日本の指輪業界で時々見かける名前、「木のひげ」さん。パン屋さん。木のひげさんのサイトは上のマークをクリック! 通販もしてます。ぜひどうぞ☆
上のは前の住所の時のラベルで、現在は多摩にお店があります。場所はHPに行って見てね。

で、とーぜん、この店名はトールキンのファンゴルンのことで、じゃあ店の人たちにはエント女とかせっかちとかフオルンとかいろいろいらっしゃるのかもしれない。

木のひげさんのパンは首都圏ではあちこちで売ってるらしい。ずっと気になってバサバサしてて、しかし霧ふり山脈は田舎で売ってる店がない。でも食べてみたくて、取り寄せてみた。
噂の「エルフの焼き菓子」ゲットだ!おー!レンバス!!とサイトに注文に行ったら、他にもいろいろたくさんある。きゃ〜〜♪  

届いた届いた♪

奥のがカンパーニュ、ティーブレッド。おいしい。味わい深い。ティーブレッドおすすめ♪
手前のがクッキー。ツーロングは蜂蜜入りのと、なしのと2種類ある。蜜入りのもほとんど甘くはないです。


一番きゃ〜〜♪となったのは、ツーロング。へー、ツーロングじゃん。形もツーロングっぽいじゃん。これでしなしなと動いて飛び回ればツーロング。しかしツーロングを食べてしまっていいのだろうか。
ツーロングを知らない人は ナルガン を読もう。おすすめだよ。流行りの上っ面のファンタジー本なんて足下にも及ばない、ふかーい世界があります。独特の色合いのある世界だから好みがあるかもしれないけど、グワは好き。読み出したら止まらない。とことん読んで味わえます。

パトリシア・ライトソンの本は、国内では大体が絶版ですが、このナルガンはまだあるみたい。図書館にもあるかな。読んでみてね。原書はあちこちから出てたらしいんだけど、今は絶版が多い。原書がいいという人は古本サイトに行って探せばあるよ。
そんなら読んでみようという人は、下に少しいろいろ書いたから(話の筋は書いてないけど)、本読む前に見たくなかったら下のエルフの焼き菓子まで飛んでください。










さてさて、ツーロング。食べちゃったら仲間が夜中にわらわらと寄ってきて運ばれてえらいことになるかもしれません。大変だ。
木の精なら親戚じゃのぉ。

ポトクーロックってお菓子があったら・・・うーん、イメージ的に微妙かなぁ。(^^;;) ゼリーにするといいかな。ポトクーロックは緑色のゼリーにして、ツーロングは細長いクッキー、それから大きなごつごつした黒っぽいパンか何かを焼いてナルガンにして、ナイオルは、すりごまを混ぜて灰色の小さなクッキーをたくさん。ウォンガディラごっこが出来る!黄色のブルドーザーとトラクターのミニカーも用意してウォンガディラパーティ!

ポトクーロックやツーロングは君の周りにもいるのかもしれない。きっといるんだろう。近代西洋文明の色に染まった目には世界は浅くしか映らなくて、何かがそばにいても気がつかないだけなのかもしれない。まぁその近代西洋文明ってやつに浸っているのが一番気楽で軽くてそれはそれでグワは好きなんだけど。 世界を席巻しているアメリカの文化は軽くていいからねぇ。

石も風も木も水も、たくさんの記憶と力と命を持っている、あらゆるところに神がいる、そんな日本古来の思想にも通じる世界がしっくりと心に馴染みます。オーストラリアの先住民、アボリジニの伝承を元にしたお話です。でも下で紹介するサーガと違って、このナルガンの方はそんなに伝承色が強くない。普通の世界の普通の子、サイモンから見た世界だから。西洋文明に浸ったままの頭で楽しめる児童文学です。

映画化は絶対にして欲しくない作品。CGのナルガンやポトクーロックなんか見たくない。読む人それぞれの心にそれぞれのナルガンやポトクーロックやツーロングがいるのが一番いいな。
出てくる人間がまたいいんだよ。イディ、大好きさ。初めて読んだ時、終わりの方のチャーリーのセリフで、ほんとに連れてきちゃったらどうしようかとハラハラしました。えー、そういう展開になるのか?って。 ほんと、やりかねないなぁ。でも連れてきちゃってもよかったかもしれないけど。

邦訳タイトルは、「星に叫ぶ岩ナルガン」。 しかし、これはあんまりよくない。
原題は、The Nargun and the Stars。

星に叫ぶ岩ってしちゃうと、starsはナルガンが叫ぶ対象にしかならない。星を見ていたくて、星と同じ存在で、遥か彼方の宇宙に散らばる星々にも我々とは違う時間軸を持ち我々とは違う種類の意識を持った何かがいるのかもしれず、その物たちか者たちは何百億年もナルガンのように何かを感じて存在しているのかもしれず、そしてこのタイトルのstarsには遠くの恒星だけじゃなくて近くの恒星である太陽も含まれているのかもしれず、その太陽はナルガンの成り立ちと同じ火であって、そして地球はstarじゃなくてplanetではあるけれど、詩語としてはstarとも言うし、ナルガンは地球の一部であって、そしてナイオルたちの目が星で・・・ だからこのThe Nargun and the Starsという題はとても深いいろんな意味が感じられる。訳すなら、そのまんま、「ナルガンと星々」で充分。その方が売れると思うな。
大体さ、あれじゃタイトル見ただけで岩だってバレちゃうじゃん。台無しだなぁ。途中でだんだんわかってくるのがいいのになぁ。原作者だって、そのつもりで書いてるんだろうに。もったいない。

