かおるさん (ヨーレスのオババさま) からバトンが回ってきました。

は?? バトン??? グワねぇ、かけっこ苦手なの。ほら、鳥だし。
え、かけっこじゃない?

何せブログというのがよくわかってない。トラックバックもわかんない。大型車がバックするときには気をつけねばならない。(←ちがう)
ブログが流行りだしたとき、やってみようかと思ったんだけど(大型車の運転じゃなくてブログを)、そっちまで手が(羽が)回らなくて結局始めなかった。

それでまた、かおるさんはランサムについて書いてて(バトンの元はこちら)、グワの本棚にはランサムは数冊しかなく、要するによくわかってなく、そんなん書けないよ〜 え〜ん

グワイヒアさんはミドルアースで書けと書いてある。 は????? どうすりゃいいんだ???

で、検索してみてようやく納得。お題バトンとは、『 』の中を変えるんですな。『 』の中をミドルアースにして書けばいいんですな。ほいほい、了解しました。


Q:PCもしくは本棚にはいってる『ミドルアース』
A:
えー、全部書き出せというのは酷というもので・・・・(^^;;) 
本棚のどこからどこまでがミドルアース関連かわかんないような状態になってます。
ざざっと数えてみたら(初めて数えた)、原作関係で150くらいかな。 数えてるうちにわかんなくなるけど。(←結構てきとー) でもこんなもんか、って感じ。もっとあるかと思ったけどね。まだまだですな。トールキンの著作、関連書、解説書、古語関係の本、それから和訳はトールキンのものは大体あるはず、和書の関連書いろいろ。って感じ。
それに映画関係の本、製作のガイドブックとかパンフとか、映画関連雑誌とかも入れると、さぁ・・・何冊になるでしょうねぇ。
みんなからいただいたものもずいぶんあります。どうもありがとう。(^^)
映画関連の本は、高いのが多くて、最近はあんまり買ってない。でも買っとかないと絶版になるかなぁ。

PCの中は・・・ このサイトのフォルダかな。



Q:今妄想してる『ミドルアース』
A:
妄想している・・・? 
ヴィゴを原作のアラゴルンらしく調教する。とか。(爆)
イライジャを原作のフロドらしく少々お腹が出るまで太らせる、とか。うわ゛〜
そしてカッコいいグロールフィンデルを探して来て、まずは一作目の撮り直しをする。わ〜い♪

えーと、マジメに考えると・・・
本出すことかな。ちまちま書いてるけど進まない。なんで進まないのかと言うと、アホな話を交えずに書くのは難しいのだ。(爆) 
さぁ、引き受けてくれる会社があるか??  いやその前に、さっさと書けよ!と自分で思うのですが。


最大の妄想は、指輪の全訳。 著作権が切れる頃までに何とかしておきたい。



Q:最初に出会った『ミドルアース』
A:
自転車に乗って(鷲なのに)、キャプテン・フューチャーシリーズの新刊が出てないかと寄ってみた本屋の文庫の棚で、ふと見つけた「指輪物語」の文字。 なんとなく、初めの二冊を買って帰って読み始めたら、もう、いけません、大変です。(爆)
すぐまた残りを買いに行って、以後すっかりどっぷりミドルアースです。中学生のときだった。衝撃的にハマりました。太陽系を守るキャプテン・フューチャーが吹っ飛びましたからねぇ。旅の仲間はフューチャーメンより強いんですよ。大したもんです。
他のファンタジーはここまで好きじゃない。ミドルアースは心の底から気持ちいい。うちに帰ってきたぁ♪って気持ちになる。そりゃそうだ。グワイヒアだから。

その本屋さんは、ちっちゃーいお店でね。狭かったな。10畳くらいあったかな。そこで文房具なんかも売ってて、ばぁちゃんが店番してる昔ながらの本屋さんだった。今考えると、よく指輪があったなぁと思います。文庫の棚は店の奥の方で、棚の向きも、指輪があった場所も覚えてる。手を伸ばしたときの気持ちも覚えてるな。他の本はそんなこと滅多にないのに。大抵、どこで買ったかも忘れちゃってたりするしね。
店はその後息子の代になって躍進して、そのちっちゃいとこはなくなって、今ではすっかり大手になって、大きな支店をあちこち出して、今風の店になって、あのばぁちゃんは今でもお元気で悠々自適らしいです。でもよく考えると、あの頃はまだばぁちゃんって年じゃなかったのかも・・・ 子どもの目にはばぁちゃんに見えた。あ、怒られちゃう。

あれが「指輪の王」ってタイトルだったら、買わなかったかもしれない。どうだったかな。わかんないな。買ったにしても、もっと後になってからだったかも。
訳題を指輪物語とした瀬田さんに感謝。



