北米ぞっこん支局長による、映画で使われた衣裳展の突撃レポートです。(^^)
下の方にはパンフの、というか展示物の説明書きの資料から指輪関係の部分を載せておきましたので、ぞっこんさんのレポートと合わせて、また衣裳展のサイトの写真と合わせてお楽しみください。

皆様、今日は。グワイヒアさんちの北米支局長、Aragornにぞっこんです。
先日も朝早くから森の中をウロウロとしていると、宴会に出くわしました。何やら楽しそう、とひょこっと覗いてみると、森の囁きが…。
と、言う訳で、今回は"The 12th Annual Art of Motion Picture Costume Design Exhibition"という衣裳の展示会へ出かけて来ました。

タイトル通り、The 2003 Academy Awardsで"Best Costume Design"にノミネートされた作品の物を中心に24の映画で使用された衣裳の展示会です。お約束の如く、場内写真禁止だったので、詳しくはこちらのサイトへどうぞ→こちら 指輪のページはこちら

まずはGaladrielが西に行く船に乗る時に着ていた白いローブ。刺繍とビーズがちりばめられている衣裳も一緒に。
シルバーのエルフの葉っぱのブローチと、多分貝殻か何かを使ってあるシルヴァ−(?)との組み合わせのブローチにため息。
衣裳の白とシルヴァーグレイの色使いと言い、ああ、奥方様の美しさと気高さがこれで倍増、のアクセサリーです。

さてお次はGondorのガード。
でもこれがちょっと奥にあって細かい所が見えない〜! まあ、映画で観るのとそんなに変わらないかな…(←いい加減)。

何故かある(いる)、MordorのOrc(ちゃんと"Mordor"って指定してあるんです。笑)。
良く見るとチェーンメイルの輪と同じピアスをしているんです。結構オシャレなのかもしれません。基本的にレザーとちょこっと毛皮の衣裳です。

その隣にいるのがKing of the Dead。
やっぱり長生き(?)しているだけあって、何もかも古ぼけて見えるようにちゃんと細工が施されてあります。剣もボロボロで、刃が欠けていたりね。でもさすがは王。篭手や冠の模様は微かながらに残っており、冠の蛇の飾りなんぞはかなり凝った作りです。

Merry & PippinのRohan & Gondorの衣裳(Shireに戻って来た時に着ていた物です)は、ちゃんとhobbitsサイズだったので、あれはボディーダブルの人が着た物かな。映画では見ているようで見ていない、というのを実感しました。革製の手袋の袖口にはちゃんと刺繍が施されているし、ベルトにも各々馬と白い木の模様がちゃんと入っているんです。
細部と言えばPippinの衣裳の袖ってパッチワークで出来ているとはついぞ知りませんでした。Merryの衣裳の袖はキルティングされているし。
基本的にRohanの方が実用的、Gondorの方が多少装飾的でしょうか。
例えばマントですが、前者がグリーンの薄手のウールっぽい素材なのに対して、後者は黒いビロードの表地にダークレッドのサテンの裏地がついています。それにMerryの衣裳には斜め十字に肩から腰にかけてのベルトがかかっていて、右側に革の長方形の入れ物が付いているんです。あれは何を入れるのかなあ?

さて、クイズです。MerryとPippinのマントはどちらが長いでしょうか? (すみません、正解しても賞品はありません。でも答えは最後に書いておきますね)

戴冠式時のカップル2組の衣裳も豪華です。
まずはFaramir & Eowynが並んでいたシーンで着ていた衣裳。Faramirの衣裳って紺のキルティングのジャケットだったっけ? 冠も被っていたっけ? と既に10回も観ているにもかかわらず、考え込んでしまった私(汗)。いかに全部を見ていない事か…。肩当てはあるものの、基本はGondorのガードと一緒の鎧を着ております。
Eowynのクリーム色、というかゴールドのドレスはペンダントとサークレットにラピス・ラズリかなにかの濃い青い石がセンターで、周りをゴールドの5弁の花びらが囲んでいる花の飾りがついていたのには気がついていましたが、お揃いの花の飾りがベルトにもありました。ビーズが一杯で、色といい非常にフェミニン。

そして王様とArwen。Arwenのビーズの頭飾り。
繊細でビーズきらきらで、映画で観るよりずっと綺麗! ドレスはジョーゼットみたいなもっと薄く透ける素材(一番上のドレス)かな、と思っていたら、もう少し厚手でそんなに透明感のある、っていう雰囲気でもなかったのがちょっと意外でした。女性陣のドレスは全て裾を長く引くタイプでしたね。優美。
で、王様。第一印象は「重そう…」。鎧に肩当て、腕当て(とでも言うのでしょうか、上腕部をカヴァーしているやつ)、脛当てにブーツにもガード付き。しかも上下に分かれたチェーンメイル! チェーンメイルはプラスチックの輪を繋ぎ合わせて作られた物のはずなので、実際はそんなに重くはないと思うのですが…、見た目が非常に重そうで、今度映画を観たら、うっかり画面に向かって「王様〜、肩凝りしません? マッサージしましょうか?」などと尋ねてしまいそうです(苦笑)。
バーガンディーのチュニックの袖に同色で刺繍が施されていたのには全く気がつかず、Dunharrowでも同じようなのを着ていたけれど、もしかしてあれにも刺繍があるのかな、と想像してみたり(戴冠式は特別だから、普段着用のにはなさそうな気もするけれど)。
冠よりもAndurilを見て「あ〜っ、ちゃんと刻印されているぅ〜♪」(ちょっとだけ鞘から引き出した形で展示されていたのです)と、一瞬、周りから見るとアヤシイ人と化していました、私は(苦笑)。俗に言う"The Hero Sword"じゃなかったけれど…ね。い〜の。

私の好きな剣に関しては衣裳の付録みたいな扱いで、まあ、しょうがないな、と思ったのですが、盾に関して今まで気付かなかった事を発見。当然後ろの中心部に持って構えられるように握りが付いているのですが、長めのベルトも付いていて移動の時なんぞには肩から下げられるようになっているんですよね。当たり前の事なのに今まで観察していなかった自分の不勉強さを反省しました。個人的にはBarahir & Nenyaの指輪もあったらもっと完璧で良かったなあ、と思いました。

こんな素晴らしい展示会がタダ(駐車場代は要りましたが)だなんて、ラッキーです〜。教えて下さったヨーレスの従妹様、本当にありがとうございました♪ 眼の保養になりました m( _ )m。




 (クイズの答え:Merryのマントの方が長かった!)


<2回目観賞後の追記>

ガラ様のドレスの方の刺繍糸はかすか〜にグリーンが入っていたし、Merry & Pippinのマントも前回は長さだけしか気にかけていなかったけれど、横から見るとMerryのRohanマントは単に長方形に近くて裾がすとんと真っ直ぐだったのに、PippinのGondorマントは半円みたいな感じだから優雅に襞がついた風になっているんですよね〜。
やっぱり映画にしても一度だけでは見逃している事が多いなあ、と思いました。


 グワより。
 下の展示物の内容の説明書きは、間違いもあるそうで・・・ 
 デネソールの衣装はなかったそうです。
 あと、他にも間違いがあります。 何でしょう? わかっても賞品はありません。(^^) 




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