あの頃に帰りたい？ 「あの時、〇〇さんと出会っていなかったら ▼△さんと出会えなかった！」 「あの時、突然連絡くれたから 今も一緒に付き合いがあるんだね」と 言ったような、いい意味での「あの頃」の話。 こういう場合って、その当時は その人との付き合いが今後どうなるかは 分からない。 全部、後から「そう言えば・・」と 思い起こす事ですね。 では、後ろ向きな意味（？）での 「もしも〜〜〇◆だったら」みたいなのもあるよ。 「あの時、結婚を選んだら違った人生に なっていたかも！？」 「あの時、別な所に就職していれば 今より収入良かったかも」など。 人間って、今の現状について ふと考えてしまう時って 過去の選択が違ったら！？と 思ってしまいません？ 久々に帆帆子さんの本を読んだら 「過去に戻れるとしたら」と言う事について とても興味深い内容が書いてありました。 ある人が会議での発言をして 「本音ではない事を言ってしまった。 違う反応をしていれば、 発展が変わったのに」と 言う内容でした。 所がまた同じ状況が来て、 違う反応をした為に 一見違う方向に進んでいるように見えたそう。 ところが、結果的に前と同じ一番避けたかった状況に 進んでしまったそうです。 むしろ時間がかかって、その状況になったそうです。 これは以前ドラマでやっていた 「素敵な選タクシー」と言うものを 思い出した帆帆子さん。 （どうやら戻りたい時間に戻れるタクシーみたい） １億円当たっていた宝くじを換金しようと 主役がタクシーに乗るのだけど どうしても換金するまで 様々なハプニングに遭うそう。 そして最後には、 亡くなってしまうと言うストーリーも あったそうで、 実は換金できない今の現状が 一番マシだったと言う事が書いてありました。 避けた出来事自体は、 起こるべき出来事だったそう。 「あの時、この選択をしていたら 良かったかもしれない」と思っても 意外と、今の現状が一番良かったりするそうです。 自分の言動を変えれば変わってくのが 未来だそうです。 所が、ここが一番私がスッキリした所なのですが 「長年の物事の捉え方や、感覚には 癖があり、人は同じ場面になると ある程度同じ反応を起こす」と言う所です。 しかも、その癖とは放っておくと 流れて行ってしまう自分の傾向。 人は、その癖が出てしまうと 結局自分の本来の生き方に沿ってしまうのか。 そう思った事は、日常の様々な面で 私も痛感しました。 実はこの件を色々と書いていたら とても暗く、重たい内容になっていまったので 書き直して気を取り直しております。 今の仕事よりもっと向いてる仕事 あるんじゃないの？って、一度は思った事 あると思います。 夢と希望を持って転職をするのだって 「もっと自分の適性を生かしたい」と 思う気持ちの方が強いから出来るのでしょう。 だけど、仕事って結局 「最初の時のまま進んだ方が まともだったかも。」と思ったりするかも。 しかも転職繰り返すと だんだん条件悪くなっていく！」と思うかも。 実際に１年で４回も職を変えた人の 話を聞いた事あって、 「だんだん、悪条件になっている」と思った。 これって、不思議。でも 「次こそは！」と思う気持ちって 私がナンバーズ３を買う気分に似てる。 「次こそ絶対に当たる！」と言う希望があるから 買うんですよ。 あとは 失恋しても、「次こそ！」と頑張るのはいいけど 「前の方がまだ良かったんじゃない？」と 自分も思う恋があったり。 ハッキリ言ってこれも 「今度こそ、この選んだ数字は大当たりすると 思うの」と言う賭け事と同じ（？） 仕事も恋愛も違うようだけど 関わっている本人が同じ思考回路だから 同じように「いつもこう思う」と言う、 思い方の癖に辿り着くのね。 考え方の癖って、「失敗した時」に 出てくるんだと思う。 「ほらね、どうせナンバーズ３なんて いつも当たるわけないでしょ」 そう言って、また似たような数字を選ぶ。 しかも一度買って当たった事のある数字。 過去の分析の仕方が甘いのかも。 ・・だけど、こういう思い方の癖って なかなか治るもんじゃないみたい。 帆帆子さんは 「今と違う道を進んでいたら その時に出逢う事や気持ちなどを プラス思考に変えて、一つ一つ これで良かったと言う方向に変える」と言う。 転職したら、聞いていた内容と 仕事の内容が違う！なにこれ！ ・・と思ってはいけないのですね（笑） 時給が最高での金額を表示されて いただけの話だった！なにそれ！？ ・・と思わず、「頑張れば その最高の時給になるのね」と 考え方を変える。 「そういう人だと思わなかった」と 一緒に居て分かった彼の本性。 騙された！と思ってはダメ（笑） そういう一面もあったんだ。 じゃあそこも受け止めよう！と 言うスタンスじゃないと いい恋愛からいい結婚が 出来ないのか。 投げやりになってしまう結果 最悪の気持ちにまで陥ってしまうのね。 「今よりもっといい条件の未来」と 思って、職を変えたり恋愛したら 「前の方が良かった〜！失敗した！」と 思わないようにしないと どんどん「辞める前」「別れる前」の 条件より悪条件になっていく。 これって、結局自分の気持ちが 良い面を見ようと努力をしない 結果なのかも。 どんな境遇に立っても 必ずいい面と悪い面があるもんね。 いい所だけをピックアップして イヤな面を少なくするように 「今日はこんな出来事があって 嬉しかった」とプラスの方へ 考えるといいみたい。 「自分の言動を変えれば未来は変わる」と 帆帆子さんが言っている。さらに その言葉に影響を与えるのは 自分の気持ちらしい。 なにか起こった時に、プラスの方向に考えて それによって起こる事起こる事を いい方向へ維持する努力が必要らしい。 その「諦めない努力」を維持しないと 「あの時、こうすれば良かった！」と 思って過去に帰っても 結局、自分の本来の強かった方へ 物事が流れて行くそうです。 そう言われてみると 人それぞれ、違う生き方や考え方を していて、みんな全く同じ人生の人って いないね。 重なり合う部分はあるけど 何もかも同じ人っていない。 それが個性だったり その人の思考回路が作った人生なのかも。 何もかもプラス思考すると 本当は目を瞑ってはいけない所だったのに 後から気付いて事が大きくなってしまう事も あるから、やや客観視ないといけない事もあると 思う。 だけど、結局は「あの時こうしていたら」と 思う事があまりない方が 幸せな今なのだと思えるような気がする。 現在進行形の幸せ。 それが続く毎日がいいね。