映画二つの塔、とやーー!っとエドラスをほっぽり出されたグリマは、アイゼンガルドへ逃げ込む。
で、サルマンさまに報告。 エドラスに現れたガンダルフには3人の従者がいて、そのうちひとりは人間で、変わった指輪をしてますよ・・・

サルマンは本を開いて、うぅむ、バラヒアの指輪か・・・となる。

さてその本には何が書いてあるのか?

それぞれのページを読んでみよう。サルマンさまはなかなかすごい本をお持ちなのだ。いいな。


で、その本、バラヒアの指輪の解説ページの2ページ前と3ページ前。
つまり、めくる前。

字、なかなかきれいに見える。ちゃんと映るのを見越して、というか、映す予定だったわけで。
いきなり目的のページが出るより、ピラランとめくった方が、流れが良くなるというか、本らしいというか・・・
だから、ここはめくる前に映るんで、このページはちゃんと書いたのを入れて製本しておく、という打ち合わせだったんだろうな・・・

いや、そうじゃなくて、あの本は全ページちゃんと書いてあるんだからさ。そうですよ。とーぜんですよ。あったりまえですよ。

もっとたくさんめくって、いろいろ映して、あの本のレプリカ作って、読み方の解説もつけて映画のときに売ったら売れたのに。先行予約の人から抽選で、リーさまのサイン入りのが当たります、とかさ。絶対応募したのにな。

で、このシーン、普通に見てると一瞬のことで、読んでるヒマはないけれど、世の中は第3紀と比べると、もうSF的に進んで便利になってるから、一時停止というのが出来る。
ピッと停めて、ノートに写し、えーとえーと、と読むと、おぉ、知ってる知ってる、これはあの辺の文だな・・・
シルマリルに出てくるの、そのまんま♪

ピッ!と停めたとこ↓
テングワールって、いいねぇ。
もう、何かさ、普通のABCより身近になっちゃって、なんでそこら辺のお菓子の袋とかお店の看板とか包装紙とかに使われてないのかが不思議なくらい。なんで???


ではまず、左側、初めの全部見えないページ。
でも何が書いてあるかはわかる。
シルマリル本の一部分だから。 らっきー♪ これが原典がない文だと何のことだかわからない。

あ、ここだ、ここだ! 見つけると、うれしいんだよね。(^o^)

ダニエルさんがせっせと書いたテングワール、映画では全部映らなかった。
かわいそー! せっかく書いてもらったのに! それでなくてもあのシーンは劇場版ではカットだったから、特別上映会でもない限り大スクリーンでは登場せず、家で観るしかない。

テングワールさんたちの間でもきっといろいろあるだろう。
 僕は半分くらいは映ったけどねぇ、お尻の方だけで頭が見えなくてねぇ・・・
 わたしは全部映りました。
 貴殿は丸ごとカットでありましたな。
 お前は映ったのに俺は映らなかったじゃねーか、どーしてくれんだよ!
 あらそんなに怒っちゃいけないわ。
・・・とか。
後々こじれると面倒だ。ここはひとつ、全部登場させて、人間関係、じゃなくてテングワール関係が良好に保たれるよう、不公平感なく丸く収まるようにしてみたい。

ではこの↓左のページ、




←これを読もう!

ちゃあんと見えてるのと、ちょん切れてるのと、ぜ〜んぜん見えないのと・・・これじゃ文句も出ますわな。

11行、その前と後ろも、わたしも映してぇ!ってところを補足して、並べます。

ダニエルモードだとどうなるか?
やってみよう。

この画像で見えてないところは、グワが並べてみただけだから、あの撮影で使った本・・・じゃなくて、オルサンクにほんとにあるサルマンさまの本とは実際は違うかもしれない。

