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7月28日(日)
この休みに2回釣りに行ってきました.釣り大好きの香港人に連れられ、ゴールドコーストへ夜釣り、そしてNew South Walesまでいって、又、釣り(しかも朝3時起き)。オーストラリアは州ごとに規則がちがうけど釣りにおいてもいろいろ違ってくる。
私の住んでるQueensland州はまあ、だいたい誰が魚を釣ろうが自由。小さい魚はもってかえらないのが決まり(25センチ以上は持ち帰り可)。ところが2度目に行ったKings CliffというQueenslandからN,S,W,州へ少し出たところで釣りに行った時のこと。香港人の彼らに「学生証は持つな」といわれ、「なんでや?」と思っていたところ、その郊外の絵に描いたような美しい(ほんまにええ所やった)釣り場の前にでかでかと掲げられた看板を見て、私は度肝を抜かれた。「N,S,W,で釣りをするものは必ずライセンスが必要です。もしこれに違反した場合80〜11000ドルの罰金を支払わねばなりません。違反者をみたら、ただちに連絡すること」11000ドルといえば日本円で約80〜90万円!もちろん誰一人としてライセンスを持つものはいない。「17歳と名乗れば大丈夫。未成年やから」と言われて学生証を持つなといわれた意味がわかった。。。

8月1日(木)
彼らは釣りをする為ならこの異常なまでに高い罰金を目の前にしても冷静かつ賢明だった
けど、そんなこと言われて肝が据わるような私ではないので、トイレのあるガソリンスタンド+コンビニ(この国のガソリンスタンドにはほぼ必ずコンビニがついている)でそこのオヤジに「魚はつれたか?」と聞かれると「もしやこのおっちゃん警察と組んで違反者を摘発するチクリ屋とちゃうか」と思わずにはいられなくなり余計挙動不審になってしまい、あやうく墓穴を掘るところだった。とてもライセンスをもっていそうに見えないアジア学生集団。そしておおよそ17歳には見えないメンバーを1人2人まじえて釣りは行われた。

8月7日(水)
その場所は絵にかいたようなきれいな所でした。私はここで25cmの鯛を釣った。メンバーは40cmのカニを釣った。釣り道具もすべて全部彼らは揃えていたので「どんくらい釣りやってんの?」とたずねてみたところ即「all the time!]と真剣に言った。
その2日後、彼らはまた釣りに出かけ、そしてまた、3日後にも。
私は連続の釣りに疲れ果て、釣れた私の鯛となんともうまそうだった巨大ガニ、他のメンバーが釣った「この魚はうまいんだ!」と称される熱帯系の魚を「あいつの作る料理は最高!」と言われる人のもとで料理された「すごく美味しかった!」らしい魚達を「料理をしたから今から来い」という誘いを「今はベッドでグースカ寝て疲れを取りたい」というその時の気分で断り、とうとう食すことができなかったというむなしい結果に終わったのでした。
それにしてもオーストラリア人も釣り好きが多いらしく、よく家族連れで釣りをしているのをみかけました。5〜6歳くらいの地元の男の子がウチラがカニを釣ったのに感激したらしくちょろちょろついて回っては「釣り好きホンコン」に釣りを教えてもらっとりました。
またね。
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