アラフォー女子の会話


私は今現在39歳。独身。彼氏いない歴 半年。

仲良し従妹 Kちゃんは 38歳。既婚者。子供が3人。

私は東北。Kちゃんは九州。

子供時代は良く遊んだ。Kちゃんのお母様が亡くなってから

お互い環境が違うけど、結構マメに連絡を取り合っている。


連絡をする時は、お互いに困った事に遭遇した時。

「タロットで見て〜〜!!」とメールが来る時は

KちゃんのS.O.S。

また私がメールする時はだいたい恋話の相談。


Kちゃんの相談事は

ハッキリ言って今の私には無縁な事。

★子供の学校の話。(PTAみたいな事や行事)

★受験生の子供を持つ親の気持ち。

★転勤族なので、一軒家を持つのはどうだろう?と言う事。

★家庭を大事にするとは、お金の面だけか?など。

そういう立場になれていないので

相談相手になるには、私では力不足だと思います。

でも、話を聞いてあげるだけしか出来ないけど

Kちゃんはそれで気がラクになるなら

私は私なりにの役割を果たしているのかな。



一方、私がKちゃんに相談する時は

★相変わらず男運が悪いと言う愚痴。(←客観的にみると面白いかも)

★ちょっと前私が好きになった人は、

 Kちゃんからみて(聞いて)どうか?

★女性特有の病気について。(Kちゃんはナースなので

 検査の内容や手順に詳しい。)

・・・なんか、Kちゃんと比べると

私、なんか幼いかも!!最後の病気絡みだけ

年相応だね!!



Kちゃんに私の相談事を聞いてもらうと

目が覚める!!

「ああ!なるほど!本当はそういう

カラクリがあったかも!」と思う事がある。

簡単に言うと、「みかりん、それって表向きで

実際は、自力でこれた男じゃないよ」と

ハッキリ切ってくれたのです!

(結果、私と付き合う事もなく、疎遠になったので

今何をしているかも分からないのですが)

すごい!しかも私のタロットより

正確だわ。

(もちろん私のタロット様は波長があっているので

信頼できる相棒になっているのだけどね。)

やっぱり、物事は客観視するに限るのかなあと

思ったりした。


さて。お互い一番聞いてほしい事が

話し終えると、昔話になるか

最近会った出来事を話す流れになる。



例えば、私はこの冬に風邪をひいて

いつも35度の体温なのだが

36度あると熱になる。と言う事を言った。

そして、ちょっとした疑問なんだけど

「体温計って、42〜3°くらいでしょ?

もし、それ以上上がったらどうするの?

温度計になるの?」と聞いた。

すると、Kちゃんは思いっきり笑い出して

「なにそれ〜〜〜!!

私、今まで病院で働いていたけど

温度計で患者さんの体温測った事ないよ〜!」


と、言われた。

「それに、40度になる頃にはすでに

病院に来ているから、それ以上の体温になって

病院にくる人っていないから

ちゃんと対処されて無事になってるよ」


あ〜そうなんだ〜〜。

「私、前、友達に人の体温が

45度とか、それ以上になったら

肝臓とか心臓がグツグツ湧くって聞いたよ」と

伝えたらまた笑われて


「それって、鍋で煮だっているイメージだね〜

そんな事ないよ〜〜あ〜はははは!」と

言われた。

なんか、私がおかしいみたい。



でも、Kちゃんも私に負けずに

おかしい話をしてくれた。

ナースを辞めて、コールセンターで

ちょっと働いた時の事らしい。

ネットの件で、お客さんに電話をしていた時

まだ覚えたてだったKちゃんが

「フリーメール?」って聞き直したそう。

その言葉に反応した上司が

Kちゃんの所に来て

「フリーメールとは・・」と説明されたのだが

Kちゃんはお客さんの電話も聞いているから

両耳で、お互いの話を聞いていたらしい(器用だな)。


そして、思わず、上司の言った

「フリーメール・・・・・フリーメール・・・」と

呪文みたいにつぶやいてしまったそう。

すると、電話の向こうの人が疑問に思って

Kちゃんに

「あの〜〜。。。あなたって

何処の国の人ですか!?」と

聞いてきたと言う。


Kちゃんは、おもわず耐え切れなくなって

そこで大笑いして「日本人です」と

ゲラゲラ笑いながら言ったそう。


それを聞いて私も大笑いした。

「ふつう、どこの人?とか

なに人?って聞かない?」

「うん。でも、
どこの国の人って

聞かれた〜〜〜」


面白いKちゃん、その後は大丈夫だった?

「うん、上司に怒られたよ」と言っていた。


「なんか、Kちゃん、福岡弁使わなくなったね」

「鹿児島に来たからかな?」

「私、違う県の人にイントネーション違う、なまってる

って言われたよ」

「私も言われた〜!九州と東北の言葉が一緒に

なっているみたい。」

「だってさ〜、例えば 本日はご来店くださいまして・・って

アナウンサーみたいにまっすぐに話すと

冷たい感じよねえ〜。

語尾が上がるのは、感情表現でもあるのよね〜」

「そうそう!語尾が普通が下がるんだってね?」

「らしいねえ。私、ずっとこっち(東北)にいるから

あまり気にならないけど、北海道に行った人も言ってたよ」

「イントネーション違うって言われたって?」

「うん。でも、東京にいるといろんな所から集まっているから

北海道で言われるほど気にならないみたいよ」


こうして、次々と連想ゲームみたいに

アラフォー女子の会話は

続くのであった。