ダニエルモード、映画のシーンによっていろいろだけど、このパターンならこうなるだろう、ってことです。

同じ単語のところにいくつか重なってるのは、これもあり、ってこと。
トールキンの書き方ならこう、とかね。

さて、シルマリルの本文。
Now these were the Three that had last been made, and they possessed the greatest powers. Narya, Nenya, and Vilya, they were named, the Rings of Fire, and of Water, and of Air, set with ruby and adamant and sapphire; and of all the Elven-rings Sauron most desired to possess them, for those who had them in their keeping could ward off the decays of time and postpone the weariness of the world. But Sauron could not discover them, for they were given into the hands of the Wise, who concealed them and never again used them openly while Sauron kept the Ruling Ring. Therefore the Three remained unsullied, for they were forged by Celebrimbor alone, and the hand of Sauron had never touched them; yet they also were subject to the One.
これが書いてある。↑
邦訳の該当個所は、472ページ。

まずは見えない上の方。
・・・っていうか、右のページと見比べると、上で「1」ってなってるところがこのページの一番上の行らしい。だからその前は、これの前のページなんだろう。
ま、とにかく、この段落の、見えない前の方。

いちいち振り仮名ふらないよん・・・と思ったけど、わかんない人いるだろうし、わかんなかったらつまんないだろうからつけときました。優しい!親切!なんていい鷲だろう・・・

字のとこにマウスポインタ合わせると変わります。

はい、初め。

見える行より前の1




  で、最後に作られたこの3つは〜・・・

終わりの点はコンマだからね。

now の w をどうするかが問題で・・・
were はいいのさ。 were とか was とかは、ハッキリ見えるのが他のとこにも出てくるから、でOKなわけ。

でもを使ってるみたいな crown とかがある。バラヒアの指輪の図解ページのピンボケ画像。これ
crown のとこ、に見えるよなぁ。それともやっぱりなのかな。わかんない。

だとすれば、ここでもnowの終わりは なのかもしれない。



見える行より前の2




  その3つは一番すごいパワーを持っていた。

指輪、他にもたくさんあったからね。


s の下に〜がついて ss になる。possess は、後の方で出てくるの。上の画像の4行目の終わりにあるよ。わかるかな。

で、s に母音の点を付けるにはどうするか。
ダニエルモードではs はを使うのが普通らしいんだけど、ここは下に〜がつくから、だと下のヒラランとしたところにぶつかるし、になってる。しかしだと上のテフタをどこに書くかが問題になる。

ヒラランの左側か、ヒラランを丸っこく書いて右側につけるか、となる。どっちもあり。気分かな。好みの問題なのかな。

かは、このフォントでは2種類になってるだけで、実際「さっ!!」と書くと、まっすぐな線で ←こういう感じでどっちに点をつけてもおかしくはない。
このフォントとは、ここのQuenya。いろいろあるよ。みんなも使って遊んでね。

トールキンは、指輪本のタイトルページでは、1行目のwestでは右側に ' をつけ、となり、2行目のhistory では左側に ・ をつけ、になっている。だから、同一文書の中で、右か左かどっちかに決めたら統一するというわけでもないらしい。やっぱ気分かな。なんとなく、ってのが一番気楽で、かつ芸術的になるのだ。芸術ですよ、芸術。

手紙の118番では、全部左側についている。書簡集持ってる人は見てね。
書簡集って、 これ か、これ

クリストファさんは、シルマリル本のタイトルページで、割と丸っこく、な感じで s を書き、でも点の場所はとなっている。

父上のトールキンの場合、下に〜があるからになるわけではなく、基本的によりの方が多い。
クリストファさんは、ocean とか、concern とか、さしすせそ読みになる c でを使う。つまり、concern は、「こんさ〜ん」で、初めの c は「こ」だから普通にで、途中の c は「さ」になるからなの。これが「こんか〜ん」とか「こんけ〜ん」とか読むんなら2つ目の c もを使うことになる。
とにかく、クリストファモードでは同じ c でも発音によって使い分けをする。で、s の字のときは
ダニエルモードでは、s の基本がで、下に〜がつくとらしい。パターンとしてはわかりやすい。

powers のw は、ower ってパターンだから、flowerと一緒で、マネをすればよろしい。
しかし、そのflower がピンボケでよく見えない。これね。←これではにしちゃったけど、でもなのかもしれない。わからん。
ということで、上のは2つ並んでおります。


