30代が終わる・・。


30代になってから早8年が過ぎた。

30代の前半は、20代の延長線で過ごした。

30、31、32まではなんとなく

まだ20代に逆戻り出来るような感覚だった。

20代後半の時は「30歳」と言う年齢を

恐ろしい物として見つけていたが、

その30になってしまうと、

開き直りをして、29歳と11か月の頃の

あの叫びのような顔をしたい心境から

かなり楽に開放されてしまう。


あの一か月前と、誕生日が過ぎた一か月の

この差は一体なんだったのだろうか。

時間はこうして心境を変えてしまう。


30から1歳、また1才と歳を取るのは

なんの抵抗もない。

だってもう、あの20代後半の苦しみから

開放されたのだから。

30代前半って、私は楽だったなあ。

世の中を知り尽くした訳でもなく

まだ勉強の途中。

でも、現役若者ではないけど

そこそこ信頼されやすいお年頃。

かなり良かったなあ。30代前半。

まだ遊んでくれる友達は沢山居たし。


33歳と34歳もあまり変化なし。

ただ、「四捨五入で言うと、34歳の4って

まだ許されるよねえ!?」と思う。

「34歳の4って、前半に入るの?

半ばじゃない?だって30って言う数字も

前半に入るからね」


この様な会話を、23〜4歳の時もしたなあ。

33は、ぞろ目でいい数字だ。

これがナンバーズだったら

ダブリで配当金が高額である。

33歳も私はゆったりのほほんと

過ごしていたなあ。

まだ結婚、出産などを20代のノリで

考えていたね。



でも、34歳〜37歳って

ちょっと現実的になってきたよ。

まず、高齢出産の扱いが

35歳って言うでしょ。

あらまあ、そんなお年頃!?

「私、もうすぐマルコウ(○高)になる!」って

周りが騒ぎだすの。

結婚適齢期は人それぞれだけど

出産は適齢期あるもんね。

だけど、この時期にどう動くかで

運命は変わるのかなあと私は思う。


35歳は、ひとつの

ターニングポイントでしょうか。

女は5歳刻みだから。

「30代の半ば」、まさに「ど真ん中!」

ど真ん中の市!(←知っている?)

市場化価格がどうのこうのじゃないけど

だんだんと、世間の見る目が

シビアになってくる。

と同時に「35歳の

平均値ってどんなもん?」と

逆に聞きたくなるお年頃。



「ええ!?35歳なんですか?

見えないですね」と言われた時

これは体型が崩れた女を基準にして

そうじゃないからビックリされるのか。

それとも、実際に35歳に見えなくて

もっと若くみれるからビックリされるのか。

貴方も一度思った事があるでしょう。

これは、勝手に

ポジティブに受け止める事にする。



36歳〜38歳は自分は

あまり変わらないけど

「あと、40歳までタイムリミット!」と

確実に自分を追い込む事になる。

ここからはもう、女を捨ててもいいと思うか

まだまだ女でいたいと思うか

かなりハッキリしてくると思う。

少なくとも、20代前半に見える事はないと思う。

「マイナス5歳肌」と言うキャッチコピーが

出回っているように

せいぜいやれても5歳なのだろう。

38歳で28才に見える事は

まず無い。



もうすぐ39歳を目の前にして

街の中を歩いてみると

自分は若人ではない事を実感。

若人とは、自分の年齢から

若い人を表す。

自分より年上と話をする分には

あまりギャップを感じないが

20歳くらい年下と話すと

世代を感じると誰もが言う。

そうだ。下手したら親子だ。


39歳になったら

また「29歳の感覚」のように思うのだろう。

もうすぐ・・・20代が終わる・・切ないと。

しかし、40歳になったら

また気が楽になるのではないだろうか。

39歳より、40歳でいる方が

自分の中でスッキリしているのではないかと

なんとなく思う。