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ビジネス



世代の問わない、接客業をしている私は

先日、現役中学生と話をする機会があった。

中学生と言うのは、どんな事に興味を持っているのか?

部活動を中心に、世界が回っているのだろうか?

きっと沢山の友達に囲まれて、

楽しい学校生活を送っているのだろう。

しかし、売り場で会うのは、あくまで「お客様」

私の事も
「他人行儀」で当たり前だ。


人見知りをしやすいお年頃なだけに、私の事は

「大の大人」と言う目で、もしかしたら学校の先生感覚で

見ているのかもしれない。


私の幼馴染に、中学校の教師になった友人がいる。

「生徒から、恋愛の相談をされるの〜」と彼女は言っていた。

生徒達に親しまれる彼女が羨ましい。私が先生になれたとしても

(その様な頭脳は勿論
ないが)

私に出来るのは、
どうでもいい雑談くらいだろう。

あと、気合を入れて
マイムマイムを生徒達と踊る事くらいだろう。


「先生」と呼ばれる大人
しかいない社会で過ごす中学生は

世の中で働くOLである私と、対面で話すのに遠慮がちだ。

中学生の母親が、別な買い物に出かけてしまった為

私は、この女子中学生と暫く、会話をする事になった。

どんな会話を振ったら、ノッてくるのだろう?


「学校の七不思議」なんて知ってます?」こんな事を言ってみたら

今までと違った目で、私を見た中学生は「はい!」と元気に答えてくれた。

母校の七不思議を話したら、「私の学校にもありますよ」と言う。

興味本位で、どんな物か聞くと

音楽室に飾ってある、ベートーベンやモーツアルトなどのイラストの


目が夜中に光る!
と騒がれていて、七不思議だ。と言っていたら

夜、見回りに来た先生がその
真実を発見したそうだ。

どうやら、イラストの目が光っていたのは、
目に画鋲がささっていて

夜、懐中電灯で音楽室内を照らしたら、その
画鋲が反射しただけだったと言う。

こんな会話をしているうちに、私も楽しくなり

買い物から帰ってきた女子中学生のお母さんが、

私達を見て「なんで、歳が離れているのに話合うの?」と

不思議そうな顔をして言いました。でも、こんな毎日が楽しいのですo((=゜ェ^=))o''

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