ハロウィン★ディスコ2016 その2


VIPルームの、数人で座れる場所に

トランプ王子のお母様が居た。

タバコを吸っていた。

メンズ3名と一緒にいた。

「あのね、あのね、アリスちゃん。

ママってねクールなのぉ!」

「ああ!お母様ですね!初めまして!」

トランプ王子のお母様、突然

私が出てきてビックリしたんだろうけど

クールな印象でタバコを吸っている。

私は王子と二人でそこで立ち尽くしていた。

同席になったと言う、メンズ3名らの場所に

「あら、せっかくだからこちらに


座りなさいよ」と言われる。

「はい。」

「何か飲む?」と言われる。

オレンジジュースをご馳走になってしまった。

「・・・で?貴方は


うちの子と同じ位の歳なの?」


「いいいえええええ!!違いますよ!

私42歳です!」

「ちょっ、ちょっと!42って言ったら

私と対して変わらないじゃないの!

いつから付き合ってるの!?」

「付き合ってないですよ!さっき


フロアで踊っていて

友達になったばかりですよ。」


それを聞いて安心したお母さん。

私とあまり変わらない歳だった事もあり

昔、行っていたディスコの話やら

学生時代は、校内暴力があったとか

スカート丈は、思いっきり長かったと言う話を

してくれた。


トランプ王子のお母さん、ブイブイ

行ってたんだね〜!

私からみたら「お姉さん」だわ。


身の上話などしているうちに

私へ言ってくれた言葉が

「40代前半で初めて出産するのは

きついよ。でも、
私の知り合い51歳で

出産した人いる」と言う言葉。

ディスコ好き、アルコール好きな人の

集まりでも、
女でいる以上こういう

話って共通の話題なんだね。

まあ、相手もいないし

結婚するかどうかも分からない私。

子供が心の奥底から欲しいと

思った事もないけど

51歳までなら大丈夫と言う励みの言葉。

これって、ハッキリいって


「35歳の人」が「42歳でも出産してるから

私もまだ大丈夫」と言っているノリに近い。

その年齢がちょっと延長されただけ。

なんて言っているうちに

「あの人がまだブラブラ

夜遊びしているから

私もまだ大丈夫」みたいに
私の存在も

安心材料にされているかも!

「あのね、結婚が全てじゃないから

明るく楽しく生きる事よ!
」と言われる。

ありがとうございます。


アリスてぃん、頑張る!←なにが?

あ、そうそう私アリスの恰好してたのよね。

「あ!宇宙のファンタジーかかっているね。

ちょっと踊りに行ってみようかな」と

トランプ王子のお母様。

行きましょ!行きましょ!

フロアに向かう。



フロアに行くと、相変わらずの熱気。

ゾンビチームも元気に踊ってる!

「1年ぶりに来たんだよ」と言う事を聞く。

「またコスプレで参戦したいね」と言って

一緒に踊った。

頭にカチューシャのメンズや

目元だけの仮面をしている人達も居て

本当にここはパラダイス!

楽しいなあ。



ポリスの恰好のMさんと

一緒に写真も撮ってもらう。

帽子と手錠も付いてて素敵!

暫く踊って写真を撮ったりした。

席に戻って、サラダとチーズ盛りを

食べようとしたら

「あ!どうも!」と声を掛けられた。

今回合席で一緒になったメンズ2名。

こちらこそ「ご一緒の席で

よろしくお願いします」と言ったら

前にお会いしていたみたい。



「こないだも来てたでしょ!

松田聖子ちゃんみたいだな!と

思って見てたよ!」

おお。また言われたぞ聖子ちゃん。

♪時間の国のアリス〜♪

「まあ。ありがとうございます」

夜にだけ言われる「聖子ちゃん」と

言う褒め言葉。


さらに「東京の人なの!?」

きゃははははは!

まさか。私は思いっきり

宮城県住民ですよ!

だけど、
地方人にとって

「東京の人?」と言う言葉って

褒め言葉だよね。嬉しくなるよね。

さすがローカル人間の私。

一緒の席になったこちらの男性、

私が話を振らなくても

自己紹介から、出身地、

職業、年齢、ディスコ歴


「昔はレッパロと、グリーンハウス!」と

言う仙台の定番の話
を聞かせて

もらいました。

フロアの席での会話は

音楽の音が大きいので

大声で話をする。

当然、笑い声も大きくなる。

「アリスさん、本名なんて言うの?」

うん。アリスではないよ。


「みかと言います」

「あ、そうなの!みかさんね。


でも俺、聖子ちゃんって呼ぶと

思うよ!」


なんでもいいっす!

しかし・・・ここで出会う男性

(どちらかと言うと私より

一回り上位の男性)に

聖子ちゃんと言われる。

(にんまり)


〜ハロウィン★ディスコ2016 その3に続く〜