テングワール攻略大作戦 その1

こんなもん覚えられるもんか編


テングワールのお時間です。
字がいろいろあります。似てます。わかりません。(^^;;)

いやぁ、これはね、慣れるまでが大変なのさ。
普通のABCは漢字とくらべれば単純だけど、それでもそれぞれ結構形が違う。
でもテングワールはほとんどが似てる。
縦棒が長いか短いか、曲線が1本か2本か、縦棒が上に出てるか下に出てるか。どれがどれやらわからない。

で、こんがらかって、覚えられなくて、もーいいや、知らん!って投げ出すといつまで経っても読み書き出来ませんので、ここはひとつ、騙されたと思って覚えましょう。



←フォントをインストールして何も考えずにキーボードを打つとこうなる。

これはキーボードの並び方のまんま。
左から9個ずつ打つとこうなるわけ。
一番上は、縦棒の右に曲線があって横棒はないもの。
二段目は、縦棒の右に曲線があって横棒があるもの。
三段目は、縦棒の左に曲線があって横棒がないもの。
四段目は、縦棒の左に曲線があって横棒があるもの。
右の方、3列は、ちょっと形が違うやつ。

フォントはここここに行くとあるよ。WindowとMacでは使えるフォントが違う。グワはMac持ってないんで、Windows用のD.Smithさん作のフォントで話を進めます。スミスさんのは、テングワールフォントでは一番有名。何種類かあるからカタカタ打って遊んでね。詳しい打ち方はダウンロードしたらpdfファイルがついてるから、それ見てね。

で、この配置は、追補編とかに載ってるテングワールの表と向きが違う。仕方ない。だってキーボードは横に長いから。
本にある表は、縦長に並んでる。上のでいうと、一番左の列の4つが、本では一番上の段に並ぶわけ。
って言ってもわかんないよね。本出して比べてみて。

わかった? 向きが違うだけで並び方同じでしょ。

テングワールをキーボードで打つときに困るのは、キーボードのABCとテングワールのABCは対応していない、ということだ。
q は p だし、b は ng だし、みんなバラバラなのだ。
子音2つでひとつの字になるのが結構あるから単純にキーボードに配置出来ない。
それに加えて、ひとつの文字でも使われ方によって何の字か変わるのもあるから、ますますキーボードに配置出来ない。
例えば、y を押すと、が出る。これは、クウェンヤでは v だけど、シンダリンベレリアンモードでは m で、英語モードで書くときは w になる。

だから、普通のキーボードの配置にするには無理がある。
音じゃなくて、文字の配列順に並べておくしかないんだよ。不便だけどね。でも慣れるとこの並び方はわかりやすいのさ。

弓形の曲線は、一本だと無声音で二本は有声音、上に棒が伸びてると摩擦音、って風に形には意味がある。それがわかっていても慣れてないと見た瞬間に何の字かはとっさにわからない。
ひとつひとつとよーくお友だちになるのが一番。

で、端っこから順番にマジメに覚えるのもいいけど、グワはトリ頭で覚えてもどんどん抜けていく。(^^;)
一番いいのは、よく使う字を先に覚えちゃうことだ。あと、右の3列は、形が違うから覚えやすい。

ってことで、まずは読む順番



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