はい、次。


1行目






  ナルヤ、ネンヤ、ヴィルヤ、ってお名前をつけてもらいました♪

じゃじゃーん!ヽ(^o^)/ ということで、出て参りました、映画で映ったところ♪

カーソル載せて出てくる振り仮名画像、色ついてるところ、本の画像の1行目。
続き↓のも、初めから色塗らなかったから、どの辺が見えてるのか、まず自分で探してみよう。

で、これ↑、「ed」ってのが見える。 ここだ♪ この辺で「ed」で終わるのはこの named しかない。

ネンヤが2種類書いてあるのは、上がダニエルモード。下が普通の書き方。「ん」って閉塞音が挟まるときの n は、上に〜をつける。
このダニエルモードではもろに字で書く。上の〜は使わない。



2行目





  火の指輪、水の指輪、気の指輪で、〜がセットされ・・・


w はほんとにいろいろで、

普通はで、だからこの行の water も普通はで始まる。

with は、普通は上に書いてある通り、で、でもクリストファさんは i と e が逆のパターンで書くからになる。

トールキンオリジナルの英文点なしモードだと、とかとかが w になる。なんて普段見ないよね。数字の2じゃないのさ。

それから、th の書き方も、普通は、
weather とか、feather みたいに濁るときは で、
eighth とか、earth とか、third みたいに濁らないときは、 になる。

だから、with も、dh って音になるからで書く。

ダニエルモードでは、th はどう読もうが、綴り通りに に統一して、使い分けはしていない。

普通は同じ th でも使い分ける。その方が却って分かりやすいしね。

で、だから、トールキンの書いた点なしモードのトムの詩では、withは、 って書くんだよ。
点なしって言っても、 に発音によって点がついて になる。
だから点ありモードのときみたいに、次のの上には点つけないわけ。

他にw と th が入ってるやつだと、weather は、 になる。
このパターンでは、 が e になる。シンダリンの点なしモードだと は a だけどね。ほら、モリアのドアに書いてあるやつさ。
で、トムの詩では が e で、でも water とか、river とか、together とか、er って終わるときの e は書かない。

トムの詩は、画集に載ってる。持ってる人は見てみてね。画集ってこれ

あ、話がそれた。ま、いろいろあるってこと。

頭をダニエルモードに戻して、次。

  
3行目






  ルビーとアダマントとサファイヤがセットされ、・・・


下にいろいろ重なったんで線で区切りました。黄色の線より下がトールキンの書き方。

ダニエルモードの場合、まず、ruby の y をどうするか。theyとかはを使ってる。しかし by のときは下に点々がついてる。バイって読むからなのかな。ルビーに点々つけたらルバイになるんだろうか。わからない。

「〜ィ」って読むときの「〜y」は、トールキンの書き方は2種類あって、
普通に i が ・で e が ' のときは で、i と e が逆のパターンのときは になる。
普通の i e のときに と書くと「〜ァイ」と読む。by とかのとき。


adamant の n も、普通は〜で書く。ダニエルさんはそういうの使っていない。同じ nt になる surpents のところでハッキリ見えるんで、同じパターンにしてみました。

サファイアがねぇ、わからない。画像を見ると、一番上の書き方になってる・・・よねぇ。
p が2つ続くのが書かれてなくて、次のがわからない。って、あんまり使わない字だからなぁ。
ダニエルモードではが ph なのかもしれない。が h だから似てるし。
p ×2にしてを使うとすれば、2番目に書いてあるやつになる。
普通は3番目、が h 。

サファイアも all も、同じ字がふたつ続くときは、〜をつける。のときは中に入れる。


では続きへどうぞ。


めくる前 めくってから
今ここ



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