ライトソンの他の作品、「ウィラン・サーガ」にもナルガンは出てくる。三部作。でもオーストラリア系のって、日本や欧米では馴染みがなくて、いまいちヒットはしていない。日本じゃ絶版になってるし。興味のある人はこっちも探して読んでみよう。
ハヤカワ文庫、邦訳タイトルは、1が「氷の覇者」、2が「水の誘い」、3が「風の勇士」。
しかし文庫のカバーの絵は見ない方がいい。あれはちょっとパス。ちょっとじゃなくてだいぶパス。あのカバーのおかげで、こういうのが好きな人が買わなかったかもしれないし、逆にカバーにつられて買った人は読んでも途中で投げ出したかもしれない。外と中身と全然違うんだもん。絶版になったのはカバーの責任もだいぶあると思う。
ライトソンの本は他にもいろいろあるけど、グワはナルガンとサーガしか知らない。個人的には(個鷲的には)、このサーガはちょっと苦手。思いっきり精霊の世界すぎてね。The Nargun and the Starsは好きなんだけど。ちなみにナルガンの邦訳のカバーは抽象的な絵で、読むのに邪魔にならなくてGoodです。


ライトソンの世界の魅力は、その地に足のついた強い太い深い命に満ちた世界であることと同時に、実際にそこへ行ける、ということだと思う。
21世紀からミドルアースの第三紀には飛行機に乗っても行けない。キアダンでもないのに白鳥の船なんぞを造って海に乗り出しても台風に巻き込まれて遭難するのが関の山だからやめておこう。
それから、洋服ダンスにもぐり込んだところで、余程運がない限りナルニアには行けない。行って帰ってこれなかった人だっているかもしれない。ルイスはナルニアの長〜い歴史のほんのちょびっと、ほんの一部しか書いてないんだから、その他の時代、他の地域では何があったかなんてわかったものじゃない。タンスにもぐり込むときには充分注意が必要だ。
しかし、ライトソンの世界は21世紀にも実在し、お金を貯めて飛行機や船に乗れば普通に行くことが出来、ナルガンに踏んづけられてぺったんこにならない限りは普通は無事に帰ってこられる。運がよければツーロングやニンヤに会えるかもしれない。

ナルガン。鳴岩。 うーん、漢字にしてもなかなかいいな。

昔ね、河原に散歩に行ったら、何かすごく大きなごろんとした固まりが向こうの方にあってね。いつもはそんなとこにそんなものないのに。周りは見渡す限り誰もいなくて、夕方でちょっと暗くなってきてて、おまけにグワは近眼で(鷲なのに)、何なのかよくわからなくて、妙な雰囲気がしてて怖かったんだけど近くまで行ってみようかと思ったら、一緒にいたわんこがそれ見て震えだして、うー、とか唸って、しっぽが下がって、絶対そっちには行かないって言い張って、えらい勢いでヒモ引っぱられて、グワは引きずられるようにして走って(鷲なのに)、ぜぇぜぇしながら帰ってきたことがある。
ほんとにあれ、何だったんだろう・・・時々思い出すんだよね。次の朝、見に行ったらなかったの。車は入れないところだったし、あんな大きなのどうなったんだろ。ナルガン読んだのはもっと後で、読み終わってからしばらくして、あれぇ、って思って。ナルガンだったのかもしれない。ほらぁ、やっぱりいるんだよぉ。オーストラリアまで行かなくても。どーしよ。

あ、それで、とにかくその、ナルガンの本も、木のひげさんのツーロングのクッキーもオススメです。(^^)




   
さて、エルフの焼き菓子は、注文の際、写真を見たら、どう見てもレンバスには見えなかった。映画のレンバスもレンバスに見えなかったけどさ。映画のはどうしてああなっちゃったのかな。
一方、この木のひげさんのエルフの焼き菓子は、映画のほど巨大ではないが、ごろんとしている。こいつはもしかしてナルガンのかけらかもしれない・・・・とか思ったり。いや、ナルガンの話から離れよう。(^^;)

えーと、エルフというのはトールキンの世界じゃなくてもいくらでも存在するし、これはレンバスじゃないんじゃなかろうか。そうかもしれない。トールキンのファンならこれがレンバスっぽくないのはわかるんだし、いちいち言わなくても別のものだってわかるでしょ、ってことかもしれない。ネーミングだって、ツーロングはそのままツーロングなんだから、レンバスならそのままレンバスなはずだ。
ナルガンみたいな割とマイナーな本からツーロングを連れてきて10本セットにしてしまうパン屋さんなのだ。何か思いもかけない隠し球があるのかもしれない。うむ。 しかし、焼き菓子っていうのが出てくる話、あったかなぁ。わからん。
と思って訊いてみた。他のお話からなのでしょうか、って。
そしたらお返事いただきました。
「エルフの焼き菓子のネーミングは、指輪物語からではなく、別のファンタジーに出ていたと記憶しています。タイトルも忘れてしまったので、それほど印象的な話ではなかったと思います。エルフの存在は指輪物語と同じような感じで、エルフの焼き菓子という表現を読んだときに、こちらの方がレンバスよりも自由に解釈できると考えました。エネルギーの源となる食べ物、という意味が強いですね。」
とのことです。
うーん、そうか。 エルフの焼き菓子っていうのが出てくる話、誰か知らない?
まぁ、わらわの森のレンバスではなかったのですね。


これもね、おいしいよ。噛めば噛むほど味が出る、ってタイプのクッキー。お味は、グワはツーロングよりこっちの方が好き。




とった! 俺のだ! いいえ私のよ! 年の順じゃぞ! やった、若い順! 何を言うかバカもん!

長いのがツーロング。 メリーの乗ってる丸いのがエルフの焼き菓子。


プレゼントクイズでも使わせていただきました。どうもありがとうございました。(^^)




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