が あったのでしょうね。 そこが生きがいだったから 私も、その当時の友人らも命賭けてた(←大げさ)。 いや、別にね もっと心を埋めるような出来事で 日々満たされていれば 「そこまで意気込んで踊るの?」って思われないの。 だけど、不健康的でタバコの煙に紛れていて 愛に満たされないと、余計あ〜ゆ〜所の ライトが大好きになるの。 今、結構いろいろ満たされているし、 不満もないけど。 結局、自分個人の領域で楽しみたい空間。 彼氏がいない時期に 何故かディスコの存在があった。 だからなんとなく「彼氏なしの時に楽しみたい」と 思ってしまう個人的な場所なのです。 (でも、また考え変わってきたよ。 彼氏いても、いなくても楽しい場所よ〜!) あの頃は「心の拠り所」にしていたんだなあ。 「貴方の心の隙間、 お埋めします」みたい。 (↑笑う せーるすまん)←懐かしい。 今は、全ての場所に自分の居場所を 見つけられた気がします。 さて。夜も更けて・・でも踊っていると 時間の感覚がなくなる。 お立ち台で力出し切ったのか私も ちょっとクールダウン。 フロアで踊っていると、メガネのカップルの男性が 上手に踊っている。みんな注目してる。 私らは扇子で きゃ〜!きゃ〜!言いながら 輪になっていた。 本当に楽しい場所。 新しいお友達も出来た。 お姉様にクッキーも渡せた。 素晴らしいパフォーマンスの踊りもみれた。 いつも聴いても飽きないサウンドも聴けた。 もうなくなってしまった・・と悲しかったのに まだディスコ(イベント)があって嬉しい。 何年も盛り上げてこられたのだから このままずっと続けてほしい。 いつもアニバーサリーであって欲しい。 あの当時の私は 35歳になっても踊りに行ったりしていると 思っていたかな? 扇子なんてあの当時で終わりって 思っていたんじゃないかな。 歴史は繰り返すのか 私がグルグル回っているだけなのか なんか・・自分が「あ〜・・一周したなあ。」と思う。 そんな私は次の日てっちゃんとR君から 「踊りつかれて筋肉痛だよ〜」とメールをもらった。 前だと二日後の筋肉痛だったのだが 私も次の日、すぐ筋肉痛になった。 ちなみに体重も減った。 減った体重を3日KEEP出来た。 やっぱりディスコは美容に良い! 楽しくて、嬉しくて、日常を忘れられる! 自分を取り囲む全ての人、出来事に 感謝! |