PJ監督の指輪DVD、SEEのタイトルシーン。というか、メニューページ? 正式名称は何て言うんだろ・・・本が映って、表紙あけて、1枚めくったところ。

何か、書いてあるけど、読めてる?
これ↓ 本編始まり始まり〜♪のメニュー。

上にキアス、下がテングワール。 指輪の本と同じレイアウト。


で、特典ディスクは↓


あ、同じ。 キアス、そのまんま。 テングワールはなし。

次、特典ディスクの2枚目↓


これも同じ。


では、まずキアスから。




このキアスは、指輪本と同じ読み方で、ホビット本のルーンとは違う。ホビット本のルーンは、上とほぼ同じことが書いてあるけど、字はまるで違う。なんで違うのかは、ここへ行くと書いてある。ぜんぶ読まなくても、初めの方に説明してあるから、なんで?!!って人は見てこよう。

で、とにかくですね、DVDに並んでるのは、英語式ルーンじゃなくて、昔々のキアスなのだ。

指輪のタイトルページと同じパターンだから、ちょっとここへ行って眺めてこよう。比べながらちょっと読んでみるといいかも。 同じ字が結構出てくるからね。

はい、読んで♪ 読んで♪ (^o^)

比べて読んでみた?

じゃ、下をどうぞ。

 ↓


 ↓


 ↓


 ↓


 ↓


はい、読み方↓ ふりがなは、ポインタ重ねると出るからね。 一応自分で考えてから確認しよう。



・・・と書いてあったのでした! ヽ(^o^)/

ちゃんとさ、指輪本と同じで、e が書き分けてあるわけ。すごいすごい。ダニエルさん、とーぜん、ちゃーんとわかっててこれを書いてる。

ね、there の2つの e は、発音が違うから字が違うのだ。 はじめの th は発音からして dh と書く。これも指輪本と同じ。

んで、back の ck はどっちも同じでOK。 しかしこれは、ほぉぉ・・・という展開になる。クイズネタに使いました。こちら


次、テングワール。こまこましている。キアスと比べ、情報量、多し。


じゃあこれは長いから、先に種明かしをすると、

Eleventy-one years is far too short a time to live among such excellent and admirable hobbits. I don't know half 〜

と書いてある。
ビルボのスピーチ、「このような、すんばらしいホビッツに囲まれて暮らすには、111年なんぞは、とてもじゃありませんが短すぎるわけでして〜!!」 ってとこね。

ここでは、シンダリン式に斜め斜めではなく、クウェンヤ式に上へ上へと読むパターンになっている。斜め斜め、上へ上へが何の話かわからん人はこちら。 っていうか、斜め斜め上へ上へがわからんということは字もわかってないだろうから、行ったついでに続きのページも少し見てきてね。


で、少しはわかったところで、下をどうぞ。
ふりがなふると↓  




eleventy の y は、てんてん。 years の y は、字で書く。 y は、終わりか初め(または途中)かで違う。
y の書き方っていろいろで、何語で書くか、発音はどうかによって変わるのさ。
ダニエルさんは、ここではこうしてる、ってこと。
eleventy の n も、普通は字で書かないで、「〜」を t の上につける。でもダニエルさんはこの飲み込む音の n とか m は「〜」にしない。いつもそうだな。


次。 1行目の真ん中辺。



time の e は読まないから、下に点。 live のとこも同じ。 そういうもんなの。

such の ch がになってる。画像がボヤけててよくわかんないけど、横線はあるな。short にを使ってるから、同じを ch に使うとは思えない。

普通、such とかの「〜チ」って終わるやつは、を使う。大体、って、まず出てこない。ダニエルさんはは単なる c に当てて、ここでは珍しい字のを ch としている。


はい、2行目。  


は普通は何語でも h なんだけど、x がになっている。
ダニエルさんは何故か頑として(?) h をにしない。
ダニエルモードです、っていうのを、そこで主張してるのかもしれない。見る人が見ればすぐわかるように。トールキンが書いたものじゃないですよ、って。 は特徴的な形の字だから目立つ。テングワールをちょっと覚えた人ならすぐわかる字だ。それをあえて h にしないというのは、なかなかのこだわりなんだと思う。

で、だから、ホビッツも普通はこうなるけど、ここではが h で、上の通り。←リンクで飛んだ先ではシンダリン式に母音が斜めで、上のは母音が上だからね。

で、excellent の n も、上の方の eleventy のと同じで、〜ではなくて字で書いている。

最後にフックがついてたら、s がつく。複数の s ではは使わない。

下に 〜 がついたら、その字が2つってこと。×2になってるとこ。 普通は下につけるけど、の場合はおなかの中が広いから、おなかに入れちゃう。なんか線がついてると二段腹みたいですが。ぶよよん。 暑いからって、そーめんばっかどかどか食べてると、こうなりますよ〜


で、終わりのとこ↓ 文が途中で切れてる。


know の w は。英語ではこう書く。ダニエルモードではトールキンモード通りじゃなかったりするけど、w は普通に。でものときもある。wasとかのとき。ここでは


ね、ちゃんとさ、文になってんだから、すごいよね。 知らない人には単なる模様だけど。
ということで、DVD観るときは、「111年じゃあ短すぎるわけでして〜!!」って書いてあるの、ちらっと読んで、「111年じゃあ短かすぎるわけでして〜!!」って言ってから、映画観てください。(^^)v


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