秋のクラブ


一ヶ月半ぶりに踊りに行く!

今回は70〜80年代の曲がかかるイベント。

でもコンパクトフロアではテクノもかかるのね。

嬉しいなあ。



いつものようにロッカーで

服を脱ぐと

もう踊るスタイルよ♪

今回は秋なので、ベロア素材の

青のボディコン風ドレス♪

でも闇の中に埋もれると、

秋用の服かどうかなんて

ハッキリ言って分からなくなるね。

従妹の手作りの

ビーズのネックレスもブルーで

ピッタリ。

本当はこのスタイルに

冠を合わせようと思っていたのだが

姪っ子に借りた冠は、

3歳児向きで!

アラフォーの私が

頭に乗せると、

とってもおかしい。

なので!

せっかくだがボツにして

白の花を頭に飾った。

ハロウィンも考えたのだが

みんなでするならいいけど

そんな話も出てないので

シンプルに踊りやすい格好でいいか。



フロアに行くと、いつものように

聴き慣れた曲がかかっている。

暗闇をざっと見渡してみるが

あれれ!?

M姉さん率いる女子軍がいない。

今日はやっぱりお休みなのですね。

はあ。ちょっと残念。

でも、Eさんはいた。

声をかけてハグしあう。

今日はお一人様なのかな?

フロアでてっちゃんとR君と

踊っていると後ろから声をかけられた。

あ〜!貴方は!

ダンディーな50代男性。

「あら?今日はご一緒のAさんが

来れないみたいなので

てっきりお休みかと思ってました」と

私が言うと

「今日はね、一人で来たの」と言う。

だけど一人で来ている割には

女性2〜3人に囲まれていた。


さて。フロアは!

「イージー ラバー」がかかる頃

フロアは盛り上がっていて

ダンディーな50代の方

踊りも素敵♪みんなの輪の中央で

華麗なステップを披露。

ヒューヒューと言われながら

みんなを楽しませてくれていた。

この感覚が好きだ。

「次は誰が真ん中に行く?」と言う感じで

次々と振られる。

私の順番も来た。

バトンタッチされたら

とりあえず行くよね!?

その後、任せる人は

なんとなく目の合った人!

こうして見渡しても

なんかいつも会う人達が

少ない。

今日はこんな日なんだなあ。

そう思っていた。



そしてフロアを離れ

ドアを開けてみると

こっちではテクノがかかっている。

こちらのスペースは

羽織物を引っ掛けて行かないと

なんだか寒い。

90年代を踊っていると

「俺もどちらかと言うと

こっちの世代!」と

言っていた男性と話をした。

同世代らしい。

「懐かしいね〜」と言ってる。

はい、そうですね。

こうして時々

テクノかかるのを聞いていると

ものすごく懐かしい感覚が

薄れてくる。

でも、確かに20年前になるんだよね。

時間が経つのは早いね。

だけど、こうやって

踊っていると自分の年令を

いつも忘れている。(←忘れたいのだと思う。)



さて。ちょっと踊り疲れると

ドリンクを飲みに行く。

クラブのお酒って

普通に作ってくれて嬉しい。

メインのフロアを行ったり

テクノの所へ戻ってみたり

行き来をする。

ふと!ダンディー男性が居た。

女子達に囲まれて

お酒を飲んでいる。

おお・・すごい。

モテモテだなあ。



私は踊るのが好きだ。

ディスコ(クラブ)が大好きだ。

社交の場と言うか

集いの場みたいになっている、

この空間に居るのが好きだ。

でも、なんか今日は

ちょっと淋しい。

確かに楽しいし、嬉しいのだけど

いつも会える人達が


お休みなのが淋しい。

心にポッカリ穴が空いてしまったみたい。

こんな日もあるんだなあ。


でもミラーボールも

目がチカチカするライトも

元気に回っている。

好きなダンスの曲も

毎回かかっている。

なにも変わらない空間に

楽しみを共感している人が

沢山いるのに

M姉さん達が居ない。

人の存在の影響は

大きいなあと思った。



そう言えば・・随分前だけど

仙台じゃないクラブに行った時

楽しかったことは楽しかったけど

見慣れた人達がいない事や

挨拶をする人もいない場所

そして見知らぬ土地と言うので

客観的に楽しんだ夜を思い出した。

あの旅行の後

仙台のクラブが恋しくて泣いたね。


一緒に遊びに行ってくれるR君や

てっちゃん。

この年令になっても夜遊びが

出来るのは

自分と遊んでくれる人がいるからだ。

そして居心地がいい空間があるからだ。

仲良くしてくれる人が

沢山いるからだ。

私は改めて今の環境に

感謝した。



楽しい事は沢山あるけど

自分が現役で楽しめている!と

思える遊び場って

こういうクラブだと思いません?



話が脱線してしまったわ。

さて。クラブはほどほどに踊り

あっと言う間に時間が過ぎた。

またEさんと写真を撮った。

「今回もケータイに画像送りますね」と

言ってまたハグをした。

おっと!ちょうどいい所に

ダンディー男性登場!

毎回顔を合わせているうちに

親近感が出てきたのです。

せっかくなので、Eさんと私の間に

入ってもらって三人でのショット!


この男性に

「ありがとう!今度店に行くよ!」と

私に言って手を振った。

「は〜い!」と返事をした私だが


・・・・どんな店の事を言ったのか

疑問である。