エルフの館と川
エルフたちが住むエルロンドの館は川のすぐそばにあって、外敵が侵入するようなときには、川が増水して館を守ります。エルロンドの一声で川は言うことをきくのです。
映画ではアルウェンが呪文を唱えてましたね。

でも本当はエルロンドが命じたのです。川は彼の支配下にあります。
あの川はブルイネン(鳴神川)といって、ミスエイセル(にびしろ川) に合流します。

フロドの時代は第3紀の終わり。ここの館が出来たのは第2紀の中ごろので、フロドがやって来た時から数えて4762年も前のこと。

第2紀1693年、エルフとサウロンの間に戦いが勃発。1697年、霧ふり山脈の西にあったエレギオン(ひいらぎの国、柊郷、ホリンとも呼ばれる)の都、オスト・イン・エジルは陥落します。エルロンドは生き残ったエルフを連れて逃げ、そしてイムラドリス(裂け谷)に隠れ家を作ります。

ここは、Last Homely House (最後の憩館) と呼ばれ、エルフと善なる人間たちの避難所でもありました。エルロンドはイシルドゥアの末裔を代々保護し、アラゴルンもここで育ちます。

長い歴史の中での、北方の重要な拠点です。
軍事的だけでなく、精神的な拠りどころでもあり、知恵と学びの館でもあります。
ここではいつも音楽が流れ、歌が歌われ、詩が詠まれ、叡智が高められているのです。

遥かな歴史を想いやると、エルフや人間たちがどれほどこの場所を愛し、外の暗黒の影から逃れて安心して憩うことが出来たか、感じられることでしょう。


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