34歳で思う。


20代後半で悩んだ吹き出物が、出来なくなった。

これはとても嬉しいし、このまま吹き出物に悩まされない日々を送りたい。

20代前半の時に着ていた服が似合わなくなった。

時代と私が変わってしまったからだろう。

そして、肌の色が変化したのだとも思う。

昔の服と言うのは、
当時の自分を肖像した物で、

もちろん財産。

だけど、時間は確実に流れている。


気がつけば私も

顔のたるみが微妙に気になってきた。

20代前半の写真を見る。なんだか張りのある顔をしている。

昔のプリクラを見る。斜め上から撮っているので、

顔の輪郭がシャープに見える。

34歳の自分を鏡で見る。頬の肉が余計だ。

これがなくなると嬉しい。

体重は落ちたのに、顔の肉が落ちない。

・・しかし、そう思っていたのは自分だけでこれは

なかなか立派な「顔のたるみ」ではないか。

みんな「気にする程ではない」とフォローしてくれるが

自分の中では許せない。

「前髪を大目に作れば大丈夫」と言われた。

そう言われると、
やっぱり女は化粧と髪型で

どうにでも修正できる物なのだと思う。


顔の輪郭が変わっていくような気がする・・

顔の色が、年齢と共にオークルブラウンに近づく気がする。

大きな柄の服が似合わなくなった気がする。

顔色の映える服が変わった気がする。

しかし!これはどうやら悲しい事ではないようだ。

今までと違った雰囲気を作れる要素が増えたと

思う事にする。

そして、研究を重ねて学んでいこうと思う。