Q:特別な思い入れのある『ミドルアース』
A:
うーん、思い入れですか。 ・・・・・全部。
指輪もホビットもシルマリルもその他草稿もトールキンの絵も。
いろいろみんなからいただいたプレゼントも。
うちのサイトも。

それじゃ答えになってないかもしれないから、じゃあ、一番印象的なシーンを。
それはエスガロス上空のスマウグのところ。あんなに凄い場面が他にあるだろうか・・・!!ペレンノールの大合戦とはまた凄さの意味合いが違うけど、グワはこっちの方が凄いと思うのだ。
相手は竜だ。ナズグルの親分なぞよりずっと大きい。ナズグルなんて、真っ黒で、マント取ったら中身もなくて、だからどーした、って感じで、乗ってるのも翼のある獣だか何だか知らないけど、竜と比べればチャチいことこの上ない。竜の方がずっとずっと立派で素晴らしい。トールキンは竜が大好きだった。そうだ、竜ってすごいのだ。気が合うねぇ、トールキン先生!
そして湖の上の街というのがまた映像的に素晴らしい。

轟々と風が吹き、町は燃え上がり火の粉が風に舞う。風の音、人々の叫び、波の音、建物の崩れる音、読んでるととにかく音が聞こえ、体に当たる風の勢いを感じ、水に映る火が見え、まるでその場にいるかのように思えるあのシーン、そして空には炎を吹き旋回する竜がいる。

山からエスガロスまでかなりの距離がある。ツグミはどんなに懸命に飛んできたのだろう。スマウグはビューンと飛んで行ってしまい、自分の方が先に出たのに抜かされてしまった。ただでさえ小さな鳥が竜の速さに敵うわけもないのに加えて、このツグミはお年寄りで、そうそうスピードが出るわけでもなかったろう。ツグミは急ぎつつも心の中では泣きそうだったのかもしれない。これ以上自分が遅れたら世の中はメチャメチャになってしまう。
あそこで知らせに行くのは鷲ではない。トールキンの世界では、本当に重要な役割は小さい者が果たす。

やっと着いてみたら町は炎上している。周りには舟がたくさん。火の粉の降る中、ツグミは誰に言えばいいのかすぐにはわからず、小さな翼で必死で飛び回ったりのに違いない。
あ、あそこ! あの人、弓を持っている・・・! もしかしたらバルドの顔を知っていたのかもしれない。この鳥はいろんなことを知っている。小さな目で見つけたバルドの元へ力を振り絞って飛んで行き、最重要軍事機密を知らせたツグミと、その言葉を聞き、最後の一矢を手に空を見上げたバルド。この両者の胸の内を思うと泣けてしまう。
バルドはどれほど緊張したことだろう。矢は一本しかない。こんなに多数の命のかかった一発勝負があるだろうか。構えた弓の向こうには長い長い年月を生きてきた竜の目、この時のために生まれてきたのであろう黒い矢の最後の仕事、世界を揺るがすスマウグの叫び声、轟音と揺れる大地、長い人々の暮らしの歴史と共に崩れ落ちる街、濛々と上がる蒸気、その蒸気の向こうに煙る月。

トールキンはこの場面、そんなに詳しく書いていない。いろいろ書くと長くなる。ああいう場面は必要最小限のことだけでいいのだ。そうすればテンポよく進み、心の中の光景は書かれていないこともどんどんエスカレートして展開する。
グワはここを読む度に、読まなくても思い出す度に、涙が出てたまらない。湖の町エスガロスには、ミナス・ティリスに負けない素晴らしさがある。
そして、善の側だけじゃなく、さんざん悪いことをしてきたスマウグだって、もっと生きていたかったにちがいない。遠い遠い昔から生きてきた竜の目に、最後の月はどう見えたのだろう。スマウグは死んだ後、どこへ行ったのだろう。

ホビット映画化の話がちらちらとあるけれど、このシーンをスクリーンで見てみたいけれど、でももし映画化になったら、ここはきっと自分の頭の中の方が凄まじくて、またぶうぶう文句を言うことになるんだろうなぁ・・・・と思う。

トールキンのいた星に生まれて本当によかった、とつくづく思う。トールキンは今頃どこにいるのだろうな、とも思う。
ミドルアースは地球で、地球はミドルアースだ。
だから、「特別に思い入れのある」のはこの星そのものかなとも思う。



ってことでですね、バトンは5人に回すんだそうです。
しかし誰がブログをやってるのかよくわからない・・・ ときどき覗きにいくオババさまとしちゅうさまはこのお題バトンは済んでるし。
そういうときには、持ってってください、って言うんだそうで。オババさまが教えてくれました。 勉強になりますねぇ。(^^)
誰か、書きたい人、持ってってください。お題はお好きなようにどうぞ。(^^)
持ってったら掲示板ででも教えてね。




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