ロック系です。まだひとつです。ギンギラです♪ なぁ〜あ〜ぁぃふぉ〜お〜ぉぉ、です。



ナイトフォール・イン・ミドル・アース
ブラインド・ガーディアン
Blind Guardianのシルマリルの物語。
シルマリルは指輪物語のずっと前の時代を描いたトールキンの神話。
それをジャーマンメタルバンドがアルバムに!

日本盤は、対訳が変です。「俺」はないよ〜、全部「俺」なんだもん、シルマリルリオンなのに〜
でも日本盤ボーナストラックっていうのがついてます。それも2曲!

暗黒なる敵メルコールは、アルダを照らしていた灯火を倒し、世は闇となります。その後、2本の魔法の木が輝くようになります。そしてシルマリルという宝石の中にその光は取り入れられました。そのうちメルコールは2本の木も滅ぼしてしまいます。シルマリルも奪います。そしてまた世は闇に。
ナイトフォールとは、メルコールのためにアルダが闇となってしまったことを示しているのです。メルコールはモルゴス、すなわち暗黒ですから、Nightはメルコールのことをも指しているのでしょう。モルゴスのために闇の側面が生まれてしまい、それに振り回された上古の出来事、さまざまな者たちの語り尽くせぬ想いは、全てこのNightfallの一言で言い表せます。
Nightfall。
さまざまな出来事を振り返ると、このNightfallという言葉の深さと重大さに打たれます。
闇と戦うヴァルダやエルフたち、光の側は、闇に対して一層輝きを増し、大きな犠牲を払いつつもメルコールを倒します。

・・・ということで、歌詞は、シルマリルを読んでないと何のことやらわからない内容ですから、メタル好きな人は本とこのCDと両方買いましょう。(メタルが苦手な人は本だけ買いましょう)
で、よくよく読み込んでから、うんうん、これはあのシーンだな、と頷きながら聴きましょう。よくよく読み込んでも、解釈が分かれる曲もあると思いますが、そこはいろいろ想像して楽しんでね。

こまかいシーンがね、ちゃんと描かれてるんだよ。ちょっとしたところなんだけど、大事なとこはしっかり押さえられています。

ブラインド・ガーディアンはドイツ出身のへヴィメタバンドで、ファンタジーをテーマとした曲作りをしています。このナイトフォールはアルバム全曲シルマリル! これはねー、すごいことですよ。あのシルマリルリオンをここまで理解しつつ音にするというのは・・・ それでアルバム1つ作っちゃうんだから、ハンパじゃありません。

このジャンルでの指輪関係では文句なしのトップでしょう。ロック好きの指輪好きにはたまらないよ〜
トールキンに献呈となっています。

ライナージャケットの絵はアンドレアス・マーシャルによるもの。要塞アングバンドで、暗黒なる敵モルゴスの前で踊るエルフの王女ルシアン。アングバンドこわい〜! でも立派だなぁ。

7th Album: NIGHTFALL IN MIDDLE-EARTH   Blind Guardian

1. War of Wrath
2. Into The Storm
3. Lammoth
4. Nightfall
5. The Minstrel
6. The Curse of Feanor
7. Captured
8. Blood Tears
9. Mirror, Mirror
10. Face The Truth
11. Noldor (Dead Winter Reigns)
12. Battle of Sudden Flame
13. Time Stands Still (at The Iron Hill)
14. The Dark Elf
15. Thorn
16. The Eldar
17. Nom The Wise
18. When Sorrow Sang
19. Out On The Water
20. The Steadfast
21. A Dark Passage
22. Final Chapter (Thus Ends...)
23. Nightfall (orchestral ver.)
24. A Dark Passage (instrumental ver.)

↑紫の字のところは、歌でなくてセリフのクラックです。



バタリアンズ・オブ・フィア

ブラインド・ガーディアンの1stアルバム、
「Battalions of Fear」には、
By the Gates of Moria
Gandalf's Rebirth
・・・という曲が入ってます。
これはグワイヒアは持ってません。それも聴きたい!という人はチェックしてみて下さい。

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