トールキンの「ホビットの冒険」がSFになりました! 

話の運びはホビットそのままです。可笑しいです。
これだけ読んでも面白いけど、両方読むともっと面白い。



ノービットの冒険―ゆきて帰りし物語

ハヤカワ文庫SF
パット・マーフィー 著
浅倉久志 訳
小惑星をくり抜いた家でのんびり暮らしているベイリー・ベルドンは、ひょんなことからファール一族の冒険に引きずり込まれます。
こんなの連れてって役に立つのか?と懐疑的だったメンバーを行く先々で窮地から救うのは、ホビットのビルボと同じ。
ちゃんとガンダルフも出てくるよ。ガンダルフじゃないけど。

トールキンのホビットを知ってる人には次がどうなるのか、ハラハラドキドキ・・・
筋が同じだから、次がどうなるかわかるでしょ。だから、次はどうなるんだろうっ??って思うのさ。(←意味不明)

だからその、スペース・オペラにしてあるから、馬に乗ってくわけでもないし、樽に入るわけでもないし。 でもそういうシーンがちゃんと出てくる。
筋を知らない人より先がどうなるか楽しみでハラハラするよ。

そろそろ捕まるな・・・おぉ、きたきた。
指輪はどうなる・・・・・ほほう。
ゴラムは出てくるのな・・・うはははは!!
クモはどうするんだろ・・・出たぁ!
龍は・・・

っていう調子で、なかなか楽しい本です。

原題は、There and Back Again
トールキンのホビットの副題そのまんま。ゆきて帰りし物語。

あんまりネタバレしませんが、時間を速くしたり遅くしたりっていうのは、キャプテン・フューチャーのシリーズで同じようなのがあったよ。
好きだったんだよねー、キャプテン・フューチャー。
謎の宇宙船強奪団、ってのがあってね、時間変速を使った事件が起きるのさ。
あれもハヤカワから訳本が出てて、子供の頃夢中だった。
NHKでアニメになる前にハマってたから、あのアニメはちょっと気に入らなかった。こんなの、オットーじゃない! グラッグじゃない! なんだこのサイモンは〜! と怒りだった。アニメの、好きだった人もいるかな。原作もいいよ。

キャプテン・フューチャーシリーズは絶版のようです。面白いのに。
古本屋か図書館ででも見つけたら読んでみてね。謎の宇宙船強奪団。他にもいろいろございます。

このノービットは、あれの影響あるかも、と思った。時間変速、そっくりだから。

ホビットを未読の人は、
「ホビット」→「ノービット」
「ノービット」→「ホビット」
どっちでも楽しいと思うよ。初読でこの両方を経験するのは不可能なんだよね。
さぁ、どっちからにします?


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